22卒 本選考ES
研究開発職
22卒 | 熊本大学大学院 | 男性
-
Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容 (250字)
-
A.
私は大学の研究室で微生物の共培養研究を行っており、新規化合物や生物活性物質の単離を目的としています。共培養は複数の微生物を混合して培養する方法で、通常の培養方法では得られないような新しい化合物の産生が期待できます。本研究では、この微生物の共培養を利用し、新規化合物と複数の生物活性物質を得ました。今後は共培養のメカニズムの解明や、新規生物活性物質を得るためのスクリーニング系の構築を目指して実験を引き続き行う予定です。 続きを読む
-
Q.
自己PR (400字)
-
A.
私の強みは、失敗をバネに努力する力です。学部3年次に初めて学会で口頭発表を行いましたが、緊張から発表も質疑応答も上手くできませんでした。自分の研究成果が上手く伝えられず、悔しい思いをしました。そこで翌年の学会に向けて、1)原稿をただ覚えるだけでなく、分かりやすく伝える、 2)研究分野に関して十分な知見を深め、質疑に対して適切な受け答えをするという2つの目標を掲げました。 分かりやすく伝えるために、先生から助言いただいた自分の発表を録音し繰り返し聞くことと、本番を想定しホールや会議室などで友人を前にして発表練習を行い、分かりにくい点を修正しました。また質疑応答に関しては、関連論文を読み込み、研究知識を増やすことを徹底しました。結果、翌年の学会発表では聴衆の反応も良く、質疑にも満足のいく受け答えができました。この経験から反省点を明確にし、克服するための努力の大切さを学びました。 続きを読む
-
Q.
学生時代に最も打ち込んだこと (400 字)
-
A.
研究活動です。私の研究テーマである「微生物の共培養」は報告例が少なく、手探りの状態で行っていたため、実験につまづくこともありました。具体的には適切な培養条件を見出せず、目的物質を十分な量得られませんでした。私はこれに対して2つの取り組みを行いました。1つ目は目的物質の生産量が少ない原因を特定しました。これにより条件検討を闇雲に繰り返すことなく、取り組むべき検討課題が明確になりました。2つ目は指導教官や異分野の研究者の方々と議論を重ねました。そこで得られた知識や意見を基に、検討課題に1つずつ取り組みました。その結果、目的物質の生産量を上昇させる培養条件を見出し、新規性のあるデータを得られました。この経験から、やるべき事を明確にして他者との議論を行うことで、未知のことに対しても乗り越えていけるという自信に繋がりました。 続きを読む