
23卒 本選考ES
研究職
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Q.
趣味・特技を教えてください
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A.
スキューバダイビング、サッカー 続きを読む
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Q.
現在取り組んでいる研究内容について教えてください。(600字)
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A.
私の研究は、重要作物の細菌病に対する環境に配慮した新規防除剤の開発です。植物細菌病は、難防除病害が多く現場ではその対策に苦慮しています。その一因として、細菌病害に対する化学農薬の登録の少なさ、薬剤耐性菌の発生などが挙げられます。また、持続可能な農業の構築に向けて、より環境に配慮した防除剤の開発が求められています。しかし、薬剤の開発には多くの時間と資金が必要です。そこで、安全性や動態が確認されている既知物質から新たな薬効を見出そうと考え、食体験を有する身近な物質を供して、既存農薬に劣らない新規防除剤の開発を目的に研究に取り組んでいます。具体的には、食体験および抗菌活性を有する既知物質TY2を用いて、ポット試験による防除試験を行うとともに、遺伝子解析手法や電子顕微鏡観察を用いて、病原細菌に対する本剤の影響、作物に及ぼす影響について調べています。既に、キュウリ斑点細菌病ならびにハクサイ軟腐病に対してTY2剤が高い防除効果を示すことを明らかにし、日本植物病理学会にて発表しています。また、現在は最難防除病害であるトマト青枯病の防除にも取り組んでいます。青枯病は、ナス科野菜をはじめ多くの作物に発生する病害ですが、生育期に使用可能な農薬がありません。そこで、本病の生育期防除方法を開発できれば、世界の農業に大きく貢献することができると考え、研究に取り組んでいます。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだことを教えてください。(500字)
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A.
私が学生時代に最も打ち込んだことは、研究です。私は大学2年生の頃から研究室に所属し、研究に力を入れてきました。研究に力を入れた理由は、専攻分野に興味を持ったことと、本気で取り組むことで自分を成長させたいと考えたからです。大学1年の時から積極的に教授に質問に行ったり、自ら時間外に実験したりしていたところ、声をかけて頂き1年早い2年生から研究室に入ることができました。研究をはじめてからは、実験の結果が出る度に、課題や改善点をまとめて教授や先輩に相談を行い、次の実験の目標と計画を決めて取り組んできました。積極的に周囲と議論することで、自らアイデアを生み出し試行錯誤できるようになったとともに、周りの多くの方の協力を得ながら研究を進めることができました。結果として、4年生の卒業論文発表会では最優秀賞を取ることができました。 私はこの経験から、自ら行動しコツコツ努力を重ねた結果、成果を出すことができた時の喜びを学ぶことができました。貴社に入社後も、自分の置かれた環境で自ら行動し、努力を重ねながら粘り強く仕事に取り組み、1つでも多くの新剤開発に貢献したいと考えています。 続きを読む