- Q. 志望動機
- A.
栄研化学株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒栄研化学株式会社のレポート
公開日:2019年6月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 営業職
投稿者
選考フロー
企業研究
【役に立ったこと】
当たり前のことなのかもしれないが、IR資料・中期経営計画の資料は読んでいてよかったと思う。今後の会社の方向性と自分のやりたいことを重ね合わせて志望動機で話した結果、面接官から評価してもらえた。
【やっておけばよかったこと】
他の検査薬メーカーとの比較。面接で「なぜこの会社なのか」を問われた時、私は栄研化学しか見ていなかったのでうまく答えられなかった。検査薬メーカーの情報はインターネットで調べてもなかなか出てこない。いくつかの企業説明会に行って話を聞くことが業界理解を深める1番効率のいい方法だと思う。選考を進むごとに「なぜ栄研なのか」が重視された印象があるので、企業研究を徹底し自分の中で確固たる根拠を持つことが合格の秘訣だと思う。
志望動機
御社で予防医療の普及に携わることで人々の健康に貢献できると考え、志望しました。
この想いを持つきっかけは以前祖母が体調不良で検査を受け、病気を早期発見できたことにあります。
少しでも発見が遅れていたら命を落とす危険性があったことから病気の早期発見の大切さを実感し、予防医療に携われる検査薬メーカーに興味を持ちました。
その中でも御社は予防診断に重きをおいており、国内外でトップシェアの製品を生み出す技術力があります。また今後がんや心血管疾患など死亡原因の上位にあたる疾病にも力を入れていくと伺い、御社のDMRとして検査薬の普及に携わることで、より多くの人々の命を救うことに貢献できると考え御社を志望します。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生3 面接官1
- 面接時間
- 10分
- 面接官の肩書
- 年次がかなり上の人事担当者
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
職種の志望動機を聞かれた時に、初めは会社の志望動機について話してしまい面接官に指摘された。そこで素直に謝り、正しい回答に修正できたのが評価されたポイントだと考えている。
面接の雰囲気
面接はかなり厳しいものだった。雑談などは一切なく、いきなり志望動機から入った。しかし学生が話すと内容を否定したり、話が長いからと途中で切られたりした。
1次面接で聞かれた質問と回答
職種の志望動機を教えてください
私が御社の営業職を志望した理由は、予防医療の普及に向けて最前線で携わることができるからです。御社の研究開発の方々がどれだけ高品質な製品を開発したとしても、営業がそれらの価値を検査室の職員に伝えて病院に導入してもらうことができなければ、検査薬を必要としている患者様のお役には立てません。営業職というのは検査薬の価値を伝える上で重要な存在であると考えており、私はその大きな役割の一端を担いたいと考えています。そして検査薬を普及させる業務を通して予防医療の発展に貢献し、病気の早期発見で救える命を守るということが私の営業職としての大きな目標です。御社でこの目標の達成に向けて精一杯頑張りたいと考えています。
学生時代に力を入れたこと
最も打ち込んだことは研究活動です。
研究室配属直後、私はたった1人で卒業した先輩の研究を引き継ぐことになりました。他の先輩にはテーマ変更を勧められましたが、これまでの成果を無駄にしたくないと考え研究を続けることを決意しました。
まず過去の卒業論文を読み、研究概要を把握してから実験を始めました。しかし何度実験を行っても失敗が続き、その原因もわかりませんでした。私は研究を進めることに限界を感じましたが、【一度やると決めたからには最後までやり通そう】と自身を鼓舞しました。
その後原因究明のために何をすべきか自分なりに考えると、専門知識があり実験経験を積んだ人に意見を求める必要があると感じました。そこで研究室の先輩をはじめ、卒業生、他の研究室の友人等に相談をしました。すると気づかなかった実験方法のミスや改善点を発見できました。様々な意見を参考にして改善を重ねた結果、実験を成功させることができました。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
選考形式
グループワーク
選考の具体的な内容
初めに選考官がグループのメンバーそれぞれにカードを配る。そこにはある建物の構造に関するヒントが書かれている。その情報を口頭で共有し、建物の構造を割り出すゲーム。
情報を正確に伝え、まとめる力が求められる。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 中堅クラスの女性/人事部長/人事担当者(年次高め、1次面接も担当)
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接中はずっと笑顔でいることを心掛けていたが、それが営業に向いていると思われたのかもしれない。またGWの時の自分自身の行動の根拠をきちんと説明できた点が評価を得られたと思う。
面接の雰囲気
一次面接とは真逆で和やかな雰囲気だった。面接官の皆さんが笑顔で話を聞いてくださり、安心して話すことができた。
2次面接で聞かれた質問と回答
あなたの長所をどのように業務に活かせますか
相手の立場で物事を考える力を活かして、患者様側と病院側そして会社側それぞれの側面から全ての人に利益を与えられるような存在になりたいと考えています。私は大学受験予備校のアルバイトでチューターとして生徒指導を行ってきました。生徒の視点から授業内容を考えたり、教える言い回しを考える中で、相手の立場で抱えている課題を解決する力を身に付けることができたと感じています。この能力は貴社の営業職でも活かせると考えています。会社の立場だけを考えて営業をしてしまうと、検査の現場が抱えているお困りごとは解決できません。それらは患者・病院の立場で考えないと解決できないと思うので、その際に相手の立場で物事を考える力を活かしていきたいと考えています。
グループディスカッションでは大人しそうに見えたが、今話していると活発な印象を受ける。そのことについてどう思うか。
今回のグループディスカッションで一緒のグループになった方々は、周りの意見を積極的にまとめて正解へ導いてくれるタイプの人が多いという印象がありました。しかしその人たちに任せてただ判断に従うだけでは、もし考えが間違っていた時にチーム全体が間違った方向に進んでしまうのではないかという懸念がありました。そのため私はチーム全体の意見や話し合いを俯瞰的に見て、疑問点がある時や意見が偏っていると感じた時に発言しようと考えました。ですが全体を俯瞰的に見ようと意識するあまり、積極的に自分の意見を発信することが少なくなってしまったと感じています。 それが今回のグループディスカッションの反省点であると私は考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員3人・人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
厳しい雰囲気でもそれに飲まれることなくハキハキと笑顔で答えられたことが評価されたと感じている。営業職の選考においては元気と明るさが大事だと思います。
面接の雰囲気
雑談で時々和やかな場面もあったものの、最終面接らしい緊張感のある雰囲気だった。人物そのものを見抜こうとしているような感じだった。
最終面接で聞かれた質問と回答
自己PRをお願いします。
私の長所は問題の原因を客観的視点から探り、解決できる点です。
私は予備校のアルバイトで新規生徒の入塾勧誘を行っています。しかし初めの頃は担当生徒の入塾率が40%と低迷していました。その原因を解明するには生徒が考えていることを知る必要があると感じ、顔馴染みの生徒に入塾当時の心情を取材しました。
すると私は予備校の良さを伝えることに必死になり、生徒の「本当に成績が上がるのか」という不安を解消できていないことがわかりました。
そこでまず初めに授業前後に全員と必ず会話することに加え、個別面談の回数を増やすことで現在の学習状況や課題を把握しました。次にその中で得た情報を元に学習プランを作成し、提案をしました。
その結果、翌年は入塾率85%を達成できました。
今まででスポーツの経験はありますか?
中学校1年生から3年生の時までバスケットボールを、高校1年生から3年生の時までダンスをしていました。その中でも印象に残っているのはダンス部の活動です。私は高校で新たなことに挑戦してみたいと考え、ダンス部に入部しました。しかし同級生の入部者はほとんどが経験者で、初めから出遅れてしまい、練習にもついていけず、諦めたくなる時もありました。しかし私は憧れていた先輩のようにステージで踊り、輝きたいという一心で毎日朝から晩まで練習を続けました。またそれに加えて先輩や友人に踊りを見せてアドバイスをもらい、改善を重ねました。その結果、入部当初は無理だと思っていた文化祭のステージに立つことができただけでなく、センターで踊ることができました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いた後、他社の結果待ちがあると伝えると1週間起源をくれた。その時の電話対応も丁寧で好感が持てた。
内定に必要なことは何だと思うか
他の会社も同じかもしれませんが、「自分がなぜ栄研化学に入りたいのか」ということを具体的な根拠を持って説明することが大事です。その根拠を固めるためにはIR資料や中期経営計画資料の読み込み、さらに他企業の研究が必要になります。選考ステップが進むにつれ志望度の重要性が高まる印象を受けたので、志望動機で面接官を納得させられるかどうかが合否のカギを握ると思います。また面接は全体的にテンプレ的な質問が多かったので、きちんと準備すれば大丈夫だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定者の方々は皆さん自分の中に確固たる芯を持っており、堂々とした人が多いという印象があります。また営業職の選考だったからかもしれませんが、最終面接まで残っていて雰囲気が暗いという人は1人もいなかったです。
内定したからこそ分かる選考の注意点
人事以外の先輩社員と接触できる機会は最終面接だけです。早い段階で社員に直接話を聞きたい人はOB訪問をすることをおすすめします。
また最終面接後、結果が来るまでかなり時間がかかる。私は3週間待ってやっと電話がかかってきたので、諦めずに待ちましょう。
内定後、社員や人事からのフォロー
フォローは特になかった。たぶん内定式が近づいてこないと連絡がないと思います。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 成長市場で働きたい
- 給料・待遇
入社を迷った企業
タカノフーズ株式会社
迷った会社と比較して栄研化学株式会社に入社を決めた理由
1つ目の理由は、選考を受ける中で食品業界よりも医薬品業界に魅力を感じるようになったからです。就活を進めるうちに、人々の健康に貢献できる仕事がしたいと強く思うようになりました。その時に改めて考えてみた結果、食品よりも病気を早期発見できる診断薬の方が貢献度が高いのではないかと考えました。2つ目の理由は、タカノフーズのジョブローテーション頻度が高いことに不安を覚えたからです。タカノフーズは総合職採用をしており、営業職でも品質管理にまわることがあります。私は1つの職種のプロになりたいと思ったので、2つで迷った末に栄研化学を選びました。
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栄研化学の 会社情報
会社名 | 栄研化学株式会社 |
---|---|
フリガナ | エイケンカガク |
設立日 | 1939年2月 |
資本金 | 68億9773万円 |
従業員数 | 757人 |
売上高 | 400億5200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 納富継宣 |
本社所在地 | 〒110-0016 東京都台東区台東4丁目19番9号 |
平均年齢 | 42.4歳 |
平均給与 | 771万円 |
電話番号 | 03-5846-3305 |
URL | https://www.eiken.co.jp/ |
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