【第一志望を明確に】【23卒】栄研化学の研究開発職の2次面接詳細 体験記No.39613（非公開/非公開）（2023/1/18公開）

ZOOM入室後、すぐに面接開始

志望順位を聞かれたときに、「第一志望群」という言い方ではなく「第一志望」だとはっきり伝えるべきだったと思った。2次面接の枠がそれほど多くなかったことから、1次面接で結構人数を絞り、2次面接でその中でさらに志望度が高い人を選ぶという感じだったのかもしれない。

1次面接の2人に加え、人事総務部長が新たに加わった形だった。やはりその分、1次面接よりも緊張感があった。

なし

企業HP

うちの志望順位とその理由を教えてください。

実は恥ずかしながら、第一志望はここだというはっきりとしたものは決め切れておらず、第一志望群というくくりで言いますと、御社が第一志望群の中の1社になります。現在、就職活動や企業研究を進める中で、どの企業にも素晴らしい面があることを知り、その中で1社だけに絞るというよりも「自分の思いとどれくらいマッチしているか」という考えの下、群で絞る風に分けております。そして御社が第一志望群である理由と致しましては、診断薬の総合メーカーとして世界の医療に貢献されている所に魅力を感じたためです。日本の医療費は年々増大しており、それにより財政が圧迫されている昨今において、検査薬による“早期発見・早期治療”はトータルとして医療費の削減につながり、さらには人々の健康にも広く貢献できると考えています。また御社では、臨床検査薬事業においては海外売上比率が20%を超えていることから、検査薬の研究を通じて日本だけでなく海外の人々の健康にも広く貢献できる点にとても惹かれました。

学生の研究と社会人の研究の違いはなんだと思いますか。

「薬や製品の開発を前提に研究を進めているか否か」だと考えています。大学のようなアカデミアでの研究の目的は、その学問を追求し、「真理を突き詰める」ことだと考えています。自らの研究を論文にまとめ、新たな発見・知見として世の中に知ってもらう、この積み重ねがいずれ何らかの形で社会の役に立つ、という認識で日々の研究に取り組んでいます。
一方で企業での研究は、「薬や製品の開発」が最終的な目的として明確にあるため、そのゴールに向けていかに効率よく辿り着けるかがカギとなってくると考えています。そのためには、大学での研究ではほとんど意識しないような事業性や製品の開発による社会的意義、競合他社の開発状況などを総合的に鑑みて、テーマの実行を慎重に判断する必要があると思います。