【独自視点で共感を】【18卒】リスペクトの総合職の本選考体験記 No.3475（東京大学/女性）（2017/12/13公開）

人事の方にお話を伺う，または，いるのならOB訪問をするとよいと思います．比較的小規模の会社だと思いますが，事業の幅が広く新事業創造の動きがダイナミックかつ柔軟で，新卒入社の学生が理解するにはホームページや企業説明資料だけでは十分でないと思います．社員のやりたいことを応援することが会社の方針の1つに掲げられていて社長と相談できる仕組みが有ったり，某名門国立大から音大まで様々な背景を持つ社員の方がいらっしゃったりするなど，制度・人材の概要が某就活サイトやホームページからは見えにくくなっています．マーケティングや広告，フリーペーパーなど様々な事業を一括して行っている企業なので，幅広い分野の基礎知識を予め身に着けておくことが必要だと思います．ただ，人間性の本質を見たい，という採用方針であるように感じたので，付け焼刃でなにかを準備しても意味がないようにも思います．

(面接では志望動機を話す機会がありませんでした．独自の筆記試験のようなものがあり，その中で，①会社の志望理由，②職種の志望理由を記入するよう求められました．いろいろな点でユニークな企業だと思います．)　私が株式会社リスペクトを志望する理由は，自分軸と環境軸の2つあります．自分軸は，大学の勉強を通して調査・分析を行ってきており，そこに興味・関心とやりがい，裏付ける・新たな視点を示すなどの意義を感じていることです．就職後も，調査・分析を通して貢献していきたいと考え，貴社の総合職を志望しました．また，環境軸は，貴社の理念・事業の在り方に共感し，そのもとで働きたいと思ったことです．貴社の掲げる理念は，コンサル，マーケティングから広告まで総合的に一貫して手掛ける事業の在り方にそのまま反映されており，事業の最後にいたるまで一貫しています．あえて一貫して手掛けることで顧客の満足度と理念の実現を追うその在り方に共感し志望いたしました．

適性検査の結果から判断していただき，志望していたものと違う職種の内定をいただきました．内定後も，一定の期限までは納得のいくよう好きに就活をさせていただき，内定辞退の連絡時でも相談に乗るとお話してくださいました．

学歴や単なる知識は，内定に全く関係ないと思います．マーケティングやコンサルの知識は必要ですが，付け焼刃でありきたりなことを答えてもあまり意味がないようでした．筆記試験で問われたビジネスモデルに関しても，設問で選択肢を与えられた上で独自の理由を示すなど，知識＋アルファが問われたように思います．どれも同じ状況下で判断する能力を問われたように思います．また，どのように考える人間なのか？どのように行動する人間なのか？その仕事に本当に向くのか？ということが問われたので，無理せず等身大で面接や試験に臨んだ方が良いと思います．

自分がどのような人間か，また取り組みの誠実さが面接や筆記試験でしっかりと示せるかどうかだと思います．比較的長くお世話になり，グループワークでの取り組みのフィードバックもいただきましたが，必ずしも実績があることが判断基準ではないように思います．

筆記試験が一番難しかったように思います．知識問題やSPIなら対策ができますが，自分自身の身近にある抽象的な物事の定義やビジネスモデルの優劣の判断を短時間で大量に，わかりやすく記述しなければいけないので，日頃から良く考えていることが求められます．

疑問点がないか，電話とメールで事後フォローをしていただき，何回か就活中に困っていることを相談させていただきました．