まず、なぜIT業界の志望動機からお話します。私は中学高校で将棋に没頭していましたが、高校時代に将棋AIが台頭し、憧れていたプロ棋士たちが次々と敗れていきました。そして将棋AIによって将棋観戦の仕方などにも変化が起こり、新しいサービスが生まれてきました。この過程を見てITの力強さに感動し、IT業界を見るようになりました。
次に、なぜSIerを志望するかお話しします。私は世話焼きな性格であり、かつ好奇心が旺盛です。世話焼きな例としては、研究室では後輩のサポートを、塾のアルバイトでは数学の指導を手厚く行なっており、どちらも好評でした。また、好奇心旺盛な例としましては、研究室を選ぶ際に物理シミュレーションに興味を持ち、プログラミングもシミュレーション手法も知識ゼロの状態から独学でシミュレーションプログラムを実装できるようになってから研究室に入りました。世話焼きな性格はSIerの「困っているお客様をサポートし、成功へと導く」という体制とよくマッチしていると考えています。また、好奇心旺盛な性格は、変化の激しいIT業界、特に今クラウド技術やAIを活用したDX促進の流れで業界構造が変わりつつある、新しいものを積極的に取り入れる必要のあるSIerという業界に最適な性格だと考えています。
最後に、数あるSIerの中からなぜ御社を希望しているか、そしてなぜCIT事業部を希望しているかお話しします。御社はSIerの中でもプライムコントラクター(元請け)の立ち位置にこだわり、お客様が見えるところで、かつお客様を見ようとしている会社だと認識しています。お客様の要望に、お客様の成功のために常にプラスアルファの提案をするよう意識されていると御社の複数の座談会からそう判断しました。私は上述したように世話焼きな性格があることから、ただ頼まれた仕事をこなすより、その人、企業の成功に近づけるような仕事がしたいと考えており、御社のこの社風とよく合っていると感じています。その中で、特にCIT事業部を志望する理由は、電通との協業によって”Xイノベーション”を加速させ、新しいサービスを打ち出したいからです。私の好奇心旺盛な性格をもう一段階欲張り、単に困っているお客様に自分の知識を活かしてサポートするだけでなく、さらにお客様と自分以外の第三者の知識・ノウハウを掛け合わせることで、自分の好奇心を一層充しながら、新しいサービスを共創したいです。御社のCIT事業部は電通との協業が多く、電通ならではの広告・マーケティングノウハウと、御社に入社した私が習得するIT技術、そしてお客様企業の業界・技術ノウハウを掛け合わせることで、高校生の時に感動した将棋AIを活かした観戦サービスのような、新しいサービスを立ち上げたいと考えています。
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