私は他者の視点から物事を考察することを心がけています。具体例として、私が運営を行った、複数の大学による合同イベントの経験が挙げられます。
私が運営に立候補したのは、前年の参加で他大学の部員との交流が面白い経験と感じ、そのような体験を多くの部員に経験してほしいと考えたためでした。私達が運営した年は、新型コロナウイルスによりイベントの開催が困難なため、立候補のきっかけである「交流」が満足に行えないことが危惧されました。そこで私達は、極力参加者同士の交流が行われることを目標に解決策を模索しました。
私はプロフィール集の作成により、お互いを身近に感じることが交流のきっかけになると考え、作成、配布を行いました。また、非対面での練習会などを企画し参加者の交流の機会を設けました。最終的に40人以上の参加者が集まり「楽しかった」「来年も参加したい」という意見を受け、私達の施策が参加者の交流に貢献できたと考えています。
以上の経験では、他の参加者はイベントでの交流をどの程度期待しているか、またどのような形態での交流があるとよいかを考えて行動することを心がけました。貴社は公共事業を中心に取り組んでおり、製品には不特定多数のユーザーが想定されます。貴社の事業に従事する際は、他人の視点から物事を考えることで多くのユーザーにとって使いやすい製品の考案に繋げることができると考えてります。
[以下深堀]
[ご自身が他社の視点から物事を考えるようになったきっかけはありますか]
小学生の頃に参加していた野球チームで、キャプテンを務めたことがきっかけだったと思います。チームに参加した当初、キャッチボールもままならない状態で参加する練習が非常につまらないと感じていました。
そのため、自身がキャプテンを務めた際に、新しくチームに参加する選手がどうしたら野球を楽しむことができるかと意識したことがきっかけだと思います。
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