【記者の魂、熱き取材】【17卒】朝日新聞社の冬インターン体験記（記者コース）No.749（名古屋大学/女性）（2017/12/14公開）

昔から憧れていた記者の仕事を実際に体験したかったから。小学生の頃にこども記者を体験し、取材する楽しさや大変さを知った。自分が記者になるためには何が足りないのか、課題を見つけたいと思った。

その会社の新聞記事と、他社の新聞記事を読み比べた。どの分野に力を入れて取材しているのか、会社の特色は何か考えながら読んだ。

「偏り」とは何かについて考えよ。

前半にやったこと

午前は会社の方から経営方針などについて講演があった。午後は記者の方の講演を聞き、その内容をあとから記事にしてまとめた。一般記者の方に添削してもらったあと、グループで話し合った。

後半にやったこと

3，4人のチームに分かれて地方に配属され、それぞれの土地で新人記者の取材に同行した。紙面会議や校閲の体験もさせてもらった。

一般記者

なし

記者の方が、「今回のように記事を一本書いたから終わり、という仕事ではない。日々変化するニュースを追いかけ報道するのが使命」と言っていたこと。

3時間ちかくかけてしゅざいしたことを1時間足らずで記事にまとめることは大変だった。字数が限られていたので、どのように書きたいことを絞るか、考えをまとめるのに苦労した。

記事は逆三角形で書くのが鉄則。一番伝えたいことは最初に持ってくる。５ｗ１Hを忘れずに。世の中には賛成派もいれば反対派もいるから、両方バランスよく取材して伝えることが大切。

新聞を読みこむこと。特に、参加する地方のニュースについて詳しくなると、話し合いの場面でもスムーズにいったと思う。

今回のインターンシップでは、記事の執筆だけでなく、写真撮影もさせてもらった。一人一人の考えを尊重し、能力を伸ばしてくれる会社だと感じ、のびのび働く自分が想像できた。

周りよりも昔から新聞を読んでいて、時事問題に精通していると感じた。また、幅広い世代の人と話すことにも慣れているため、取材には向いているのではないかと思った。地方の問題にも関心があるので、会社のほしい人材として内定を出していただけると実感できた。

志望度が上がった理由は、会社の経営戦略や今後の方針に共感できたため。これからはデジタル戦略が大事になって来る時代なので、デジタルコンテンツに力を入れることは大いに賛成する。記者として何ができるか考え、この会社に貢献できるような人材になりたいと感じた。

インターンシップ参加者のみ、勉強会に招待された。また、本選考よりも早い日程で選考が進み、比較的有利に進んでいった。

初めから最後まで一貫して、マスコミ業界、特に新聞業界を志望していた。子供の頃から親しみのある新聞を通して、自分の言葉で情報を伝える仕事に携わりたいと強く思ったため。

実際に体験しないと分からない、記者の苦労や楽しさが分かった。また、いろいろな記者の方がいて、さまざまな働き方があるのだと知った。ぜひ自分も挑戦してみたいと思えることばかりだったので、変わらず記者職一本で選考に進んだ。