【未来を切り拓く挑戦】【23卒】岡谷鋼機の冬インターン体験記（文系/1DAY 商社ビジネス体験セミナー）No.21594（非公開/男性）（2022/3/24公開）

商社のビジネス理解を図るために申し込みました。ほかには総合商社の1dayイベントや専門商社の説明会に参加していました。また、商社ごとの社員さんの特色を動画や説明会で理解し、自分に合った雰囲気の商社を受けていました。

商社の業務研究と自己分析です。
インターンの目的は業務理解でしたが、自分でも書籍や動画を活用して理解するようにし、仮説をもって質問するように努めました。また、厳しい深堀があると予想されたため、自己分析も怠りませんでした。

誠実さが重視されていたと感じます。答えに詰まってもあきらめずに返答したり、面接官の方が理解しやすいように言い換えてたりしたことが高評価だったとFBをいただきました。論理面も大切ですが、それよりも上記のような誠実な人柄を見られていました。

30年後の岡谷鋼機の中核となる新規ビジネスの立案。

現状分析、30年後の分析・仮説構築、ビジネス立案、事業計画策定、プレゼン作成

企業のポートフォリオとこれから伸びる市場の分析

30年後の岡谷鋼機の中核となる新規ビジネスの立案

1日目にやったこと

1日目に取り組むワークのお題がは票されるが、実際に取り組むのは2日目から。1日目は会社の説明や質問会が主だった。会社の成り立ちや強みの説明が多かった。また、海外駐在者と話す時間もあった。

2日目にやったこと

午前中には海外駐在員からのお話、午後からワークに取り組んだ。30年後の分析と何が伸びるのかの仮説を組み、どうすれば岡谷の良さが発揮されるのかという目線でワークを進めた。

3日目にやったこと

午前は採取発表に向けたプレゼンの作成、午後から部長クラスの社員へのプレゼンだった。フィードバックをもらったが、評価基準に学生らしい突飛なアイデアかどうか、があった。

部長クラス

なし

人事の社員が見回りに頻繁に来てくれた。わからないところや悩んでいるところはたくさん質問することができ、ワーク後もプライベート含め質問することができ満足度は高かった。

30年後というテーマ設定が難しかった。絶妙に予想しずらいので、実現可能性とアイデア性のバランスが難しかった。また、主軸となりうるだけの売り上げが上がるのかをフェルミ推定するフェーズに苦労した。知識のない分野を一から調べ、どこで売り上げがあるのかを隅まで調べることができなかった。

同じグループの学生とは残業含めて交流が多かった。土日をはさんでのワークだったので、ラインで予定を合わせ日曜日にもワークを行った。他チームとも進捗確認という名目で交流する機会があった。

タイムマネジメントの重要性を学んだ。3日間ではあるが、実質のワーク時間は半分もないため最初のスケジュール確認とタイムマネジメントが不可欠だった・私たちのチームは途中に時間をかけすぎてしまい。より重要なスライドの部分をないがしろにしてしまった。

岡谷鋼機のビジネスについてもっと勉強しておくべきだった。専門商社と総合商社の中間のような存在であるため、事業ポートフォリオやプレスリリースからどこに売り上げの軸を置いていて、どの分野に力を入れているのかがわかるとワークでも根拠をもって発言することができたと思う。

今回のインターンでは社員さんと関わる時間が多かった。そこでいい意味で商社らしくない穏やかな人柄に惹かれた。自分自身もがつがつしたタイプではないので、働いている姿が想像できた。実際のところ、新規事業立案はあまりないと感じたので、従来のトレーシング業務に従事することが多いと感じた。

参加学生を見る限り、学歴よりも人柄が重視されていると感じた。頭を使って働く場面もあるが、トレーディングでは愛嬌や人付き合い、泥臭さが必要になってくるため自分が受かるかは正直微妙なところ。350年という歴史からも無理をしない社風が染みついており、そこも人を選ぶポイントだと思う。

社員さんと一緒に働きたいという気持ちは強くなった。業務もやりがいを感じ得ている社員が多く、働き方もホワイトといえるので魅力的だった。一方で、年功序列で定年まで勤めることは当たり前になっており、これから自分の市場価値が上がるのか？という不安があった。

志望度や優秀度によって優遇の強さが変わるという話を聞いた。自分は何も優遇はなかったが、本選考前にOB訪問を多くこなす、セミナーに参加するなどの行動を示すことで優遇を得られると思う。

人と企業を支えたい、海外で活躍したいという思いから総合商社を志望していた。就活サイトで岡谷鋼機のインターンを見つけ、興味を持ったので提出した。専門商社は給与面でやや劣るため第一志望ではなかった。また、業務もトレーディングが主でそこまで面白いとは感じなかった。専門商社の参加生徒のレベル感を知る意味でもインターンは参加したかった。

予想よりワークライフバランス・給与は良いという印象を持った。仕事内容も上流から下流まで一貫して関われることに面白みを感じた。専門商社の中でも独立・4つの部署を持っており、総合商社に近い働き方が可能と感じた。しかし、350年続く企業だけに「挑戦」にはややネガティブで安定志向の事業方針になってしまう点は気になった。