【未経験からの挑戦】【23卒】船井総研ホールディングスの夏インターン体験記（文系/FUNAI OPEN COMPANY）No.21571（非公開/男性）（2022/3/24公開）

コンサルティングについて知るため。コンサルティング業界に興味はあったが、実際の業務内容を体験したことが無く経験を得るために応募した。就活サイトのインターン満足度ランキングで上位だったため、目につきやすかった。

就活サイトを熟読し、想定質問をリストアップした。実際にはなぜコンサルタントに興味があるのか、その中でも船井総研で何がしたいのいったことが聞かれたため、事前に回答を準備しておいて正解だった。参考に企業HPやインタビュー記事に目を通した。

2点ある。1点目がロジカルさで、そのコンサルにも共通するポイントと感じた。2点目が面接中の「姿勢」。論理性が弱くとも他者の話を聞く姿勢が評価され合格したと振り返る学生が多くいた。

ある不動産会社の売上向上施策の立案

ワーク内容の説明→チームビルディング→各班ごとにワーク→発表

強豪の調査、市場規模の調査、新規事業の実現可能性の推定

ある不動産会社の売上向上施策の立案

前半にやったこと

前半は簡単な講義のあと、各班ごとのワークにすぐにとりかかった。班ごとに一人リクルーターがつき、質問があれば時間調整を行い話を聞いた。市場規模の調査や目標数値の設定などを行った。

後半にやったこと

発表の準備が主だった。グーグルスライドを班で共有し、各自で時間を見つけてワークを進めた。どうやって目標数値を達成するのかも数値モデリングを行い、実現可能性を説得力ある形でプレゼンに落とし込んだ。

人事、社長

なし

すでに確立された方法を取りなさいと何度も言われた。具体的には、競合他社の成功モデルを参考に売上施策を考えよというアドバイスだった。コンサルタントと聞くとゼロから戦略を立案するイメージがあるが、今回のワークでは全く異なるものだった。

途中で案が白紙になり、もう一度考え直さなければならなかったこと。メンター社員との面談を前半でとらなかったために、船井総研の方針と自分たちの提案に齟齬が生じていた。船井総研には船井総研のやり方があることを認識し、何度もメンターに確認してもらうことが重要だったと思う。

5~7名ほどのチームであり、5日間通じて交流があった。自分たちで流れを汲み完成させなければいけないので、各自の日程確認は欠かせなかった。

学べたことは2つある。1つ目はチームビルディングの大切さ。5日間ほとんど学生のみで運営していくので、初日にお互いを深く知ることは大変役立った。2つ目にコンサルのスピード感だ。予想以上に仕事があり、途中で迷う暇は正直なかった。一人一人が貢献できるように、前述のチームビルディングのもと意識する必要があった。

多様な業界のビジネスモデルを知っていれば、有利に進められたと思う。当日までどの業界のコンサルをするかはわからないが、今回の不動産に関しては全く未知の分野で一から勉強する必要があった。普段から業界の勉強をしていれば仲間から頼られ良いアウトプットを作れると思う。

仕事内容が面白くなかった。前述のとおり、想像するコンサルタントと船井総研のコンサルティング業務は全く異なることを確認したため。実際働かれている方は親が個人事業主であり、勉強のために入社した方も多くいた。中小企業に特化して働きたい人には向いていると思う。

志望度が低いため。選考説明会では船井総研への深い理解と、なぜ当社で働きたいのかが深堀されると説明された。自分が働いている姿が想像できなかったので、志望度の低さが見透かされてしまうだろうなと思った。逆に言えば、どこまでロジカルさに自信がなくとも志望度が高ければ合格の可能性は高いと思う。

強豪の戦略をフォーマット化し、個別企業に当てはめるやり方に面白みを感じなかった。クライアントから頂くコンサル料金が少ないため仕方がないとは思うが、やりがいを感じるかは個人による。インターンでは市場規模の調査などに多くの時間をかけたが、実際の現場ではより戦術的な部分にフォーカスがなされていると思う。

インターン参加者は早期選考に乗ることができ、早くに内定が出る。事前説明会でも面接で聴かれる内容を知ることができたので、志望度とやる気があれば受かる可能性は高いと思う。

志望業界はコンサルティング業界を志望していた。外資系は実力不足で受からないと感じていたので、日系のコンサルティングに絞って夏は出していた。自身が若手からスキルを身に着けたい、年収の高い業界に行きたいと思っていたのでコンサルティング業界を見ていた。船井総研は日系であり開催時期も早いため、レベルの高い経験が詰めると感じ志望した。

インターンのレベルは非常に高いと感じた。参加学生も軒並み高学歴で、早期から就活を始めているため視座も高かった。船井総研では若手から多くの企業を任せられるが、すべてをこなそうとすると一社当たりにかける時間が少なくなり型にはめた提案しかできなくなると感じたため志望度は下がった。とはいえ、社員の方はみな優しくやる気も感じられたため、楽しく働ける職場と感じた。