【未来の空港、夢への飛翔】【21卒】中部国際空港の夏インターン体験記（文系/総合職）No.9467（横浜国立大学/男性）（2020/6/25公開）

大学での専攻の関連もあり、主に金融業界を中心に就職活動をしており、インフラ系はあまり見ていなかったが、地元企業も見ておこうと思い、元々空港という場所が好きだったこともあり、実際に利用していた場所でもあったので参加を希望することにした。

DAY1と呼ばれる説明会での内容を踏まえて、「夢」という文言を重要視していたため、自分の目標、夢に関連づけて志望動機を考えるようにした。

20年後の空港の姿を考え、その時行っている新規事業やサービスを考えよ

1週目にやったこと

初日の午前中は空港業務についての理解を深めるための座学や、空港見学を行った。午後も、空港施設の見学をした上で、夕方近くにようやくテーマの発表があり、ワークを始める。その後は最終日の発表までは各班で出社せずに進めていくことになる。

2週目にやったこと

20年後の空港の姿が固まっていなかったため、この週も未来の想定を自由に行っていきつつも、ある程度の実現可能性を持たせて上で、各々が案を出し合い、１つにまとめていった。

3週目にやったこと

この週は社員への中間報告があり、その報告後のフィードバックを踏まえた上で、新規サービスの内容の方向性の修正やブラッシュアップを図っていった。この頃から班内での会議なども増えていった。

4週目にやったこと

最終発表に向けての発表資料づくりや原稿づくり、想定される質問への返答を考えたりなどをして行った。住んでいる地域が離れすぎていたため全てリモートで進めていたため、各々の見解の一致なども丁寧に進めていった。

それ以降の週にやったこと

最終日に空港に集まり1班づつ発表していく。班数が多いためずっと聞いているわけではなく、自分の班の発表以外はほぼ自由時間なため、最終の打ち合わせをしたり、終わったら空港内をぶらぶらしたりしていた。最後に立食形式のパーティー的なものがある。

役員クラスと社員と人事社員

空港のグッズ等

あまり個人に対してのフィードバックはなされなかった為、印象に残ったフィードバックは特に無い。強いて言えば、終始ワーク内でも自分たちがどうしたいのかといった想いを重視している発言が多く感じたのが印象的だった。

自分の班はメンバーの住んでいる地域がかなり離れており、みんなで集まって作業することが困難であった為リモートでの取り組みとなったが、なかなか皆の意見を吸い上げること自体も難しく、結局限られた人が発言するのみの場面も多かった為、議論を成熟させるのが難しかった。

このインターンシップを通して、普段入れないエリアを見学できたり、実際に業務されている方から説明を受けられたりと、通常ではなかなか経験できないことができた為参加する価値があったと感じた。普段利用している空港の普通ではあまり意識しない点にまで多くの配慮があることも知れ、新たな気づきがあったことも良かった。

特に知識を問われる場面はなかった為、これといって事前にやっておくべきことはないように感じたが、強いて言えば東海地方の特徴については、他県からの参加者だとインプットしておいても良いと思う。

実際の職場をある程度網羅的に見学することができ、社内の雰囲気もある程度感じることができた為、それなりに企業で働くイメージは得られたと感じた。また、ワーク等で社員と関わる中でも、この会社の価値観や社員のタイプ等も知ることができた為、ここからも働く上でのイメージを得るのに寄与したと感じた。

インターンシップのワークで自分は論理性や実現可能性等を重視してやっていたが、あまりそこは重視されておらず、インパクトやパッションありきの評価であった為、自分とヅレがあり、価値観に齟齬があることが分かった為、自分のようなタイプは求められている人材では無いと感じ、内定は出ないと感じた。

ワークのテーマが非常に曖昧で何をすれば良いのかがボヤッとして始まり、その後も社員からのフィードバックがあったりするが、人によって意見が違っていたりして方向性に一貫性がないこともあり、評価基準も発表後に告げられ、その基準がワーク中のフィードバックとヅレていたりもし、終始一貫性に欠けている感もあり、社内での意思疎通にも疑問を感じた。また、こちらからの意見等は跳ね除けるような感じがあり、入社後も若手に対してそのような雰囲気なのではないかと感じた為、志望度は下がった。

このインターン以降上位チームは別のインターンシップに参加できたりする為、そこに参加できれば内定は近いのかもしれないが、そうで無い限りは特に内定には直結してこないように感じた。ワークも基本各チームで行い、出社しない為、ワーク中の動きを見ているわけでも無いので、個々人の評価はできないと感じた。

主に資産運用業界に興味があった為、主要なアセットマネジメントであったり、信託銀行の資産運用部等を志望していた。そして、それに関連する業界という点で、商業銀行であったり、証券会社であったりを志望していた。その中でも、企業の規模であったり、安定性や待遇面を重視していた為。大手に絞ってメガバンク系を主に志望していた。

このインターンシップに参加後も、特に心境に大きな変化はなく依然としてアセットマネジメントを主軸に志望していった。今まで見てきた他のアセットマネジメントをそれぞれ比較検討しながら、自分の中で順位づけを行っていった。また、これを通して、やはり金融の方が自分にあっていると感じ、地元企業や金融以外は選択肢から消えていった。