
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
志望動機
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A.
「広い分野の最終製品に関わり技術向上に貢献できる仕事に携わりたい」、「様々な業務を経験し、多角的な視野で課題にアプローチできる人材となりたい」という想いから貴社を志望しました。貴社は界面科学・熱膨張性マイクロカプセルの技術で、アパレルや医療向け繊維処理剤・日用品向け界面活性剤など多岐にわたる製品に関わっていることを知り、自身の想いと合致していると考えました。また、基礎研究・製品開発にラボスケールから工場スケールの試作生産まで担当することができると社員の方にお聞きしました。ラボスケールだけでなく工場生産も見据えた上で研究開発ができる人材となることで、より多くの利益に貢献できると考えます。 続きを読む
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Q.
研究課題または興味のある科目
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A.
「オリゴポルフィリンアレーを基盤とする近赤外発光材料の開発」 1000 nmを超える近赤外波長域は「生体の第二光学窓」と呼ばれ、生体組織での光の透過性が最大となります。この領域で発光する材料を用いることで、従来よりも10-100倍の解像度でバイオイメージングができるとされていますが、従来の無機材料では毒性が高いため、有機分子での開発が求められています。しかしながら、有機分子での開発には課題が多く、極めて稀です。この現状を受け、我々の研究室では「非晶性ポルフィリン」を用いた近赤外発光材料の開発に取り組んでいます。赤血球に含まれるポルフィリンは生体適合性が期待できるうえ、先行研究は非晶性ポルフィリンを2つ連結した二量体が1000 nm付近で発光することを見出しています。しかし、機能向上のために必要な発光機構が不明であるため、ポルフィリンを複数連結した分子を系統的に合成し、発光波長と高次構造の相関を検討することで、近赤外発光機構の解明に取り組んでいます。 続きを読む