【21卒】ニトリの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.8788（中央大学/男性）（2020/7/13公開）

ニトリの商品開発の強みを300字でご記入ください。

説明会で聞いたこと+ネットでの情報をアウトプットすることで意欲をアピールした。初めてのESで今思えばつたないものであったが、意欲は表せたと思う。

頑張っただけでなく数字として結果を提示したことが評価されたのだと思う。そこに関連付けて自分の強みを言えたので一貫性を持たせることもできた。

温厚な女性が担当でやりやすかった。特にふるいにかけられている印象はなく明るさや人柄を見ているのだと思う。

学生時代に力を入れてきたことは何ですか？

携帯販売のアルバイトリーダーとして成約率を2倍にすることに挑戦した。リーダー就任後、全体の契約台数不足からアルバイトが無くなる危機に陥った。私は原因を「やる気低下による訴求の甘さ」と考えた。来店客数は以前と変わらない中、契約台数だけが減っていたからだ。このやる気の低下は「やりがいのなさ」と「メンバー双方向の交流不足」が問題だった。そこで私はやる気向上を狙い2つの工夫をした。1つ目は「数値を用いた課題」を一人ひとりに与えた。達成したか否かを明確化しやりがいに繋げた。2つ目は接客後のメンバーに私からヒアリングを行った。具体的な質問で下からの意見を引き出した。するとメンバー間のやる気向上によりメンバーに訴求力がつき、成約率を2倍にした。全体契約台数に占めるメンバーの割合も20%から40%となって、アルバイトは存続した。

何か他に力をいれたことはありますか？

私は大学生時代に2回ヒッチハイクハイクをしました。そこで社会人として必要なチカラ「求心力」を身につけました。
始めたきっかけは、普通に学生生活を過ごしていたら出会えないだろう社会人と多く話し、大人として必要なものを見つけるためでした。
しかし始めてすぐは車が捕まらず自分の限界にぶつかりました。そこで私は呼びかけの方法を変え、能動的に、乗せてくれるよう声をかけました。
その結果無事に目的地まで着き、そこで私は「求心力」を得ました。
人の助けを自分に集めることで困難も乗り越えることができます。これは社会に出てからも同じで、1人では解決できない問題を解決するために会社があります。
なので「求心力」は社会人として必要なものだと思います。

論理的に話せたことだと思う。ゼミの内容は専門性が強いのでそこでわかりやすく説明をすることで論理的な一面を見せれたのだと思う。

これまでとは違い少し緊張感はあった。ただ聞かれることはそんなに変わらないので返答に詰まったりすることはなかった。

ゼミの活動内容について教えてください。

日本の婚活文化について研究している。具体的には社会的背景から婚活を読みとり、現在までの歴史を辿ってきた。なぜ結婚したいと思う人はそこまで減っていないのに実際に未婚者がこんなにも多いのかその矛盾に興味をもった。調査の結果、女性の社会進出を原因に男性の所得が減ったが、男が稼ぐという結婚像が未だにあるため未婚者が増えていることがわかった。また婚活支援団体の方にインタビュー調査を行った。現在は婚活市場と呼ばれるフィールドがありそこで戦略的な婚活が行われているという事実も分かった。これらの調査から過去、現在を知った私は未来について興味が湧き、卒業論文のテーマを「日本の未来型婚活」に決め、調査を進めている。

あなたの強みを教えてください

私の強みは観察眼だ。どの環境にいても観察することで自分を成長させてきた。学生時代に10種類のアルバイトを経験したが、私はお客様のニーズに＋して自分の提案が出来ることに面白さを感じた。なので私は携帯販売のアルバイト続けている。しかしそこにはマニュアルや整った教育環境が無かった。なので3人の先輩の動きを見て吸収することで自分だけの接客を身につけてきた。具体的には、新人の頃はお客様を先輩に引き継いだ後、後ろで接客を観察し学んだ。またお子さんがいる時は私が面倒を見てあげることで先輩と親御さんの会話がスムーズに進むよう動いた。観察力を身につければ求められる動きが自然と分かり、自分で考えて行動するようになった。こなしていれば終わるような業務も私は自分だけの役割になるよう変えてきた。そこが認められた結果、今のアルバイトリーダーという役職に就くことができた。この強みを生かし社会人としても成長していきたい。

ニトリでなければならないという想いを伝えられたことが評価につながったと思う。
早い段階の選考ということもあり最終でも他社と比べてなぜニトリかを重視した質問が多かった。

今までと部屋が異なり、空気感も最終面接という感じがかなり強かった。他の会社に比べ意思確認の要素を感じたがそれでも落ちている人はいたようなので気は抜けない。

キャリアビジョンを詳しく教えて下さい。

私はスペシャリストへの計画を商品部マネージャーとしています。ニトリのコーディネートの面を強化し、住まいを丸ごと購入する体験をニトリの1番の売りにします。そのために15年目〜は経営計画推進室に行きたいです。正しい数値分析の仕方とそこからの計画の立て方を、ニトリの未来を決める部署で学びたいです。そして10年目〜グローバル商品部に行きたいです。世界基準のニトリ（ヒト・モノ・会社）をつくる部署で、自分の力を世界レベルに持っていきます。商品部マネージャーなるにはこのようなキャリアが必要で配転教育の強みをふんだんに生かしました。しかし最初の一歩目としては店舗担当が必須かつ大切だと思うのでそこは忘れていません。

選社軸を教えてください。

私には2つの軸があります。
１つは身近な物を多くの人に提供する会社。
父から「毎日使うものはちゃんと自分にあった物を選べ」と言われてそうしてくるうちに、自分の周りの物を好きな青色で統一したりで新しい自分と出会う楽しさを知りました。この楽しさを提供したい、
2つ目は幅広いフィールドで自分の考えたことを実行できる会社。
10種類のアルバイト経験から成功までのプロセスを自分で考え実行することに働く意義を見つけました。
また丸亀製麺で働いていた頃、人が足りなくて複数のポジションを受け持っていたのですが他のバイトで、人と同じ量の仕事をするとき自然と最短で処理できるようになり、周りと差別化できました。この自己成長の経験をこれからも続けたいです

早い段階で内定をいただいたので、就活は続けてたいという旨は伝えました。1か月は待っていただけたがそれ以上は厳しかったので辞退した。

企業研究や自己分析はどの企業よりも行えば内定は比較的でやすいと思う。確かに大変ではあるが逆に言えば部活動の経験や表彰の実績といったものがなくてもいけるので頑張ってほしい。店舗担当は絶対あるのでチームで成し遂げたことやリーダー経験があるのであれば絶対に言うべき。もしなかったとしても頑張ったことの根拠を第三者でも認められるような結果を見せればいいと思う。例えば飲食のホールで笑顔の接客を心掛けたのであればその実績を数値で表すなど。

自分の強みを理解し武器にできているかだと思う。私には部活動や表彰成績といった過去の遺産がなかったので誰よりもニトリに詳しくなること、だれよりも論理的に話すことを武器にしめんせつに臨んだ。その結果このように内定がいただけた。

実体験と企業の志望理由は結びつけることだと思う。私もリクルーターの方にそこを指摘されて選考の途中で志望動機を変更した。
あとは店舗担当への覚悟を示すこと。実際に入社後3年間での離職率が高くそこの懸念点は感じさせないことが大切。