【20卒】大日本印刷の夏インターン体験記（理系/技術開発職）No.13023（東京工業大学大学院/男性）（2021/3/17公開）

大学内での会社説明会に参加しました。スキンディスプレイや「空気をよむ会議室」などの開発にとても興味を持ちました。また、お話をされていた方の言葉にあった「未来のあたりまえ」を作るという考え方に強く惹かれました。

志望動機の具体性(事業内容への理解度、就活軸)が分かるようなESを書くこと。面接では、結論ファースト、端的な表現で会話すること。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

面接時間が非常に短かったので、基本的な受け答え、明るくハキハキした喋り方などが重視されたと感じました。回答内容は、ESが通過している時点で、その内容を落ち着いて話せれば問題ないと思います。

インターンへの志望理由を教えてください

私の就職活動の軸が「日常生活の豊かさや産業の発展に貢献できる仕事につく事」だからです。そのため、貴社の事業領域が生活者と社会のニーズに応えていて、より良い社会づくりに向けた挑戦をしている点に惹かれました。また２つ目の就活軸が、基盤技術を応用・発展させ、事業領域を拡大している企業であることであり、その点で貴社は合致していると考えました。

研究テーマ・技術分野を教えてください

私は破骨細胞の機能にかかわるペプチドについて研究しています。破骨細胞とは骨の代謝において古くなった骨の基質を分解する役割をもち、代謝の均衡が崩れると骨粗鬆症などの骨障害を引き起こします。また骨表面タンパク質の一種であるビトロネクチン上では、破骨細胞の骨分解が促進されたという報告があります。さらにビトロネクチン中の特定のペプチド配列から、破骨細胞の骨分解を抑制する効果を持つ配列が見つかっています。そこで、私の研究では破骨細胞の機能に影響を与えるようなビトロネクチン内のさらなるペプチド配列の探索を行っており、配列の同定を研究の目標とし最終的には骨障害に対する治療への応用化を目指したいと考えています。研究を行うにあたって特に高分子化学と細胞機能について学んでおり、基礎的な化学実験技術に加え、細胞の培養と分化、合成機によるペプチド配列の合成、細胞アッセイ、蛍光・吸光度測定の技術を習得しています。

大日本印刷の主要製品の性能を、原材料の検討によって向上させる

1週目にやったこと

1日目は本社でオリエンテーションを行い、インターン全日程の案内と企業説明と簡単なグループワーク。2-5日目は技術職の現場へ配属され、各自与えられたインターンのテーマで従事した。

2週目にやったこと

6-9日目では、1週目の続きとして同様に主要製品の原材料検討を行った。特に9日目には、現場社員の方たちに研究結果のプレゼンを行った。10日目の最終日に、本社に全員集合し、2週間の現場配属の結果をグループでプレゼンを行った。そして、懇親会が開かれた。

インターンで配属された部署・課の社員方(6人)

なし

分からないことは積極的に聞く姿勢や、日誌にてその日の反省や改善点を記録し、翌日の実験にしっかり反映できていることは、企業で働くうえで基本となる姿勢なので大切にしてください。

期限を定められた実験計画が設定され、一定の結果を残す必要があったことと、取り組んだ実験についてプレゼンを行う機会が複数回あったことです。また、主要製品の概要や原理、予備知識などをインターンのはじめに説明を受けるのですが、知識量が繰り返し資料を学びなおす必要がありました。