【未来を提案、損保の舞台】【20卒】三井住友海上火災保険の夏インターン体験記（理系/アクチュアリーインターンシップ）No.3253（慶應義塾大学/男性）（2018/9/12公開）

アクチュアリー仲間を作ることができるインターンだと先輩からうかがっていたため。また、アクチュアリーには大きく分けて生保・損保・信託の３つの選択があるため、そのうちの１つである損保のフィールドを体験したかったため。

ESに関しては３人の先輩から添削指導をしていただいた。面接に関しては前日にESの内容を読み直した程度である。

損保アクチュアリーについて学ぶ。

前半にやったこと

１日目：総合職インターン生と合同。午前は「損保の社会的意義について」学ぶ。午後は７～８人の班で協力してロボットの作成（ゲーム的な）
２日目～４日目午前：損保会社の各部門について座学。損保数理の基礎を皆でグループワークをしながら学ぶという感じ。

後半にやったこと

４日目午後～５日目：損保の未来について考える。新しい保険商品を提案し、プレゼン大会を行った（総合職コースと合同）。４日目だけではプレゼンの準備が終わらないため、インターンの後に班で集まって準備をする時間が必要であった。

人事

お菓子

チームをまとめて引っ張っていくことができるリーダー気質の人は、全員からの意見を聞き入れずに進めてしまうことが多いと聞いた。時折そのような傾向が自分にも見受けられたため気を付けなくてはいけないと思った。また、対話する相手によって説明のレベルの使い分けをすることが重要だと聞き、気を付けようと思った。

実際に職場で働いている損保アクチュアリーの方々と話す機会がもっと欲しかったが、主に既に知っている内容の座学が中心で退屈をしてしまった。また、社員の方と接する機会があったときに、限られた学生が複数の質問をしていて聞きたいことが聞けなかったこともあったため、積極的に質問した方がよい。

正直、アクチュアリー志望の学生は物静かな人が大半なのかと思って心配していたが、このインターンに参加していた学生に限っていえば、そういうわけでもないということがわかった。実際、話していてとても面白い学生が多く、社会にでてからも楽しそうだと感じられた。５日間同じ班で過ごしたことによって、アクチュアリーを目指す良い友人を得られたことが最も大きなメリットであった。

損保数理についての基礎的な知識があるとグループワークにも積極的に参加できて良いと思われる。完全に無知の状態で挑むと、若干発言しづらい点がある。

どのように働いているかを聞く機会はあったが、このインターンシップは主に損保数理についての座学及びグループワークが中心であった。それゆえ、職場受け入れ型のインターンなどと比べると、「入社して働くイメージ」を得るのは難しかった。ただし、アクチュアリーは横のつながりが強いため、将来の同期がどのような人々になるのかを若干見ることができたことから、アクチュアリーとして働くイメージについては多少得られた。

インターンに参加する学生を見ていると、必ずしも高度な数学の能力が必要になるというわけでなく、むしろ「人と接する力」や「どんな人にでもわかりやすく説明する力」が重要であるとわかった。自分は一定の数学力があり、人と接する力に関しては自信があるので本選考で内定が出るイメージが沸いたため

インターンシップの参加によって志望度が上がった理由としては２つある。1つ目は損保アクチュアリーの仕事内容が多岐に渡っており、楽しそうだと感じられたからである。2つ目は、生保会社ほどとはいかないが、損保会社においてもアクチュアリーの資格取得へのフォローがあるとわかったからである。

インターンシップ参加によって、この会社への志望度の高さを示すことができるからである。ただし、特に選考ルートに優遇があるというというわけではないので注意してほしい。

アクチュアリーと、おまけ程度にコンサルを志望していた。ただし、実際にはコンサルのインターンには１つも出さず、アクチュアリーに絞ってインターンに参加した。具体的には、4大生保（日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命）及び3大メガ損保（東京海上日動火災、三井住友海上、損保ジャパン）が志望企業であった。

損保においてはアクチュアリーが幅広い部門に渡って配属されており、仕事の幅が広いとわかった。生保においてはアクチュアリーは特別視される傾向が強く、資格取得のための会社からのフォローが強いと聞いていたが、損保においても同様のことがいえるとわかった。従って、元々生保アクチュアリーを志望していたが、損保アクチュアリーの志望度が上がり、より一層悩むこととなっている。