か大きな目標を達成してみたいよね」との話題が出たことがきっかけとなりました。事前に友人たちと綿密に行程などの計画を立てたつもりでしたが、いざ実際に走ってみると、急な天候の悪化や自転車の故障など想定していなかったトラブルが続出し、自分たちの計画より大きく遅れてしまいました。しかし、その遅れを取り戻すために、今一度、問題点を検証し、トラブルを未然に防ぐことに注力しました。また、お互いに励ましあったりすることにより前半の遅れを取り戻すことに成功し、目標通り3日間で450kmを完走することが出来ました。この経験を通して、「チームで協力して目標を達成する達成感」を味わうとともに「チームで物事を達成する上でのコミュニケーションの大切さ」「物事を行動に移す際に想定されるトラブルへの対策を事前に徹底的に準備する必要性」を知ること出来ました。その後の日常生活においてもこの経験は活かされており、例えば、研究においての取り組み方も大きく変わりました。過去の実験結果も踏まえて起こりうると想定されるトラブルについて、研究班で事前にしっかり話し合い十分な対策を講じた上で実験に臨むようになりました。この思考、行動の変化により、以前よりはるかに円滑に実験を進めていくことが出来るようになりました。結果、より信頼できるデータが得られるなど研究成果も上がるようになるとともに、自信を持って論文発表会に臨むことが出来ました。
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