【未来を支える精密技術】【19卒】ナブテスコの事務系総合職の本選考体験記 No.5140（神戸大学/男性）（2018/9/5公開）

座談会（このイベントを通して一部学生には選考免除があるため、選考が行われている）

通常の座談会だが、採用実績のある大学の学生のみが招待されるため、参加人数が非常に少ない。また、人事社員が質問内容をチェックしている。よい質問をした人は直接声を掛けられるとの話である。声はかけられなかったがその後選考に進むことはできた。

初めての（Web試験でない）筆記試験だったが、SPIの対策は紙ベースの問題集を通してやっていたので、追加で対策することはなかった。

言語（漢字、ことわざなど）、非言語（計算や方程式、図形問題など範囲が広かった）、英語（単語問題や簡単な文章題など）、性格検査が行われた。合計1時間程度で、各教科さらに各ジャンルごとで制限時間が個別に設定されていた。

・ゼミ・研究室の概要（180文字以下）
・ナブテスコを知ったきっかけ（40文字以下）
・あなたの人生、生活において大切にしていること（もの）は何ですか？またその理由について教えてください。（300文字以下）
・当社の知名度を向上させるために、もしあなたが入社して広報業務に携わるとすれば、あなたはどのような知名度施策を考えますか？（400文字以下）

広報に関する珍しい設問があったので、現在のナブテスコのCMをYoutubeで見て、またBtoBメーカーが広告を出す狙いについてネットで調べるなどした。

【評価されなかった理由】学生時代に頑張ったことにおいて、チームで取り組んだことを盛り込めなかったこと。また、もう一人の学生が留学での華やかな経験を語っており、社員がそちらに食いついてしまっていたこと。

営業社員が担当ということもあり、話はスムーズに進んだ。回答に突っかかられるなどもなく、どちらかというと時間を持て余して時間稼ぎしているようにも見えた。

学生時代に頑張ったことについて教えて下さい。

私は、部活動と勉強の両立に全精力を注ぎました。その理由は、忙しい中で物事に真剣に取り組んで成果を出すことで、より大きな達成感を味わいたいと考えたためです。大学入学当初は、時間的・費用的事業から部活動をしなくなったことで時間を持て余した結果、勉強に熱が入らなくなってしまいました。そこで私は、部活動を始めることで敢えて忙しい環境に身を置くことが、自分のモチベーションにつながると考え、行動に移すことにしました。練習後のアルバイトで部活動の費用を捻出しながら、勉強がおろそかにならないように毎日の行き帰りの電車の中で懸命に予習・復習に励みました。この結果、試合の正式メンバーとして試合に出場し続け、高校時代の自己ベストを大幅に更新することができました。さらに、学部の成績上位3名に与えられる賞を2年連続で頂くことができました。この経験から私は、「努力を積み重ね成長していくことこそが自分の喜びである」ということを強く実感しました。

ESにおける「当社の知名度向上のために施策」について、詳しく説明をお願いします。

私が考える施策は、コストを抑えながらも知名度を向上させられる方法だと思います。具体的には、貴社の最大の強みである精密減速機がどこで使われているかを知ってもらうような番組を、ロボットメーカーと共同制作して放映することを提案します。私がこれを推薦する理由は三つあります。一つ目は、貴社の最大の強みをアピールすることで、「ナブテスコ＝精密減速機の会社」というイメージを最も効果的な形で形成することができると考えるためです。二つ目は、産業ロボットによる製造業の自動化に対し、現在世間からの注目が集まっているためです。ロボットによる産業自動化は貴社なしでは実現できないという事実を知ってもらうことが、社会からの期待に応える企業としてのイメージにつながると考えます。三つ目は、貴社単独でCM等を放送する場合よりも、広告宣伝費を抑えることが可能だからです。ロボットメーカーも優秀な人材を集めるために宣伝を行っていく必要があるため、この方法は他社からの協力を得られるのではないかと考えています。