【玩具業界の未来を創る】【22卒】バンダイの冬インターン体験記（文系/総合職1）No.15982（非公開/非公開）（2021/7/7公開）

もともと玩具業界に関心があり、業界最大手の企業であることや小さい頃バンダイの玩具でよく遊んでおり思い入れがあったため。
また、前年に選考を受けた先輩からインターンシップ参加者は本選考が優遇されるとの情報をいただいたことから参加を希望した。

公式HPや実際に売り場で展開されている商品を見て企業独自の強みを分析し、自分の将来やりたいことと関連させて記入した。

熱中していることの記入枠が他に受けた企業のどこよりも大きく、好きなものについて如何に熱意を持って語れるかが重要視されていたように思う。
また、チームワークや明るい人柄を重視する社風のため、ESに添付する写真は友人と一緒に写っているものや笑顔の写真を選んだ。

キャラクターマーケットについて考えるグループワーク

班ごとに取り扱うキャラクターをくじ引きで決定し、それを使った新規事業を提案する。
社員の方々が班を回ってアドバイスしてくださり、最後には代表者1人が口頭でプレゼンをした。

少子化が進む中でも玩具会社が生き残るためのマーケット拡大の考え方

キャラクター・ターゲット・売り場の3つの視点を軸に、新たに新しい価値を創造する バンダイ・BANDAI SPIRITS特有のビジネスモデルが学べるプログラム

1日目にやったこと

まずグループごとに自己紹介や1週間以内に買ったモノ・コトを書き出すといった簡単なワークから始まり、30分ほどかけて会社説明を聞いた。
その後課題の発表・キャラクターマーケティングのポイントの説明を経てグループワーク→発表の流れだった。

人事部社員・商品企画担当社員

なし

簡単なワークやグループワークの間に社員の方がテーブルを回ってアドバイスしてくださり、海外での販売状況や人気のあるキャラクターの商品など開発秘話をお話ししてくれた方もいて非常に面白かった。

終始楽しく進み、特別大変だと思うようなことはあまりなかった。
ただ、玩具やキャラクターに関する知識や関心が班の中でもばらつきがあり、担当になったキャラクターが男子向けのものだったため、もともと知っている男子学生に比べて女子学生は案を出しながら情報収集をして追いつかなければならない場面があった。

全員が積極的に案を出す班だったため、意見をまとめるのが大変だった。
模造紙やパワポの作成はなかったため負担は少なかったが、発表で話しやすいように順序立ててメモを書いておけば良かった。

流行しているキャラクターを素早くキャッチし商品化するまでの流れの速さを知ることができた。また、自分の知っている商品を開発した社員の方にお会い出来たことが嬉しかった。
さらに、会場である本社にはたくさんのおもちゃが飾ってあるフロアがあり自由に見学できる時間も設けられていたためとてもわくわくした。

自分の関心のある商品だけでなく、男性向けや突然流行した玩具やキャラクターなど取り扱っている商品をもっと幅広く見ておけばよかった。

実際の仕事を体験するというよりは会社説明会+バンダイの得意とするIP軸戦略をグループワークを通して説明するインターンシップだった。
アイデア出しから商品化までの流れを理解することはできたが、実際に仕事をする上ではコスト面や安全面など考慮しなければならない点もまだ多いと思うので社員の方と同じように体験できたわけではないと感じた。

インターンシップに参加していた学生が皆とても社交的で、海外でヒッチハイク旅をした経験や全日本ミスコン出場者など特別な経験を持ち自信に溢れた学生が多いと感じ、そういった人とは違った経験や個性が評価されていると感じたため。
また、熟考してアイデアを出すよりは短時間での思いつきや頭の回転を評価されていると感じたため。

実際にバンダイで働き面白いと思ったアイデアを商品化した社員の方々のお話を伺って、自分も人を楽しませることのできるお仕事がしたいと強く感じたため。
また、社員の方や参加者も活発で明るい人が多く、社会人になっても楽しく働けるのではないかと期待が膨らんだ。

本選考のエントリーシートは手書きでかなり負担も重く、この段階で落ちる学生も多いため、のちの選考で提出はするにしても1次で落とされることがないのは有利であると感じた。

漠然とエンターテイメント業界に関心があり、メーカー以外にもレジャー・アミューズメント施設や音楽レーベル、出版、広告業界など幅広く見ていたが、他社のインターンシップや選考に参加するなかでどの業界も独自の対策が必要で選考が重く採用人数が少ないことなどから志望業界を少し絞ろうと考えていた。バンダイのインターンシップに参加しものづくりに対する熱意や大好きなキャラクターに関わり続けたいという思いから小さい頃から好きだったキャラクターグッズや玩具に関わることのできる仕事がしたいと感じるようになった。

オンライン説明会などで人事部の方や若手社員の皆様が仲良くお話されている様子を見ていたが、実際にお会いしても明るい雰囲気でグループワークで意見が止まっているときにもアドバイスをくださったり和ませたりしてくださったのでイメージの変化はなかった。
最後に人事部長から「好きなものを仕事にしてもいい」というお話をいただき、エンタメ業界の中でも一番に玩具業界を志望するきっかけになったと感じた。