【21卒】インテージの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.10629 （2020/7/17公開）

動画での企業説明

上記の内容について、出席したかが確認できる形式だった。これに参加したかどうかが選考に関係あるかどうかは分からない。そして、今年はコロナウイルスの影響を受けているため例年行われているものとは断言できない。

企業研究の欄でも述べたが、「論理的思考力がある学生かどうか」を示すことができたからだ。株式会社インテージに入社したい理由が、自分の過去の経験と結びついていて一貫性があることを事例を基に説明できた時の、面接官の反応は非常に良かった。

オンラインで行われたため、通常の厳格な面接の雰囲気とは判別できない。オンライン上でも、学生のポテンシャルを確かめるような質問が多い。

なぜ○学部に入ったのかをエピソードと共に説明してください。

高校生のころから、マーケティングを学びたいと考えて行動していたから。マーケティングの「モノやサービスを売る“戦略次第”で売れ行きや消費者に提供できる価値が大きく変わることにおもしろさを感じた。」そう思ったきっかけは、高校生の時に大学の教授がイベントとして行ったマーケティングの授業だ。事例は、国内２社の飲料メーカーで販売されている「緑茶」の海外展開について成功例と失敗例。成功と失敗を分けたのは、標準化と適応化のバランスと学んだ。消費者の視点としては、緑茶の違いは一切気にしたことはなかった。しかし、マーケティングのやり方次第で、海外展開の売上に４倍以上の違いが生まれるということにトキメキを感じた。　

最近興味を持ったマーケティング事例を複数挙げてください。

・シックの男性用カミソリに関して。現在、カミソリのECサイトは価格競争に陥っている。そんな中、女性ユーザーが多いECサイト「ロハコ」で販売。プレゼントとして需要は高まり売れた。
・チョコレートドリンク　ビーントゥバー
・不二家　LOOKというチョコレートが、京都の宇治抹茶、石川県産の加賀棒ほうじ茶、黄な粉、ゆず発売。
　30-50代の女性や訪日外国人。サロンドゥショコラの普及で、女性は「普通のチョコレートじゃつまらない」という意識がある。ジャンポールエヴァンとかがユズ、抹茶のチョコレート出しているからそれに便乗。
・ビーントゥバーのチョコレート飲料です。甘いチョコレートは太るなどの理由から、女性消費者が減少。そこで、高カカオポリフェノールの美容効果を打ち出し、コーヒー感覚で飲めるチョコレートを出したこと。

内定を出したタイミングが早期の為、焦らせるということは一切なかった。今回のコロナウイルスの影響もあると考えられる。

一番重要なことは「論理的思考力があること」を、簡潔に分かりやすく事例を用いて説明できるかだと思う。それ以外でいうと、「徹底した自己分析」をすると面接で緊張せずに済むと思う。自己分析の中でも、特に「学生時代に力を入れたことから得た力や学んだこと」を明確に示し、その経験が株式会社インテージで役に立つだろうと面接官に思わせることができたら、通過率は非常に高いと思う。インターンシップに参加したからと言って特別選考はないと思う。ある場合は学歴フィルターがかかっている。焦らず余裕を持って対策してください。

「論理的思考力がある」と示すことができるかどうか。今回の面接はオンラインの為、面接官の方は積極的に話を理解しようとしていたかもしれない。対面という面接官が「暇だ」と思いやすい状況の中でも、主張したいことがはっきりわかるように練習することが結果につながると思う。

一次面接は、比較的若い社員の方が友好的に話を聞いてくださいます。面接時間も１時間ほどあります。しかし、二次面接も同様の雰囲気だと思うと、全く違うことに緊張してしますので、どんな状況にも落ち着いて対応できるよう面接慣れも重要です。