【化学系学生の挑戦】【23卒】ＡＧＣの冬インターン体験記（理系/技術系インターンシップ）No.24590（非公開/女性）（2022/4/22公開）

研究室の先輩や同期が応募したという話をよく聞いたので自分も応募してみようと思ったのがきっかけ。また、自分の専攻が化学系というのもあり、自分の経験を活かせる化学・素材メーカーを中心に見ていたため応募に至りました。

就活会議やワンキャリ、ユニスタなどで情報収集をした。ESを添削してもらったり、キャリアセンターで面接対策もしてもらったりした。

面接の際、聞かれたこと以上にダラダラ話し続けている学生がいたが面接官の反応はイマイチだったので、伝えたいことを簡潔に伝えられる人が評価されると思う。

資金400億円で5年かけて利益を創出するにはどうすれば良いか

グループワーク、フィードバック、再度グループワーク、を5回くらい繰り返した。

各職種の立ち回り方

資金400億円で5年かけて利益を創出するにはどうすれば良いか

1日目にやったこと

グループで自己紹介、会社の説明、各カンパニー・職種の説明、簡単なグループワーク。前半は社員の方が基本的にはずっと話しているのを聞くだけだったが、間に少しグループワークや個人ワークがあった。

2日目にやったこと

グループワーク、発表、適性検査の振り返り。3時間ぐらいグループで話し合った気がする。シミュレーションゲームのようなもので、最終的な売り上げ額をグループごとに競った。

各部署の社員

なし

複数人の社員が登壇したが、それぞれのお話の最後に座談会があったり質問できる場があったりしたので気になることを聞くことができた。グループワークでは、詳細なフィードバックをいただけた。

2日目のグループワークが大変だった。資料を配布されるためそれを読みこまなければならないが、グループとしての結論も出さなければならない。また、グループに学生が7人ほどいたのでよく話す学生、そうでもない学生に分かれてしまった。全員の意見をまとめるのは大変だった。

グループが同じ人とは沢山交流できたが違うグループの人とはほとんど関わりがなかった。

営業・製造・研究・開発など様々な職種があり、それぞれに役割があるが、すべての職種の人々が協力し合って会社としての成長や業績につながるということがよく理解できた。自分は研究や開発職を志望しているが、他の職種についても知れたのは良かった。入社後も多くの人々と関わることを心掛けたい。

事前の資料なども特にないので、準備・勉強することは特にない。しいて言えばAGCの製品カタログなどは見ておいても良い。

仕方のないことではあるが、やはりオンラインであったためか、実際に働く社員の様子・工場や研究所の様子などを体感できなかったことが大きい。後日工場見学の案内も来たが、日程が限られており参加できなかった。しかし、VR工場見学など、オンラインでも可能な限り働くイメージをつかんでもらおうという意図はよく伝わった。

周りの学生がとても優秀であったこと、またインターンシップ参加者400名に対し内定が出るのは100名ほどという話を聞いて本選考で内定を得るのは厳しいと感じた。特にグループワークで一緒だった学生は、旧帝大で発言量も多く、グループを取りまとめるのが上手いひとが多く敵わないと感じた。

社員も学生も良い人であったため。このような人たちと一緒に働き、切磋琢磨したいと感じた。全員論理的に話すが、なごやかな雰囲気でこちらの話も笑顔で聞いてくださった。また、ガラスという目に見える素材を生み出していることに大きなやりがいを感じそうだと思ったため。

内定者のうち、インターン参加者が毎年８～９割いると伺った。インターンに参加しない限り内定を得るのは非常に厳しいと感じた。また、会社のことや職種の詳細なことまで知れたのは有利になると感じた。

自分が化学系の専攻だったので、化学系・素材系のメーカーを志望していた。総合化学メーカー、ガラスメーカー・鉄鋼メーカー・非鉄金属メーカー・貴金属メーカー・石油メーカーなどを志望していた。その中でも特に、研究・開発職を志望していたが、製造なども見てはいた。大手の企業や知名度の高い企業を中心に志望していたので、勤務地は重視していなかった。

化学系のメーカーは工場・研究所・事業所が全国各所の僻地にあり、どこに配属されるかもわからないという印象を受けた。やりたいことができるならそれでも良いとは思ったが、ライフプランを考えたときに本当に縁もゆかりもない土地で働けるのか、を真剣に考える必要はあると思い、志望度はやや下がった。もっと幅広く業界を見るきっかけになった。