【挑戦と疲労感、成長の証】【23卒】ＡＧＣの冬インターン体験記（理系/技術系冬インターン（研究所））No.25281（非公開/女性）（2022/5/9公開）

AGC自体はCMでしっていた。研究所は勤務地が横浜であり、最初から研究職で関東勤務を目指していたのでAGCに興味をもった。インターンに参加した理由は本選考の優遇があると聞かされていたから。実際そうだった。

ESはワンキャリを参考にした。面接は事前に質問することがマイページで教えられていたので、どうしてそう考えるのかを中心に何を聞かれてもよいように対策していった。特にAGCの特徴なのか、なぜその行動をとったのか（きっかけ）やなぜそのような回答をしたのかということを全体を通して聴かれていた気がする

論理的にものを考えているか、思考のスピード、レスポンスの素早さ

職種を分けてチームを作り、売り上げ上位を目指すグループワーク
若手、中堅、ベテラン社員と座談会

細かく時間が区切られていて、グループワーク→座談会→懇親会→学生だけで懇親会

生産技術、マーケティンg、営業、研究

全体の業務紹介をさらっとやって、半分くらいはいろいろ社員と座談会

1日目にやったこと

午前は全職種について薄くプレゼンがあった、午後はそれを活かしてグループワークをやった。そのあと座談会も多分あった。プレゼンはそんな評価されている感じはしなかった。社員はほとんど回ってこない。

2日目にやったこと

座談会メインだったと思う。20分くらいで区切られながら、様々な年代の人と話す機会を与えられた。正直質問することはなくなったし、長時間しゃべりっぱなしなので疲れた。

人事

なし

社員とはほとんど関わらない。その日の予定を伝えられる時くらい。インターンシップを通して何かフィードバックなどはなかった。
インターンシップ面接で、面接中にそのままフィードバックをもらった。
どんなことにも挑戦できるのはいいが、どこまで挑戦を続けるのか、どこで折り合いをつけるのかまで考えるといいと言われた。

質問をする機会が多すぎるので、質問をし続けなくてはいけないところが本当に大変だった。
座談会の一タームの時間的に必ず一人1回は質問する必要があったので印象に残すためには2回を毎回続けるくらいの体力がないとだめ。しかももちろんカメラ、音声オンなのでずっと笑顔と集中力を保ち続けるのは疲れた。

グループワーク、座談会、インターン後の交流会（学生だけ）でかかわりがあった。一人仕切り屋がいたが、アピールするべきタイミングではなかったような気もする。

質問力と、自分の志望を具体的に深堀する必要性に気が付けた。その後の他社選考においても逆質問で困ったことはないし、志望動機もどれだけ具体的に深堀すれば十分なのかを知れたので、他社選考で言いやすかった。ただ、AGCの選考は時期が早すぎて正直うまくいかなかった。

もう少し業務内容について勉強するか、自分の志望動機の深堀をしておけば、質問タイムに有意義な質問ができて、本選考の志望動機や志望職種の説得力が増したと思う。
正直、インターンは何とか乗り切るためのふわふわした質問しかしてない。

社員が他社では考えられないくらい出てくるので、嫌でも雰囲気がわかる。社員同士の絡みも多く、仲がいいんだろうなあとは思った。研究分野や業務内容について話しているときは楽しそうにしていたので、研究が好きで仕方ない人が入っているイメージが付いた。

学生のレベルとしては勝負できるレベルだと思った。もちろん頭のいい人は多かったけど、ジ頭がいいっていうよりは勉強ができる人が多いイメージ。
また、自分の性格がAGCが求める人物像に強くマッチしていると感じたので、おそらく通るとは思った。

上がっても下がってもいない。正直本選考の優遇をもらうためだけに参加したし、質問タイム以外は特に他の企業と変わらないような面白みのないものだったので志望度に影響しなかった。志望している学生に変な人がいなかったので、学生の質も志望度に影響しなかった。

インターン参加者は早期選考に乗れる。あと、眉唾だがSPIのボーダーが高いとされていたがインターン参加者は割と全員通っていた気がする。SPIのボーダーはもしかしたらちょっと下げてもらえてるかも。

参加前は化学メーカーを中心に、様々な職種（技術営業、研究、開発、企画）を考えていた。しかし、参加して研究を仕事にしたいと強く感じた。（他の職種体験が恐ろしくつまらなかった）そのため、参加後は研究、開発に絞って就活した。
また、学生たちの話を聞いて意外と化学系で化学メーカーだけに絞っている人がむしろ少ないくらいだったので危機感を感じて化学のバックグラウンドを活かせない研究開発の応募もしてみるようになった。

若いうちから挑戦を奨励する社風なことは知っていたが、予想以上に自分発信の発言や質問、行動を求められると感じた。それができない人は確実に採用されないし、間違って採用されたら相当苦労するだろうなと思った。それくらい学生にも自分から発言することを求められた。
厳しい選考のせいかもしれないが、社員の選民的な思想がちょっとだけあって、そこは鼻についた。