18卒 本選考ES
編集職
18卒 | 成蹊大学 | 女性
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Q.
これまでの人生の中で直面した、最も高い壁について具体的に記入し、どのようにして乗り越えたのか教えてください。
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A.
私は小学校低学年から高学年、中学校時代にかけて「臆病で気の小さい自分」という自分の中の大きな壁を乗り越えた。幼い頃、私はおとなしく気の小さい子供だった。小学○年次には気の強い友人に誘われて万引きをした。いけないことだとわかっていたのに、友人に反発されるのが怖くて何も言えなかった。その後私はひどく後悔した。自分の思っていることを言えない臆病な自分が嫌いだった。そこで私は高学年になるにつれ、人前で発言をしたり、クラスの伴奏者や実行委員に立候補したりすることを意識するようになった。「気を強くもち言いたいことを言える自分になりたい」という強い思いから、人前に立つことで自信をつけ、私は徐々に「積極的で意志が強い自分」に変わっていった。そしてこのおかげで中学○年次に起きた最も辛い事件「仲間外れ」の辛さも乗り越えることができた。今の自分はあの頃の自分とは別人である。この壁を乗り越えられたからこそ、今の自分があるのだと思う。 続きを読む
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Q.
あなたが今、一番関心を持っている出来事と、その理由を教えてください。
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A.
盛岡市の書店員が仕掛けた「文庫X」やTSUTAYA馬事公苑店の「NOTジャケ借」のような、中身を見せずに本やDVDを売る手法が流行していることに関心がある。「文庫X」では、「この本を読んでほしい」というメッセージを書いたカバーで本を覆い、中身が何の本かわからない状態で売ることで、急速に売上を伸ばした。自分の志望している出版業界での出来事であり、出版不況と言われる中でも、売り方を変えるだけでこんなにも売上を伸ばすことができるのかということを実感させられた出来事でもあったので関心をもった。その後現在TSUTAYAでもジャケットを隠しキャッチコピーだけをつけて売る「NOTジャケ借」が注目を集めている。どちらも今までにない斬新な発想であり、あえて中身を隠して売ることは、人々のワクワク感を誘う面白い試みだと感じた。だが、私は装丁を含めて”商品”としての価値があると思うので、この売り方にしただけで売上が伸びたという現実に複雑な思いもある。 続きを読む
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Q.
あなたが高橋書店に入社して挑戦したい仕事を、達成するための帰還も含めて具体的に教えてください。
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A.
生活実用書の編集を通し、人々の生活を豊かにするための情報を提供していきたい。書籍の中でも貴社の強みの一つである実用書は、人々の生活に寄り添い役立つことができるジャンルの本であり、人々の暮らしを快適に楽しくするヒントが詰まっている。私は新聞会に所属し、学生に役立つ情報を発信していた経験や、編集プロダクションで生活実用書の編集アシスタントをしていた経験を活かし、人の生活をサポートしていくような本を作りたい。具体的には、食生活、趣味、美容といった分野で、”今”だけでなく、3年後も5年後も長く愛されていくような「質の高い」実用書を作っていきたいと考えている。そのためには、毎月の企画会議までの1か月間を充分に使って企画の内容詰めを行い、制作6ヵ月の間も打ち合わせを綿密に行っていきたい。そして、書籍編集部として記者が「実用書は高橋」のブランド力をもてるよう貢献していきたい。 続きを読む
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Q.
当社に伝えたいことを自由に表現してください。
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A.
■私は「情報発信をする」「文字媒体を通して人々のライフスタイルに貢献する」という軸で企業を選んでいる。幼い頃からの読書好きで、将来は本を生み出す出版社で仕事がしたいと思い続けてきた。その中で大学時代には新聞や雑誌を発行してきたことで、人の生活に役立てる喜びや楽しさを知り、書籍の中でも特に人々の生活を豊かにできる生活実用書の編集に携わりたいと思うようになった。貴社は実用書や手帳といった人の生活に寄り添い役立てる商品を多く発行しており、私の軸に合致すると感じた。また、ベストセラーよりも長年にわたって愛される、いつの時代でも通用するようなロングセラーの実用書が多く、量よりも質を重視している点にも魅力を感じた。■私は新聞会で4面あるうち、最も企画の自由度が高い特集面という紙面のリーダーを務めた。企画を提案する時は部内で反対の声が多いこともあり、企画を0から作り直したり、何度も練り直したりすることが多くあった。それでも諦めず様々な切り口で紙面を構成し、編集長を説得したことで、企画を実現させてきた。その結果、部内では反対されていた企画が読者の反響を呼んだこともある。このような「周囲に反対されても諦めず前進する力」や「困難に遭っても、自分で考え粘り強く問題に対処していく力」は、書籍編集においても必要な力だ。自分の企画を形にする、自ら考え実行に移す行動力も含め、これらの経験を活かして貴社で実用書を作っていきたい。 続きを読む