■私は「情報発信をする」「文字媒体を通して人々のライフスタイルに貢献する」という軸で企業を選んでいる。幼い頃からの読書好きで、将来は本を生み出す出版社で仕事がしたいと思い続けてきた。その中で大学時代には新聞や雑誌を発行してきたことで、人の生活に役立てる喜びや楽しさを知り、書籍の中でも特に人々の生活を豊かにできる生活実用書の編集に携わりたいと思うようになった。貴社は実用書や手帳といった人の生活に寄り添い役立てる商品を多く発行しており、私の軸に合致すると感じた。また、ベストセラーよりも長年にわたって愛される、いつの時代でも通用するようなロングセラーの実用書が多く、量よりも質を重視している点にも魅力を感じた。■私は新聞会で4面あるうち、最も企画の自由度が高い特集面という紙面のリーダーを務めた。企画を提案する時は部内で反対の声が多いこともあり、企画を0から作り直したり、何度も練り直したりすることが多くあった。それでも諦めず様々な切り口で紙面を構成し、編集長を説得したことで、企画を実現させてきた。その結果、部内では反対されていた企画が読者の反響を呼んだこともある。このような「周囲に反対されても諦めず前進する力」や「困難に遭っても、自分で考え粘り強く問題に対処していく力」は、書籍編集においても必要な力だ。自分の企画を形にする、自ら考え実行に移す行動力も含め、これらの経験を活かして貴社で実用書を作っていきたい。
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