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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 報酬UP

【革新と共創、未来を拓く】【18卒】日本ナショナルインスツルメンツのフィールドエンジニアの本選考体験記 No.3271(東京工業大学大学院/男性)(2017/12/11公開)

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒日本ナショナルインスツルメンツ株式会社のレポート

公開日:2017年12月11日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 2次面接
職種
  • フィールドエンジニア

投稿者

大学
  • 東京工業大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

まずは日本ナショナルインスツルメンツ社の元会社である米国のナショナルインスツルメンツ社の事業内容を確認するべきです。この会社は精密計測機器会社ではありますが、Tektronix社の様なオシロスコープを始めとする機器のみを販売する会社とは少々異なります。測定機器の製造に加えて統合開発環境であるLabViewソフトウェアを販売しており、このソフトウェアと製品を組み合わせることによって高い付加価値の製品を作っています。米国本社の事業内容を理解した上で、日本支社の役割についてHPに掲載されているレポート等から情報を収集しました。会社規模自体があまり大きくなく、情報源も少ないので、ホームページの情報を中心に、転職者のサイトなどにも目を通しました。

志望動機

私が日本ナショナルインスツルメンツを志望する理由は、フィールドエンジニアとして数多くの製品開発に関わる事ができるからです。私は米国留学中の夏季休暇を利用してハードウェアスタートアップに参加しました。この会社で私に与えられたテーマは実験や開発に用いる独自の装置の改良でした。具体的には、以前は手動で行っていたそれぞれの測定プロセスを、ナショナルインスツルメンツの製品等を用いて統合し・全自動化することです。私は最終的にエンジニアがフルタイムで2日程度掛かる作業を自動でかつ半日で終了できるよう装置を改良することに成功しました。この中で私は開発の現場での課題を解決する事が最終的に製品のアウトプットを高める為非常に重要なことであり、自分が興味をもってできることだと感じました。このような課題は現場のエンジニアは手一杯で解決できないため、測定機器のプロとして日本NIでフィールドエンジニアとして私が解決するべきだと考えています。このような理由から私は日本NIを第一志望に選択しました。

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
60分
面接官の肩書
エンジニア(経験年数は不明)
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

どのような研究をやっているかといった詳細には面接官は興味を持っていないようでした。どちらかと言うと、そこから将来像を創造させたり、論理的な思考を問う問題を出したりすることで、仮説を立ててどのような思考・行動を取れるのかを評価しているようでした。

面接の雰囲気

私が時間がなかったこともあり、Skypeでの面接を設定してもらいました。1対1だったこともあり、落ち着いた雰囲気での面接でした。

1次面接で聞かれた質問と回答

学部時代に行った研究を例にして、これが将来どのように社会に還元されると思うか述べて下さい。

私は学部時代、青色発光ダイオードに関するノーベル賞の受賞で脚光を浴びた窒化ガリウムの応用を研究していました。このデイバスは発光素子としても利用できますが、大電力制御用のトランジスタ素子としての応用も期待されております。私の研究はそのような応用を踏まえた上で、大きな電力を流すことができる素子開発プロセスを作ることです。近年では自動車が電気化しており、高性能な電気自動車を作るためにその様な大電流制御は必須だと言えます。このような背景を説明した上で、具体的な例として私が挑戦している方法でどの程度の素子の性能向上が望まれて、電気自動車の航行距離がどれだけ伸びると予想されるのかを論理的な仮説を組み立てて説明しました。

基礎的な数学の質問/論理推理力を求める独自の質問

基本的な数学の問題を数問問われました。特に定量的ではなく定性的に理解しているかを確認しているようで、まず三角関数の図を書くように指示され、そこからその二乗や、他の周波数の三角関数との加算の結果などを式から計算するのではなくて、直感的にどのようになるのか図で示しました。これは、フィールドエンジニアとして働く上で大切な観点だとのことでした。数値計算はコンピューターで行い、出てきたパラメータの真偽を判定できなければいけないという意味だと思われます。次に、ある測定機器子の故障の状況を説明された上で、どのような原因が疑われるべきか、その対策を施すことに追加でどのような情報の収集が必要なのか、図に原因や行動のフローを書きながら示しました。

2次面接 落選

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
50分
面接官の肩書
エンジニア(マネージャー)
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

フィールドエンジニアとして特に求められる能力、例えば相手の状況を観察して即時に問題や最適化点を発見する能力などを考え、そのような能力を示せる部分にフォーカスして話をするようにしていました。面接官が実際のフィールドエンジニアなので、このようなやり方は良いコミュニケーションになり評価されたと感じています。

面接の雰囲気

面接官の肩書が自身が内定したら所属する部署のマネージャーだったことから、非常に重要な面接だったことが分かりました。相手から特にアイスブレイクはなく、少し緊張した空気感でした。

2次面接で聞かれた質問と回答

研究活動を進める上で気をつけていることは何か。

主にスケージュルについて。2年という短い期間で計画的に研究を勧めること、また進捗からスケジュールを修正して卒業時にどこまでの研究成果を出すべきなのかを意識しています。まず修士入学時に1ヶ月程度時間をかけて研究テーマと2年間の全体の計画を設定しました。ここで3,4ヶ月程度で大まかに何を達成していかなければいけないのかが決定しました。これを元に、それぞれのタームで行うべきことを書き出して、これを毎週の日曜日の夜に具体的な形でgoogleカレンダーに書き込み、できるだけ無駄を無くすような計画を組んでいます。実験は失敗や装置の不調による変更はあるので、ただ全ての予定を詰め込むのではなくてそのような予想外の事が発生した時に修正が効くような時間のとり方をするように気をつけています。

フィールドエンジニアとして研究所やメーカーに営業に行った際に、顧客が間違った技術的な意見を主張したらどのような対応をするか。

ナショナルインスツルメンツ社の顧客は非常に高い専門知識を持ったエンジニアや研究者が主です。よってそのような方が間違った見解を示すということは、単なる勘違いではなくそう納得する理由や環境があるかと思います。ですので、私はまず顧客がそう考える理由を伺い、必要であればそう思ったに至った実験設備などを見せて頂きます。そして単にその間違いを指摘するのではなく、なぜ顧客がそうなるに至ったのかについて、顧客の環境になぞらえた説明をしようと思います。必要であれば実際にシステムに修正を入れた際の変化を確認します。また測定機器のプロフェッショナルとして指摘を行う上では誤りが無いよう、自分の知識もよく確認した上で行うように気をつけます。

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日本ナショナルインスツルメンツの 会社情報

基本データ
会社名 日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
フリガナ ニホンナショナルインスツルメンツ
設立日 1989年7月
資本金 9500万円
従業員数 7,100人
決算月 12月
代表者 コラーナ・マンディップシング
本社所在地 〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目9番9号
平均年齢 30.0歳
電話番号 03-5472-2970
NOKIZAL ID: 1569428

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