【挑戦と共感、新たな世界へ】【19卒】日本たばこ産業の冬インターン体験記（理系/総合職）No.3880（明治大学/男性）（2018/10/15公開）

JTがかなり有名な企業なのは以前から知っていたので、自分は非喫煙者であるが、企業の取り組みについて詳しく知ってみたいと思い、応募した。特に、喫煙者と非喫煙者の両方が過ごしやすい世の中を作っていく為に、どのような挑戦をしているのか詳しく知りたかった。

インターンシップの選考はESのみだった。質問内容が他社よりも癖があるように感じられたので慎重に、分かりやすい文章を心がけた。タバコに関する印象も聞かれたので、自分なりの考えはいくつか持てるようにしておいた。

新商品プルームテックの営業戦略を考えよ

1日目にやったこと

最初にJTの活動ついての座学があり、その後に新商品プルームテックをお得意先の店に売り込むグループワークがあった。コンサルティング会社の人がお得意先の役をし、実際にグループのメンバーで営業をするという内容であった。

人事部、営業部、インターンシップの為に呼んだコンサルティング会社の人

なし

実際に営業を10年以上されている社員の方からフィードバックをもらえた。営業ではこちらが伝えたいことをただ話すのではなく、まずは相手の立場になることが非常に重要だと教わった。相手が何に悩んでいるのか、営業には何を期待しているのかを会話を通して読み取っていく必要があると言われた。

グループワークでは相手がお得意先という設定だったので、我々の営業は比較的スムーズに進むと思いきや、全くこちら側の話を聞いてくれず(もちろん演技)大変苦戦した。営業は複数回に分けて行うのだが、どうしたら相手の興味を引いて話を進められるか、学生同士で徹底的に議論せねばならなかった。

タバコ以外の事業についても詳しく知ることができたので良かった。また、グループワークとして営業を実際に経験してみて、こちらが言いたいことを話すよりも前に、相手の求めていることを確実に感じ取る必要があると痛感した。また、実際に営業をしている社員の方からフィードバックをもらえる点はとてもためになったと思う。特にグループワークは多くの企業の本選練習にもなったと感じた。

事前にホームページを詳しく見てみて各事業についてもっと把握しておくべきだったと思った。また、グループワークの円滑な進め方をあらかじめ勉強しておけばよかったと感じた。

営業はやはり喫煙者がほとんどであるため、非喫煙者の私が働く場合には非常に厳しいと感じた。インターンシップで会った社員の方々も、ほとんど全員喫煙者だったと記憶している。ただ、社員の一日の流れや業務内容は詳しく知れたので、イメージしやすかった。

インターンシップ参加後は社員からのフォローは何も無かったから。また、このインターンシップとは別に５Daysのインターンシップがあったので、おそらくそちらでは内定に何らかの影響があるだろうと考えた。私が参加したインターンシップでは学生個人の評価はあまりされなかったように感じた。

自分は非喫煙者であるのに、タバコを売り込むには限界があると感じたため。もちろん営業以外の部署も多くあるが、やはり営業を経験する可能性が高いので、あまり現実的ではないように思った。また、JTという企業がどの様なものなのか、喫煙者と非喫煙者の両方を考えた取り組みをとは何なのかが知りたかっただけなので、志望度は上がらなかったのかもしれない。

このインターンシップとは別に５Daysのインターンシップがあったので、この１Dayのインターンシップでは本選には影響しないだろうと思ったから。インターンシップ後の社員からのフォローも特に無かった。

インターンシップ参加前は食品企業や商社を志望していた。JTには食品の部門があるのを聞いていたので、今回のインターンシップ応募の理由の1つとなった。食品企業では扱う食品の種類をあまり絞らずに幅広く見ていこうと考えていた。商社は総合商社、専門商社の両方を探して、どちらが自分には特に合っているのかを考えていこうと思っていた。

このインターンシップ参加後も、特に志望業界に変化は無かった。ただ、インターンシップに参加することで、本選でのグルディスの練習ができると分かったので、その後も積極的に多くの企業のインターンシップに参加していこうと思うようになった。インターンシップに合格してからも、参加までの間にその企業についてできるだけ調べ続けていた方が、よりインターンシップでは多くのことが得られると感じた。