17卒 本選考ES
総合職
17卒 | 東京農工大学大学院 | 男性
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Q.
これまでの人生のなかで最も苦しかったことはなんですか。またそれをどのように克服したかお聞かせください
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A.
私の人生で最も苦しかったことは「理化学研究所での研究です」。私が所属していた研究室は学生が私だけあり、求められるレベルはプロの研究者と同等のレベルです。初期のころの私がプロの研究者と共に研究しディスカッションを重ねることは本当に苦しく、ただ謝ってばかりの毎日でした。けれどもこれでは理化学研究所にいる意味がない、成長するために来たのではなかったのか、と考え徹底的に研究者の方とのコミュニケーションやディスカッションの時間を増やしました。そこから、私に何をして欲しいのか、それを達成するためにはどのような技術や考え方が必要なのかと確認することで、ただ数をこなすだけであった実験を自分のなかで明確化させました。これにより、実験をする理由や実験を成功させるためにはこれが必要だと気づくことが多くなり研究者の方にもわずかですが認められ、私の理化学研究所での研究は非常に有意義なものになりました。 続きを読む
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Q.
「リーダーシップ」を発揮した経験をエピソードを交えながらお聞かせください。
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A.
私は生協学生委員に所属し新入生にオリエンテーションを開催するプロジェクトリーダーを務めました。プロジェクトが中盤に差し掛かった頃、活動の中だるみが原因で多くのメンバーが自主的に活動しなくなっていきました。そこで私はメンバーに企画を成功させる気持ちと主体性を引き出し、全員が同じ方向を向く必要があると考え、「リーダー会議の撤廃」を提案しました。「リーダー会議」は従来各リーダーが集まって進捗状況や問題点を他のリーダーたちと共有する会議を週1回ほど行ってきましたが、これがあったことで、他のメンバーと壁が生じていたため、リーダー会議を撤廃し学年や役職関係なしに誰でも参加できるスタイルを導入しました。各々に主体性を持たせる行動をしたことでメンバーの活力を取り戻し、全員でプロジェクト成功という意識の統一に成功しました。結果、新入生の満足度が前年よりも15%も増加しプロジェクトは大成功を収めました。 続きを読む
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Q.
農薬業界に御関心がある理由をお聞かせください。またこの業界に入るとすれば、どのような形(職種)で貢献したいとお考えですか。(研究職/営業職/どちらでも可の中から御選択ください。
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A.
現在地球の人口は増加を続け食糧問題が深刻な問題となっています。この問題に対するメインの解決策のうちの一つが農薬だと考えています。耕地面積を増やすことは難しく、食料の生産性を上昇させるために最も効果的なものは農薬です。また農薬は直接口に入る物に使用する化合物であるため完璧な安全性と品質が求められます。これを担うのはメイドインジャパンの製品であると考え、農薬のマーケットは日本だけでなく世界中にある非常に成長性のあるものだと思います。そのため私は糖鎖合成研究により得た有機合成の知識や技術、農薬の構造活性相関研究をすることで得た農薬の知識や植物を用いたバイオアッセイの知識を用いて研究職として貢献したいです。具体的には使用者の視点に立ち、実際の生産現場で必要とされているものを安全性とスピードを重視して開発し、生産者さんに安心して高品質の農薬を使用していただきたいです。 続きを読む