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【未知の素材に挑戦】【21卒】日本製紙の冬インターン体験記(理系/研究生産系)No.11059(名古屋大学大学院/男性)(2020/7/17公開)

日本製紙株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。

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2021卒 日本製紙のレポート

公開日:2020年7月17日

インターン概要

卒業年度
  • 2021卒
実施年月
  • 2020年1月
コース
  • 研究生産系
期間
  • 1日

投稿者

大学
  • 名古屋大学大学院
参加先
内定先
  • フジミインコーポレーテッド
入社予定
  • フジミインコーポレーテッド

インターンシップ参加前

このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。

セルロースナノファイバー(CNF)や製紙業界に興味があり、同業他社の王子HDのインターンにも行っていた。営業利益では王子HDのほうが上だが、CNF研究では力をもっており、TEMPO酸化触媒の開発者である東大の〇〇教授との共同開発を始めたのは日本製紙である。そのためCNF研究の現場を知れることに魅力を感じ応募した。

このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。

当日のみのインターンの割にはESが比較的大変だった。自身がこれまで身につけてきたスキルやこれから身につけたいスキルを整理し、研究内容や志望動機と絡めて説明できるように考えておくことが必要。王子HDとの比較をしっかり行い、できる限り業界研究をしておくことも重要。

選考フロー

応募 → エントリーシート

応募 通過

実施時期
2019年12月
応募媒体
ナビサイト

エントリーシート 通過

実施時期
2019年12月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

インターンシップの形式と概要

開催場所
日本製紙株式会社 研究開発本部
参加人数
30人
参加学生の大学
同じテーマの学生しか学歴はわからないが、名大・北大・島根大・徳島大など地方国立クラスの院生だった。
参加学生の特徴
製紙業界に興味がある学生が多かった。同テーマの学生では、自分以外の全員がセルロースを研究対象にしており、専門性を重視していた。
報酬
なし

インターンシップの内容

テーマ・課題

CNF「Cellenpia®」を知る

1日目にやったこと

簡単な企業説明・安全教育を行った後、テーマごとに分かれて担当社員からCNFに関する簡単な講義を受けた。その後用意された実験を行い、データまとめ、考察を行った。一日の最後に、実験の内容を模造紙にまとめてチーム5人で5分程度の発表を行い終了。

発表会はありましたか?

  • はい
  • いいえ

審査員の肩書き

人事・技術系社員

優勝特典

なし

インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?

考察が伸びていなかった時間帯に、助け船を出そうかどうか迷っていたが、君が中心となって議論を回してくれたので非常に助かったと最後の個別面談で評価して頂けた。社交辞令かもしれないが、是非一緒に働きたいので本選考も応募してもらえると嬉しいといって頂けた。

苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?

CNFに興味があり、ある程度勉強してから参加していたが、やはり実験でCNFやセルロースを扱ったことはほとんどないので戸惑う部分があった。また、データ考察の段階では、思考能力が劣っている学生も散見され、限られた時間の中で基本的な部分まで立ち返って意見をすり合わせながら考察を進めていくのは苦労した。

インターンシップを終えて

インターンシップで学んだこと

CNFに興味があったため、実際にCNF研究の最前線を走る企業・部署・社員に知識を教えて頂けたことは非常に有意義な時間となった。また、自身が参加したテーマだけではなく、他のいくつかのテーマについてもローテーション方式で社員との座談会の時間を設けて頂けたので、他のテーマについての情報収集は十分にできる点が良かった。

参加前に準備しておくべきだったこと

CNFについての知識を体系的に得ることは難しいが、ある程度学んでおけば発表や考察の際に役立ち、ハイレベルな議論ができると思う。

参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?

  • はい
  • いいえ

CNF研究を行っているのはインターンを実施した研究開発本部ではなく、富士市にある開発拠点であると社員が教えてくれた。最新鋭の設備はすべて富士に移動しているので、インターンでは簡素な実験しか行うことができず、実際の開発現場という面ではイメージは湧きづらい。

本選考で内定が出ると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

インターンでの周囲の学生のレベルを見たところ、自分は十分に内定が出るレベルだと思った。社員からも非常に高い評価を頂いていたし、是非来てほしいと言われた。事業内容も、自分自身の研究内容と近く、基礎知識の面でも有利に働くため異分野の学生と比べると大きなアドバンテージがある。

この企業に対する志望度は上がりましたか?

  • はい
  • いいえ

担当して頂いた社員の能力は素晴らしく、研究職での業務は魅力的に感じた。しかし、インターンシップ参加者のレベルがそれほど高いと思えなかったので、内定者のレベルも一般には高くないのではないかと感じてしまった。また、研究生産系で入社して研究所に配属されるのは10~20%であると説明され、工場勤務の可能性が極めて高いことからモチベーションが下がった。

この企業を本選考でも受験予定ですか?

  • はい
  • いいえ

インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

本選考ではESさえ提出すれば書類選考が免除になる特別選考ルートに入れる。面接は2回だが、通常の選考フローが2回なのか3回なのかはわからない。自分は結局ESを出さなかったが、締切前日に人事から電話がかかってきて応募してもらえないかと言われた。

参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい

本選考ではESさえ提出すれば書類選考が免除になる特別選考ルートに入れる。面接は2回だが、通常の選考フローが2回なのか3回なのかはわからない。

参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい

化学に興味があり、化学系の研究開発職に就きたいと思っていた。特に、自分の研究内容に関連がある製紙業界(日本製紙、王子HD、レンゴーなど)や高分子材料メーカー(東レ、旭化成など)に行こうと思っていた。勤務地や研究職に配属される可能性の高い企業を重視するつもりでいたため、もともと日本製紙の志望度は高くなかったが、実際に研究に配属される可能性はどの程度なのかという生の情報を得ることが目的だった。

このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?

王子HD、日本製紙と製紙業界大手2社のインターンに参加したが、、研究力、技術力は高くどちらも遜色はなかった。しかし、業界として薄利多売の傾向にあり、機能化学品で価値を生み出すような研究開発に特化した企業ではないということがよくわかった。規模が大きいので事業所や工場が各地に点在しており、事業所が田舎にある確率も高いので勤務地を気にする自分には向いていない業界だと思った。

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日本製紙の 会社情報

基本データ
会社名 日本製紙株式会社
フリガナ ニッポンセイシ
設立日 1949年8月
資本金 1048億7300万円
従業員数 15,689人
売上高 1兆1673億1400万円
決算月 3月
代表者 野沢徹
本社所在地 〒114-0002 東京都北区王子1丁目4番1号
平均年齢 43.6歳
平均給与 645万円
電話番号 03-6665-1111
URL https://www.nipponpapergroup.com/
NOKIZAL ID: 1578869

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