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四国旅客鉄道株式会社 報酬UP

【四国新幹線を支える未来へ】【16卒】四国旅客鉄道の本選考体験記 No.1115(東京海洋大学/)(2017/6/13公開)

四国旅客鉄道株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒四国旅客鉄道株式会社のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 東京海洋大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

説明会(4月) → ES期限(6月) → web試験(7月) → 1次面接+クレペリン(8月) → 健康診断(8月) → 最終面接(9月) → 内定(9月)

企業研究

四国での鉄道事情について調べておく。具体的には特急列車における、運行頻度や乗車率、ほかのJR各社の特急列車との違いと特徴。ワンマン列車や非電化区間の割合。さらには、近年の輸送実績。近年の四国旅客鉄道の取り組みを調べ、自分なりの評価を事前にしておく。最も重要なのが、四国旅客鉄道に入って何を実現したいかを明確にしておくこと。ダイヤグラムを作りたいや駅員をやりたいだけでは、面接でさえ受けさせてもらえない。四国全体の問題点を取り上げ、それに対して四国旅客鉄道としてどういうアプローチができるかを言えるかがカギになると思う。

志望動機

私は人々の暮らしを支え続け、さらに大きく変えられる可能性を持つ社会インフラに携わりたいと考えた。その中で私の出身である四国の経済を大きく変える可能性を秘めた四国新幹線の実現に向けて進めている四国旅客鉄道に出会った。地方創生のモデルに四国がなれるようにしたいと思い、志望した。できるだけ少ない運行本数で需要を満たすダイヤグラムを作成することでダイヤ計画の最適化を図りたいと思った。その結果として、余った車両を観光列車に転用する提案をし、四国への潜在的な観光需要を掘り起こしたいと考えた。また、四国新幹線をつくるにあたり、自然災害に強いといわれる香川県に本社機能を移す提案を、他社に積極的に行うことで、多くの企業と連携して開業させたいと考えた。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
人事部長/運輸部長
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

尋ねた質問に対して、的確な返事ができているかを見ていたと思う。また入社後どのように会社や四国全体を変えたいのか、その具体的な内容と意欲を見ていたと思う。実際、いくつかやってみたいことがあったので、それを伝えることができたときは、面接官はしかめっ面から笑顔になって「そうですか、わかりました。」と答えた。これは上記2つのことをみていたのだろうと感じる場面であった。流暢に話すことを求めているのではなく、熱意がどれだけあるかを見ていたと感じた。

面接の雰囲気

両面接官は緊張をほぐすような質問をしてくれた。1つの質問に対して対話をしていくような形式だった。質問の意図に対してあいまいな答えをすると、「それはこういうこと?」や「それは○○な点で違うよね?」と確認されることが多かった。だからと言ってこれは圧迫面接には該当しないと思う。というのは質問の意図に対して明確な返事を促す手助けをしてくれたと考えられるからである。

1次面接で聞かれた質問と回答

あなたが自分自身を紹介する際に、持ち時間が1秒しかないときどうやって紹介しますか?

私は早口で「洗濯バサミ」のような人間であると紹介します。理由は部活動で考えの異なる部員たちを一つにまとめ上げようと努めてきたからです。私はボート部で舵手をしています。漕手たちは練習方針や漕ぎの技術に対して、一人ひとり異なった基準を持っていました。それを監督が提示した練習方針に照らし合わせ、ひとつひとつミーティングでこういう解釈をしていこうと練習のたびに確認しあいました。この出来事から、一つ一つばらばらの洗濯物を一つの集合体にまとめられる洗濯バサミがふさわしいと思い、洗濯バサミのような人間だと紹介します。まず結論をいい、その具体的な根拠となる出来事を続け、最後に結論を繰り返し伝えるやり方に気をつけて話しました。

JR四国を使ってみて不便だと感じるところはどこでしたか?

ワンマン列車が増えて列車の乗り口がわかりづらくなったり、連結車両が減って座れなくなったことです。利用している立場からみれば、いつも同じ乗車位置であったり、同じサイクルで列車が来ると利用しやすく感じます。ただ、もし自分が列車を運行する側に立てば、あまりお客様の乗っていない列車は運行を見直したり車両を減らしたりするのは当然の行いだと感じます。だから、私がこのように感じたことはお客様にうまく伝えておくことが必要だと感じました。入社後にお客様に伝える手段を見直すことをしたいと思います。複数の視点から一つの物事を見ていることをアピールするといいと思いました。また現状の問題を入社後に自分が変えたいという意欲を見せることで好感度を上げようとしました。

最終面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官3
面接時間
45分
面接官の肩書
人事部長/役員/役員
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

鉄道に対する専門的な知識がないのを前提にしながらも、素人目線でどのように見ているかを論理的に説明できているかを評価していたと思う。間違っているぞ。という目でこちらを見てきたが、最後まで相槌を打ちながら聞いていた。斬新な考え方をしているかどうかを見ていたようだった。

面接の雰囲気

ESに沿って質問された。私の答えに対して対話をする形式なのは1次面接と変わらなかった。また相手が役員ということもあり、よくわからないと感じたことは首をかしげて、次の質問に移るということも見られた。特にしつこく質問されたことはなかったので圧迫面接ではないと思う。

最終面接で聞かれた質問と回答

うちの会社は何流ですか?

一流だと思います。理由は2つあります。一つは特急列車に振り子装置を積極的に取り入れたからです。ほかのJRでは導入しても次は行わないであったりそもそも導入を見送る会社がある中、御社は積極的に導入なさいました。これはひとえにお客様を目的地に早く運びたいと考える御社の熱意が表れたものだと思います。失敗を恐れずに発展途上の技術に挑戦する姿勢は一流だといえます。二つ目の理由は他の鉄道会社を巻き込んだ企画切符を販売していらっしゃることです。これはほかの鉄道会社には見られないことだと思います。四国内外の人の潜在的な旅行需要を掘り起こそうとしていらっしゃる御社はやはり一流だと思います。注意したところは、ほかの会社と比較してみた結果独自のものであることを強調したことである。

ダイヤの適正化とは具体的にどうやって行うものか教えてくれますか?

私はワンマン列車の後ろ1両回送は燃料費の無駄だと考えます。また上り列車、下り列車双方に設けてある時点で、そもそも回送する必要はないと考えます。走っているにもかかわらず、お客様が乗れないのは提供できるサービスを提供できない点でもったいないといえます。これが提供できるようにしたり、そもそも回送をなくしたりすることで適正化が図れるようになると思います。具体的な事例を挙げて、問題点を伝え、これをどう改善するかを述べる。順序立てて伝えることで相手に伝わりやすくなると思い、注意してしゃべった。

内定者のアドバイス

内定に必要なことは何だと思うか

入社後、四国旅客鉄道でしかできないことで、何をしたいかを明確にしておくことが大切だと思う。そしてそれらを複数持っている必要がある。私は四国出身だから四国の問題点を昔から知っていただけでなく実情も把握していた。四国に縁もゆかりもない人は四国の問題点や実情についてもさらっと調べておくとよいと思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

まず、学歴はまったく考慮されていない。四国旅客鉄道で自分自身が何を実現したいかだけで内定が出ているような印象だった。学生時代に諸外国の鉄道と日本の鉄道の事情の違いを知っている人もいた。主体的に大学時代を過ごし、その経験をはっきり伝えられた人は内定をもらえるのだと思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点

現状ESで落ちることは少ないが、web試験で落ちている人はたくさんいた。これはおそらく、ESとweb試験を総合的に見て合否を決めているからだと考える。というのは冷やかしでうちの会社を受ける人が多いと人事の方が言っていた。ESに四国旅客鉄道でしかできないことを盛り込まないと、そもそも面接を受けさせてもらえない可能性は極めて高い。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所

入社を迷った企業

日本トランスシティ株式会社

迷った会社と比較して四国旅客鉄道株式会社に入社を決めた理由

私が日本トランスシティよりも四国旅客鉄道を選んだ理由としては、物流系の事業よりも鉄道インフラ系の事業に関わる方が人々の暮らしを支えていると実感しやすいと考えたから。また、本社が地元の香川県にある四国旅客鉄道の方が勤務地に対して、安心感があった。北海道新幹線が来年度開業する中、新幹線が通っていない旧国鉄系旅客鉄道会社は四国旅客鉄道だけになる。その点で、自分の手で四国に新幹線を開業させたいと、具体的な夢が思い描けたので。

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四国旅客鉄道の 会社情報

基本データ
会社名 四国旅客鉄道株式会社
フリガナ シコクリョカクテツドウ
設立日 1987年4月
資本金 35億円
従業員数 2,149人
売上高 240億400万円
決算月 3月
代表者 西牧世博
本社所在地 〒760-0011 香川県高松市浜ノ町8番33号
電話番号 0570-00-4592
URL https://www.jr-shikoku.co.jp/
NOKIZAL ID: 1571016

四国旅客鉄道の 選考対策

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