21卒 本選考ES
品質管理職
21卒 | 岐阜薬科大学大学院 | 女性
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Q.
具体的な専攻内容(400)
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A.
私が所属する生薬学研究室では、「天然生理活性物質の探索」をテーマに掲げています。そして本研究室の伝統である植物化学分類を発展させ、有効資源を探索し、人類の生活や健康に寄与する天然生理活性物質を発見することを志向しています。その中で私はマメ科植物に含まれるフラボノイドをはじめとするポリフェノール成分に注目し成分研究に着手しています。まず初めに有機溶媒によって抽出した植物エキスについて、各種クロマトグラフィーを駆使することにより成分の分離精製を行います。次に単離した化合物のNMRなど各種機器スペクトルデータを解析することにより構造を決定しています。そして、これら解析した構造は新規性ならびに植物分類学的な価値を判断することで研究結果を検討します。これまでに新規化合物9種を含む19種の化合物を単離しました。また今後は得られた個々の化合物の活性試験を行い、植物の有用性を検討していく予定です。 続きを読む
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Q.
志望動機(400)
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A.
私は医薬品を通じて人々の健康に貢献したいという思いから製薬業界を志望します。幼少期に薬を使用する経験が多く、その効能効果を深く実感してきました。この経験から将来は患者へより良い薬を届けることに携わることができる製薬業界で働きたいと考えるようになりました。その中でも貴社のグローバルな事業に適合した高レベルな品質管理体制に魅力を感じました。貴社の品質管理職として高品質で安全な医薬品を世界中に安定的に供給することで、一人でも多くの患者さんの笑顔と健康に貢献したいと考えています。どんなに良い医薬品でも患者さんのもとに適切に届かなければ意味を持ちません。誰もが安心して使用できる医薬品を必要とされる時に届けられることが重要であり、私はその重大な任務を果たすことで患者さんのQOLに貢献したいと考えたため、貴社の品質管理職を志望致します。 続きを読む
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Q.
長所・短所(200
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A.
長所は物事に積極的にチャレンジできることです。今までにも国際学会へ自ら立候補して参加するなど、自身の成長のために多くのことに取り組んできました。短所は心配性なところです。実験を行う際にも何回も確認をしてしまうため他の人よりも進むのが遅いと感じているため、あらかじめ計画を立てて確実に期限までに終わるように心掛けています。ミスが少ないという点では、品質管理という職において活かすことができると思います。 続きを読む
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Q.
学業・研究以外で最大にチャレンジしたこと(400)
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A.
私は飲食店のホールスタッフとしてアルバイトを行っています。仕事中にオーダーミスがあり、そこからみんながあたふたしてしまったことからお店全体がうまく回らなくなってしまったことがありました。そこで、同じミスが起こらないようにアルバイトの仕事内容について考え直したことが私のチャレンジです。様々な状況に応じて「この状況になった時にはこのポジションの人がこの仕事を行う」と一つ一つ仕事を明確にしてアルバイト全員に共有していきました。その結果、ミスが減り効率的に動くことができるようになったと感じております。実際に常連のお客様からは「てきぱき動いているように見えて気持ちがいい」とのお褒めの言葉をいただきました。社会に出て働く際にも「周囲との連携」を大切に、みんなで意見を共有し合いより良い仕事をしていきたいと考えております。 続きを読む
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Q.
これまでに経験した最大にピンチだったこと(400)
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A.
研究活動において修士1年の時に今まで通りに結果が出なくなってしまった時が私にとってのピンチでした。植物から化合物の単離を行なっていましたが、なかなか自分の単離したい化合物が取れず、とても悩みました。その状況から脱却するために今までと同じことをしていてはダメだと考え、新しい方法を取り入れてみようと動きました。具体的には研究室内の人とディスカッションを行いました。先輩から後輩まで多くの人の意見を聞き、取り入れることで斬新なアイディアが生まれました。また、研究室内でよく使用する溶媒系だけでなくもっと良いものはないかと考え、他研究室の同期に話を聞き、研究室内だけでは知り得ない知識を得ることで良い結果を残すことに繋がったと感じております。時には周囲の意見を取り入れて柔軟に活かすことの大切さを学び、その力が身につきました。 続きを読む