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日本毛織株式会社 報酬UP

【繊維技術の未来を拓く】【18卒】日本毛織の研究開発職の本選考体験記 No.3036(京都工芸繊維大学大学院/男性)(2017/12/7公開)

日本毛織株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒日本毛織株式会社のレポート

公開日:2017年12月7日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 研究開発職

投稿者

大学
  • 京都工芸繊維大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

ESがないので説明会に参加したらその後面接に進める。事業領域が大きく4つに分かれており、衣料繊維分野、産業機材分野、人とみらい開発分野、生活流通分野となっている。技術職のメインは衣料繊維分野、産業機材分野となる。また、近年介護事業も始めており、そちらのほうの総合職も応募している。国内での高い学生服シェアを占めているので会社が安定している反面、そのせいで社員の行動志向が低いというデータが出ているみたいなので新たな可能性を見つけ、実現に向けてチャレンジし続ける力を持っている人材を求めている。また、繊維だけでなくほかの成長フィールドの確立も求めているので、そういった点でも様々なことにチャレンジしていく姿勢が必要である。

志望動機

私は大学院では合成繊維の研究をしており、様々な紡糸法や繊維の物性評価、構造解析を学んでおり、高分子物性や繊維に関する知識を持っております。この知識を活かして将来は繊維メーカーにて研究開発に携わりたいと考えております。日本の繊維業界は低コストで製造可能な他国の台頭により、現在斜陽産業といわれています。しかし、繊維の技術に関してこの国はいまだに非常に高いものを持っており、他国に決して負けていないと信じております。貴社は大変歴史のある企業であり、高い技術力を持っている企業であると私は考えております。貴社の高い技術力に触れて様々な技術を吸収し、一流の技術者になりたいと考えて貴社を志望させていただきました。

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生2 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
人事
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

どのようなことを学生時代にしてきたのか、その結果どのような人間になったのかということを伝えていけばいいと思う。熱意をもって話すことが大切である。

面接の雰囲気

学生複数の面接であったが技術は技術でまとめてくれているみたいであった。面接官は優しい口調で圧迫感は一切感じなかった。

1次面接で聞かれた質問と回答

大学時代力を入れて取り組んだこと

私は大学時代、所属していた部活をまとめ上げることに力を入れて取り組みました。私は所属していた部活で部長を務めておりました。部長になってすぐのイベントは学園祭の準備、運営でした。私は部長として仕事をしなければと思うあまり、一人で仕事を抱え込んだ結果、周りが見えなくなり、私一人が仕事をしているような状況に陥ってしまいました。そこでこのままではどんどん部員と私の間で距離が生まれてしまうと思い、ほかの同期と話し合い仕事を分担し、全体の状況管理をするようになりました。その結果部員全体の様子が見えるようになり、スムーズに運営が進むようになりました。このことから、上に立つときに気をつけないといけないことを学ぶことができました。将来社会人になって人の上に立つような機会があった際にこの経験は役に立つと考えております。

部下とはどのような接し方をするように考えているか。

私は先ほど部長を務めていたというように言いましたが、決して人より優れたカリスマ性があるような人間ではありませんでした。そんな中でどのように部長として部員をまとめていくかを考えたときに、できるだけ部員全員と密にコミュニケーションをとり、部員一人一人がどのような考えを持ち、どういう性格をしていて、どういう仕事を頼むことに向いているのかということを把握することが大切であると私は考えました。これを把握するために、部活動の時間以外でできるだけ少人数でご飯やお酒の席に誘い、部活動の時に話すような内容でもないたわいない様々な話をしました。こうすることで部員は私に心を開いてくれました。会社に入った後もこのように様々な方と密にコミュニケーションをとりたいと考えております。

2次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
技術/人事
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

技術面接は自分の研究に対してされそうな質問に対する返しをある程度考えておくことが大切である。はきはきとアピールするとよい。

面接の雰囲気

技術面接であり、プレゼンテーション資料を持参のうえで5分程度の研究紹介の後面接であった。雰囲気は和やかであり、圧迫感もなかった。

2次面接で聞かれた質問と回答

研究で工夫していること、気を付けていること。

私は研究の際に様々な装置を使用しているのですが、既存の装置では作成、測定できないサンプルが多数あります。その際にあきらめるのではなく、研究室内の様々な装置を自ら改良したり組み合わせたりすることでサンプルの作成や測定を可能にして参りました。当初はできないと思っても、研究室の様々な装置を考えてみて使えそうなものをリストアップして、実際に試してみるというトライ&エラーを繰り返して最終的に作成、測定できる条件にたどり着くということを繰り返してきました。その際にただ作成、測定するだけでなく、再現性はあるかということを考えて何回も同じ条件でやってみたりすることで実験として使えるデータであるかも確認することを忘れないようにしております。このように、できないと思ったことでも様々な方法を試して見ることが今後社会に出た後も大切であると私は考えております。

大学院では研究以外にどのようなことをしてきたか。

私は大学院では研究のほかに、他大学との連携プログラムに参加いたしました。このプログラムでは他大学の研究室にインターンシップで研究をさせてもらったり、他大学のコース生と企業OBの方が集まって泊まり込みでグループワークをしたり海外の講師の方を招いた英語を用いた講義や英語での研究紹介やディスカッションなど、普通の大学院生活を送っていては得られない経験をしました。これにより研究との両立が少し大変になってしまいましたが、スケジュール管理をしっかりとするようになり、効率よく時間を使えるようになりました。今後も臆せずに多種多様の環境に飛び込んでいき様々な知識を取り入れ、幅広い知識を取り入れていける社会人になりたいです。

最終面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官4
面接時間
30分
面接官の肩書
役員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接は雰囲気に気おされずにはきはきしゃべることが大切である。自分の強みをしっかりと話して分かってもらうことができるとよい。

面接の雰囲気

これまでと違い役員の方々が並んでおり、部屋もこれまでと違う雰囲気で非常に緊張した。面接前に会った人事の方の優しい言葉で頑張ろうと思えた。

最終面接で聞かれた質問と回答

会社に入った際、自分は何をしたいか。

私がもし貴社に入社した際、持っている知識とこれから得る知識を組み合わせて新たな繊維技術の開発に携わりたいです。私は誰もやったことがないような実験や試みに非常に興味があり、様々な新しいことに挑戦したいと考えております。現在繊維業界は斜陽産業といわれており、他国の安価な繊維に押されてしまっております。しかし日本の繊維は大変高品質、高性能であり、決して海外の繊維には負けないと信じております。私は大学院では合成繊維の紡糸、物性評価を用いた研究をしており、ほかの学生には負けない繊維の知識を持っております。この知識と、長い歴史と技術力を持った貴社の中で培う知識を得ることで、これからの新時代に使われるような繊維の開発を行いたいです。

日本毛織株式会社の志望度とその理由を教えてください。

第一志望で考えております。貴社は繊維系の会社であり歴史も長く大変安定している会社であると私は考えております。そのような会社の中でたくさんのことを学び、一流の技術者になることを夢見ております。また、これまでの面接を通して非常に感じていることが、この会社は人事の方々をはじめとするすべての社員の方々が私にとって非常に話がしやすく、とても働きやすい会社なのだろうなということであります。会社は一人で仕事をすることが少なく、様々な人と関わりながら仕事をしていくと私が考えております。今後の長い人生を共にする会社で人間関係というのはとても大切であり、貴社のような会社にて仕事ができることは幸せであると思い、このような志望度になっております。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

色々な会社を見た後に返事をくれればよいといわれ、最後まで就活をさせていただいた。他社と迷った末に断ったが非常に優しい会社であると感じた。

内定に必要なことは何だと思うか

人柄をとても重視しているようにみえた。ぐいぐいとアピールをしていく半面、自己中心的な風に受け取られないように注意しよう。この会社にはESがないので面接ですべて判断される。伝えたいことを自分の言葉ではっきりと伝えられるようにしておく必要がある。同じような規模の繊維系の会社に比べてこの会社にどんな魅力があるのかということを話せるようにし、行動志向、チャレンジ精神を持っているということを伝えられるようにすればいいと思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

社内の雰囲気を大切にしているように感じられたので、一緒に仕事をしたいと思わせるような人が内定をもらえると思う。些細なことだが話すときの笑顔や身振りを大きく伝わりやすくするなどすることでも印象はよくなると思う。そういったことから意識していくことが大切だと思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点

最終面接の緊張感は非常にすごかった。普段役員の方しか入らないフロアに通され、部屋も非常に高級感あふれる部屋であった。この会社は推薦もないので面接が非常に大きなウェイトを占めており、面接というフィールドで均等に判断される。伝える力をつけよう。

内定後、社員や人事からのフォロー

工場見学のお誘いがあったが、内定辞退をしたので断った。

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日本毛織株式会社の選考体験記

日本毛織の 会社情報

基本データ
会社名 日本毛織株式会社
フリガナ ニッポンケオリ
設立日 1896年12月
資本金 64億6500万円
従業員数 4,157人
売上高 1134億9700万円
決算月 11月
代表者 長岡豊
本社所在地 〒650-0037 兵庫県神戸市中央区明石町47番地
平均年齢 45.5歳
平均給与 561万円
電話番号 06-6205-6600
URL https://www.nikke.co.jp/
NOKIZAL ID: 1138884

日本毛織の 選考対策

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