【学生の人数】3人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事【面接の雰囲気】説明会であったことのある人事の面接官がいたため、こちらも幾分リラックスして面接にのぞめた。こちらの話を最後までうなずいて聞いてくれるような人だったので、終始和やかな雰囲気だった。【自己PRをしてください。】私は負けず嫌いな性格であるため、常に向上心をもって行動することができることが長所です。また、幼少の頃からサッカーをしてきており集団の中できちんと自己主張する術を心得ており、レギュラーの座を努力でつかんできました。また、そのような環境に身を置いていたこともありコミュニケーション能力にも自信があります。このような人間性によって周りを巻き込んで新しい事に挑戦したいと考えています。一方、短所としては、私は直感で行動する事が多く、計画立てて行動する事ができないところがあります。計画を立てずに行動してしまったことによって一日のスケジュールを変更しなくてはならないような状況になったこともあります。この短所を改善するため、現在どんな小さいこともメモをとるようにして改善を図っています。【現在行っている研究のテーマを説明してください。】私は高分子結晶の分子鎖間に働く弱い相互作用を電子密度レベルで可視化する研究を行っています。高分子の結晶構造を電子密度レベルで可視化したという例は今まで一つもありません。これまでに無機材料X線データに対して、マキシマムエントロピー法(MEM)が適用できるということがすでに報告されています。私の所属する研究室ではこれまでに、微生物が生産する高分子ポリ(3-ヒドロキシブチレート)(P3HB)の一軸配向試料のX線繊維図形を用いたマキシマムエントロピー法(MEM)によりP3HB結晶の電子密度分布解析を試みましたが、最終構造を得るに至りませんでした。そこで私は、粉末X線回折パターンを用いたMEMによるP3HB結晶の電子密度イメージングを試みました。この研究を通じて、高分子結晶にマキシマムエントロピー法が適用できればより精密な構造解析が可能となるため期待を持って研究を行っています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】説明会のときに感じていたように、コミュニケーション能力についての質問がおおかったため、事前にしっかり準備しておいたことでアピールできた点が良かった。
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