- Q. 志望動機
- A.
佐藤食品工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2016卒佐藤食品工業株式会社のレポート
公開日:2017年6月13日
選考概要
- 年度
-
- 2016年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 不明
投稿者
選考フロー
企業研究
とにかくパンフレットとホームページを読み込みました。他にも、商品を実際に食べてみるなど、会社のことを必死に知ろうとしました。そして、会社の理念と自分の軸とを結びつけるように、志望動機を考えました。後は、選考中に、大学の先生や友人、バイト先の人に会社のイメージなどを聞いてみるなどもしていました。特に特別なことはしていません。
志望動機
食べることが大好きで、何より御社の商品に魅力を感じたので、私も社員として、御社の商品を広めたいと思いました。私は食品業界に絞って就活をしているのですが、食品業界は、全ての年齢層、性別、国籍問わず様々な人に商品を通して、役立てることに魅力を感じました。その中で、御社の商品は、パックごはんの無菌化に初めて成功し、食品業界に最も重要な信頼感を長い間守り続けています。そんな伝統もしっかりと守りつつ、新しい御餅の食べ方を提案するなど、新しいことにも積極的に挑戦していて、お米にこれほど多くの可能性があることに驚き、また魅力を感じました。食べることは、生きる上で必ず必要なことです。御社の商品で、より多くの人に生きる力を届けたいです。
1次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生2 面接官4
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 営業
- 通知方法
- 連絡なし
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
多くの会社を受けてきましたが、特にサトウ食品は「本気度」を確かめているように感じました。特に私は、二次募集で選考に参加したので、もうミスマッチで辞退者をできるだけ出さないようにしていたのだと思います。私の場合、その本気度が偶然伝わったので、内定にまで至ったのだと思います。この会社は、一次選考(説明会&筆記試験)の時から、大阪、東京とそれぞれの場所で実施してくれており、私は大阪で参加しました。けれども、二次選考の日がゼミの合宿と被ってしまい、卒論に必要な合宿だったため、合宿を優先しました。そして、東京での面接日なら参加可能だったので、参加させて欲しいと電話で頼みました。理由を言うと、大阪で別日で合わせてくれようとしましたが、社員さんの都合が悪く、結局自費で東京で面接をすることになりました。すると、「東京までわざわざ来てくれてありがとう」と、一次では勿論、大阪の二次面接、最終までお礼を言われ続けました。なので、余程わざわざ一次で東京まで行くのは、珍しいらしく、熱意が伝わったのだと思います。その結果、一次面接は、その日の帰りの新幹線の中で、本社から電話が入っていました。電車の中で、出れなかったため、翌日メールも来ました。
面接の雰囲気
基本的に履歴書の内容から、質問されます。本当に基本的なことばかりです。初めに、自己紹介をし、志望動機を聞かれます。後は、会社の商品をどう思うかや将来性はあるかなど、理由も含めて聞かれました。家族構成なども詳しく聞かれ、親の職種なども聞かれました。雰囲気は終始和やかで、程良い緊張感の中、自分の意見をしっかりと話せました。最後は、時間の許す限り、質問タイムでした。どんなことでも正直に詳しく話していただきました。
1次面接で聞かれた質問と回答
パックごはんについて、どう思うか。需要はあると思うか、将来性はあると思うか。
パックごはんについて、需要はこれからもあると思います。少子高齢化が進んでいることや、女性の社会進出も増えていることから、男女共に一人暮らしの人が増えています。なので、独身で働いている方や、お年寄りの方でご飯を炊くのが面倒な方が買うと思います。また、何より味が他社と比べて美味しいので、品質にこだわりを持っている御社の商品には需要があると思います。そして、会社全体としては、例えば新商品の「切り餅いっぽん」は、ハムとチーズを御餅に巻いて食べたり、チョコレートやあんこをつけて食べたりと、一人暮らしの大人向けのパックごはんとは対照的で、パーティーや家族など、大勢で食べるような若者向けの食べ方を提案した商品です。このように、これまでの食べ方だけでなく、新しいニーズに合わせた商品にも挑戦していることから、会社の将来性は十分に感じられます。
家族のことについて結構聞かれました。家族で、食品関係の仕事をしてる方はいるか。いなければ、何の仕事をしているか。お父様は、ずっと地元におられるみたいだけど、全国転勤もあり得るので家族は許すかなど。
食品関係の者は、いません。父は、建築業界で基本的に家の設計をしています。しかし、小さい会社なので、営業なども全て行っていると思います。よく電話で、お客様とどういう風なものにしていくかを話し合っていたり、業者の人とどういう素材にするかなど、相談し合っているのを聞きます。確かに、父はずっと地元にいて、大阪から出たことがありませんが、就活の話は家族でよくするので、私がどのような業界を目指しているかは、家族のみんなが知っています。そして、特に母は私がしたいことをしなさいと言ってくれているので、特に問題ないと思います。私自身も、日本全国行ってみたいという気持ちがあるので、転勤は不安でもありますが特に問題としていません。
2次面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 営業
- 通知方法
- 連絡なし
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一次面接の再確認という感じで、二次で特に突っ込まれたことはありませんでした。けれども、やはり「本気度」を見ていたと思います。一次面接の時から、心変わりはしていないかなどを確認されていたような気がします。また、やはり家族からも許してもらえるかなど、家庭環境もまた確かめられました。いくら本人が入社したいという気持ちがあっても、やはりまだ学生なので、親に反抗してまで自分だけで人生を決めるのは、難しいこともあります。なので、そういう家庭事情も含め、内定を実際出した時に、本当に入社してくれるような人を企業側は、求めていたように感じました。
面接の雰囲気
履歴所内容の再確認。かなり和やかで、終始楽しかった。一次よりも突っ込まれることなく、終了しました。正直これで良いの?と思ったほどです。もう内定?と思ってしまいました。志望動機や自己PRも特にせずに、一人暮らしはできるか、両親がここを受けることに対して何と言っているか、バイト内容、学校までの通学時間など、雑談も入りつつ履歴書内容の再確認でした。ほとんど一次で話したことと同じことを聞かれました。
2次面接で聞かれた質問と回答
営業は、女性社員が3人だけだが、問題ないか。
正直、不安もありますが、問題ありません。塾講師のアルバイトでも、男性の先生が多かったですが、その中でも結果を出して塾の広告チラシに何度か掲載してもらうなど、しっかりと活躍しました。でも、女性社員が増えてほしいです。女性がいないのは、正直不安でいっぱいですが、でもここで働きたいと思っていたので、やっていけるということを伝えるようにしました。ただし、全く問題ないと言ったら、完全に作った自分で嘘になり、ミスマッチがおき返って不安だと思ったので、不安も感じていることも正直に伝えました。
バイト内容について。
塾講師のバイトで、生徒の夢を叶えることに力を入れたことを伝えました。その中で、初めの頃は、成績不振で生徒を退塾させてしまうという失敗があり、上司や先輩に相談し、そこから自分の授業内容や、宿題の出し方などを考え直し、やり方を変えることにしました。すると、残りの生徒全員を志望校に合格させられるという結果に繋がりました。また、その後も生徒のモチベーションが上がり、これまで勉強が大嫌いだった子が、自ら欲しいプリントを言ってきてくれるようになり、生徒の気持ち自体を変え、成長させられたことが、非常に嬉しくやりがいを感じました。これがきっかけで、人を笑顔にさせられることがしたいと思うようになりました。私の塾講師バイトは、生徒のカリキュラム作りや、宿題内容、授業の進め方、自習に呼ぶことなど、基本的に全てバイトの先生に任されます。業務としても、一人で教室を開け、テスト監督をしたこともあります。他にも、校門前にチラシ配りに行ったり、ポスティングに行ったりなども任され、一人でこなしました。なので、生徒の成績が上がらないのは完全に先生のせいになります。このように、いかに任され、責任感のあるバイトかをを面接でしっかりと伝えることを心掛けました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 不明
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 代表
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
やはり、「本気度」です。遠まわしに、絶対入社してねと言われました。圧迫は全くなく、本気で確かめ合う場でした。入社意志と私の性格などが見られていました。本当に会社のカラーに合っているか確かめられていたと思います。また、会社としても女性が欲しいため、もしかすると女性である私は、男性の方よりも有利だったのかもしれません。逆に、質問時間もしっかりと用意し、全て丁寧に答えていただきました。もう1社と悩んでいることも正直に伝えました。それでも、人生の大事な選択肢なので、今日しっかりと確かめて悩んで決めてくださいと言ってくださいました。一次から、辞退者を出さないような面接内容だと感じたにも関わらず、「オワハラ」といものも全くなく、1週間以上も答えを出すのを待ってくださりました。もう1社の最終面接が控えていたため、待ってくださったのです。「オワハラ」問題について、面接までの時間に人事の方と話してたぐらいです。
面接の雰囲気
社長さんが、非常に穏やかな方で、本当の私を引き出そうと常に優しい顔で、私の話を聞いてくださっていました。面接官の方全員が、私の話を一生懸命に聞いて、頷いたりしてくださっていたため、非常に話しやすく自分を出せました。笑いを取ることもでき(そんなつもりはありませんでしたが…)、外で待機している同じ就活生の方に、何話してたんですかと聞かれたほどでした。
最終面接で聞かれた質問と回答
例えばもし、大阪の人と結婚して子どもができ、東京に転勤することになったら、それでもあなたは東京にいくか。
この質問が一番悩みました。本当に難しい質問で、実際に子どもがいた場合、女性が子どもを置いて、遠い所に働きに行くのは無理だと思います。特に幼いころは。なので、結論としては、「転勤は無理。」だと思いました。けれども、無理だけ言ってしまうと、終わりなので、正直にそこまでは考えられていませんと言いました。けれども、私もできる限り同じ会社で長く働きたいと考えているので、基本的に転勤は問題ありません。でも正直、結婚について今は考えていません。けれども、他の面接官の方達も、これは難しいな…と、一緒に顔を歪めて悩んでくれているのが伝わり、嬉しかったです。何故か心強かったです。
遊覧船のバイト内容について(初めてのアルバイト)。
大阪の道頓堀の遊覧船のガイドをしていました。私は、人前で話すのが苦手なのですが、自分を変えたい気持ちもあり、あえて嫌なことをバイトにしました。最初は、本当に言葉が出てこず、なかなかお客様を楽しませることができませんでした。けれども、元々は人を喜ばせることや、楽しい面白いことが大好きな私だったので、乗りよくお客様に対応できていたと思います。まだまだ上手なガイドはできませんでしたが、やる気全開の笑顔と乗りで対応し、「楽しかった」や、「良かったよ」など、声をかけてもらえるようになりました。このバイトがきっかけで、自信を持って何事にも積極的になれました。
内定者のアドバイス
内定に必要なことは何だと思うか
とにかく「本気度」を伝えることです。あまり志望度が高くない方は、特に企業研究を行い、会社についてしっかりと理解し、言えるようにしておいた方が良いです。何を聞かれても自分の言葉で自分の意見を言えるようにしておいてください。商品についても聞かれるので、実際に食べるのが良いかと思います。商品を食べたことがあるか、美味しいか、御餅は良く食べるか、何味で食べるのが好きか、など本当に聞かれました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
未だに内定者とお会いしていないので分かりませんが、話しやすい方が、面接に進むにつれて多く感じました。説明会では、正直「暗っ!!」と思いました。これまでの他社の説明会では、席の隣の方とは待ち時間に話すことが多かったのですが、なぜかそれができる雰囲気ではなく、私自身もかなり緊張してしまいました。座談会の時間ですら、笑顔でない方が多かったです。その方たちがどうなっているかはわかりませんが、面接に進むにつれて、人当たりの良い方が多かったです。もしかすると、説明会の時点でそういう所もチェックされているのかもしれません。あとは、既に他社の内定を持っている方ばかりでした。納得できず就活を続け、就活の最終段階にいる方が多くて、ここの内定をもらえば決めてしまうという方が多かったです。なので、やはり志望動機がしっかりとしている「本気度」が高い方が面接を通過しているのだと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
会社によるが、あまり筆記試験や適性試験は重要でないと感じました。もうダメだと思うぐらい出来は悪くても、履歴書内容には自信があり、実際通過しました。同じ履歴書内容で、多くの会社で通過していました。自己分析をしっかりとしたからだと思います。一人でするのでなく、友人や多数のセミナーに参加し、プロの方に見てもらっていました。なので、筆記試験が多少悪くても、あまり気にせずに「自分」をいかに上手く伝えて、同時に会社への強い「本気度」も伝えられるかです。その時に、面接なら文章で覚えるのではなく、多少汚い日本語になったとしても、自分の言葉で伝えることが大切だと思います。同じ就活生でも、グループ面接の時、「この人頭の中の文章を読んでるな」とすぐ分かります。緊張しすぎず、次の楽しみを作ってそれを考えながら、強い気持ちで臨むと、上手くいくことが多いです。本当の本当にあがり症の私が、数を重ねるごとに、面接では人前で話すのが得意そうだとまで言われるようになりました。面接は、本当に慣れだと思います。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
日本食研ホールディングス株式会社
迷った会社と比較して佐藤食品工業株式会社に入社を決めた理由
私が日本食研ホールディングスよりも佐藤食品工業を選んだ理由で、一番の決め手となったのは、「商品」です。サトウのごはんと切り餅で有名なサトウ食品ですが、このシンプルなのに強い商品力に魅力を感じました。また、ごはんと御餅を軸とし、伝統を守りつつも、新しいニーズに応えるために積極的に挑戦するサトウ食品に将来性も感じられました。そして、何より一次選考から最終選考まで、東京、大阪、本社の新潟と、それぞれでしっかりとお話しを聞いていただき、多くの社員さん、役員の方に認めてもらった気がしたので、ここで頑張っていこうと決めました。
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佐藤食品工業の 会社情報
会社名 | 佐藤食品工業株式会社 |
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フリガナ | サトウショクヒンコウギョウ |
設立日 | 1962年5月 |
資本金 | 36億7227万円 |
従業員数 | 164人 |
売上高 | 61億100万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 上田正博 |
本社所在地 | 〒485-0046 愛知県小牧市堀の内4丁目154番地 |
平均年齢 | 38.4歳 |
平均給与 | 589万円 |
電話番号 | 0568-77-7316 |
URL | https://www.sato-foods.co.jp/ |
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