20卒 本選考ES
開発職
20卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
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Q.
学生自体力を入れたことについて
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A.
私は学生時代、研究活動に努めてきました。私は生物の分子レベルでの進化を研究したいと考えており、その思いが叶い、原始地球環境での遺伝質やタンパク質の成り立ちや進化の原理の解明を研究テーマとする研究室に配属されました。そして、研究室で既に行われていた研究に、生物物理学や情報生物学といったコンピュータを用いた実験によるアプローチの研究を組み合わせれば、より知見を深めることができると考え、コンピュータによる演算を用いた研究に取り掛かりました。 しかし、当時の研究室はそれまで生物や生体物質を用いた実験のみで研究を行ってきたため、先輩たちが残した実験ノウハウもなく、研究室にある家庭用レベルのコンピュータだけで研究を進めるしかありませんでした。 そこで私はまず、国内外問わず参考にできそうな研究論文を読み、研究の中でどのようなソフトウェアが、何のために用いられているのかについて調べ、家庭用レベルのコンピュータ環境でも演算を行えるソフトウェアを選択することから始めました。使用するソフトウェアを 決定し使い始める段階となった時は、マニュアルを読み込み、サンプルデータを用いた演算を試行して操作方法を覚えました。また、類似の研究テーマを扱う他学科の先生に依頼して、ソフトウェアの原理や結果の解析方法などについてご教授頂いたこともありました。 このような努力をした結果、実験系を確立し、新たな知見が得られただけでなく、先輩方の研究に対して実験結果の解析などのサポートを行うことができました。 続きを読む