【化学・生物専攻者に贈る革新】【23卒】レンゴーの冬インターン体験記（理系/「守る・運ぶを考える」段ボールの研究開発コース）No.24890（非公開/非公開）（2022/4/28公開）

オンライン開催のワンデー仕事体験を探して応募しました。また、製紙業界に少し興味を持っており、今回のインターンシップは製紙メーカーの研究開発職の中でも、「化学・生物専攻者におすすめのコース」との記載があり珍しかったため参加しました。

初めてエントリーする業界だったので、あらかじめ業界研究をしました。エントリーシートでは会社についてというより自身の人物像を聞かれているように感じ、また、なぜインターンシップに参加したいのかをしっかり伝わるように書きました。。

運送用段ボールの機能素材の考案

1時間で学生のみで企画、その後プレゼン発表

条件に合った商品の考案

条件に合った運搬用段ボールの企画

1日目にやったこと

インターンシップ開始後、グループに分かれてワークをする前に全員の前で自身の専攻等を踏まえた自己紹介をする時間がありました。その後企業紹介を挟んだのち、パッケージ素材を考えるグループワークに入りました。

人事2人、技術職2人

なし

15分程度、技術職の社員さんを含んだ座談会の時間がありました。学生の質問にテンポよく答えてくださったので、短時間でしたが多くの情報を得ることができました。聞きたいことがある方は積極的に手を上げなければタイムオーバーになってしまいます。

どのようなパッケージを提案するかのコンセプト決定や、そもそもの課題の洗い出しなど、考えるポイントが多い分、グループメンバー全員で協力する必要がありました。プレゼン資料をより分かりやすくするため、ネットから有用な画像を引いてきたりと工夫しました。

6人程度のグループでのワークで、それぞれが意見を出し役割分担もできたため、円滑に進めることができました。

事前に企業研究をしていた際は、単に「段ボールメーカー」というイメージを持っていましたが、インターンシップのグループワークの課題解決や企業説明を通して、「幅広い紙素材を駆使して面白いものを作っている会社」と認識を改めることができ、良かったです。

製紙業界についてあまり知識のない状態で挑んだので、他社との比較はできませんでした。事前に競合企業の情報も少し入れておくとさらに有意義になったと感じます。

技術者の方2名が現在どのような業務を行っているのかを説明してくださったり、座談会では福利厚生や給与、休暇面などの聞きにくい部分の質問も聞けるようにしてくださったりと、短時間にもかかわらず多くの情報を得ることができたからです。かなりオープンに風土について話してくださいました。

インターンシップの参加者は全体的に落ち着いていて、自身の意見も適度に出せる方が多かったように感じたため、本選考においてはプラスアルファの能力での勝負になると予想したからです。また、製紙業界の中での立ち位置もトップ層だということで、競争率が高いと考えました。

ただ段ボールを製造しているだけでなく、時代のニーズに合わせたパッケージの形を開発していく作業に魅力を感じました。最近スーパーマーケットでもよく目にする「運送用の段ボールのふたを開けたらそのまま陳列棚にできるパッケージ」など、考案し実現していく過程に携わりたいと感じました。

インターンシップ参加者に別途イベントの案内が2度来ました。１つは展示会の様子のライブ中継、もう一つは、職種別の先輩社員座談会です。また、早期選考（書類提出期限が早いだけで免除はなし）にも案内されました。

多くの人に手に取ってもらう商品を作り出すメーカーを志望していました。理由は、より多くの方に付加価値を届けられると考えたからです。主に食品、日用品メーカーを見ていましたが、視野を広げようと、化学専攻だけでなくバイオ専攻の方も多そうな製紙業界も見始めました。しかし実際の業務などを深く調べていなかったため、ただ紙類を製造する工場勤務を想像していました。

今回インターンシップに参加し製紙業界自体のイメージが変わりました。職種にもよりますが、自らトレンドを追求してパッケージを作り出せる興味深い企業、業界であると感じます。社員の方が業界研究に役立つ情報を多く教えてくださり、またその中でのレンゴーならではの強みなども、1日で学ぶことができました。業界全体として志望度が上がりました。