【食品業界の挑戦】【23卒】久原本家グループ本社の冬インターン体験記（理系/1day仕事体験）No.24093（非公開/非公開）（2022/4/22公開）

もともと食品業界に興味があり、企業を探していました。この企業は、たったの4時間で会社について知ることができ、座談会も行われるということで参加したいと思いました。また、体験ワークとして実際に久原本家グループの出汁パックやめんつゆを使用することがあり、オンラインにも関わらず主体的な企業理解ができると感じました。

書類選考のみだったため、分かりやすく、かつ印象に残るような文章になるように意識しました。「インターンシップに参加して学びたいこと」という設問では、学びたいことを具体的に書きました。また、ホームページで企業研究を重ね、企業が重視していると感じた「日本食」というトレンドに興味を持っていることもアピールしました。

書類選考のみだったため、分かりやすく、かつ熱量を伝える必要があると感じました。また、設問の一つに「おすすめの食べ物（やお店）とその理由」というものもあったため、食に対する興味関心を重視している会社であると感じました。日ごろから食への意識やこだわりを持っていると強いと思います。

新商品企画提案グループワーク

個人ワークは、事前に出汁等を複数用意しておき、それらを調合して味のバランスを考えました。グループワークでは30分間で6人程度のメンバーで商品企画考案をしました。

商品企画をするにあたってコンセプトの決定やターゲット層をどこに絞るかなど、考慮すべきポイントが多いことを学びました。

麺つゆをテーマに商品企画考案

1日目にやったこと

はじめに会社概要、業界概要、商品開発職メインの業務紹介、個人ワーク20分（麺つゆの調合）、グループワーク30分（麺つゆをテーマに商品企画考案）、座談会の流れで進みました。個人ワークで使用する出汁やめんつゆは事前に手元に送られてきました。

開発職の社員

なし

社員さんは進行の人事の方と、座談会の際には開発職の方が対応してくださった。開発職の目線から日ごろ意識していることなどを聞くことができた。しかし、あくまでオンライン開催のため、積極的に手を上げなければ質問すらできないと感じる。

グループワークの時間が短く、プレゼンまで持ち込むのがかなり難しかった。私のチームでは個々の主張が強い方が多く、時間ギリギリまでコンセプトがまとまらなかったため大変苦労した。全員で協力しあいながらも、時間を意識して進める能力の必要性を実感した。

グループワークにおいては5人の学生と交流した。グループワークでは30分以内にターゲットやベネフィット、いつ、どこでなどのコンセプトを決める必要があり難しかった。

久原本家グループにおける開発職の仕事内容が分かった。コンセプト決めから入り、最終的な味を決定していく作業はとても大変そうではあったが魅力的だった。また、グループで限られた時間内に成果を上げなければならない仕事の大変さを体感でき良い経験となった。

食品業界のトレンドについてなどの予備知識を持っていれば、企画提案の中にうまく組み込み説得力を持たせることができたのではないかと思う。

今回のインターンシップは4時間と短かったため、ワークや社員さんとの交流の時間も限られていた。そのため、経験にはなったが、実際の働く姿を創造できるまでには及ばなかった。しかし、久原の開発職は味の追求のために調味料の組み合わせを何百回も試すと伺ったため、個人ワークにてその難しさは味わえたと感じる。

地方食品メーカーの中では有名な企業のインターンシップであったが、参加者と交流しているとコミュニケーション力・発想力ともに優秀な方というのは少ないように感じた。そのため、自身の努力や企業業界研究、自己アピール次第で内定は難しくないと感じたから。

インターンシップを通して最も印象に残ったのは、価格競争の必要がないことだった。多くのメーカーはより安価に良いものを提供すしようとするが、久原のブランディングではその必要がなく、本当に良いもの・おいしいものを手間暇かけて作り出せる環境に魅力を感じた。

採用人数が多い企業ではないため、説明会に早いうちに参加して、そのまま３月上旬には面接に乗れるのはメリットであると感じた。しかし、説明会参加の5日後には書類を提出せねばならなかった。

ものづくりの技術職に携わりたいと考えていた。その中でも、食品や消費財などの人々に身近で手に入れやすい商品を扱いたいと考えていた。理由は、より身近な商品で多くの人の笑顔に貢献したいという思いを持っていたからだ。久原本家グループもその企業のうちの一つで、また、地元である九州にある企業であったため、第一志望群としていた。

食品業界の開発職に興味を持っていたが、具体的な働き方はイメージできていなかった。しかし、今回のインターンシップ参加で、久原の研究開発職はさまざまな調味料の組み合わせを地道に試して美味しさを追求する職種であることが理解できた。社員との交流は比較的少なかったため、雰囲気を読み取るのは難しかったが、話し方から穏やかな人が多いと感じた。