【未来を切り拓く提案力】【22卒】東日本旅客鉄道（JR東日本）の夏インターン体験記（理系/車両）No.13324（慶應義塾大学大学院/男性）（2021/3/20公開）

現地で実際に業務を体験できるインターンを探していた。また、1週間以上の長い期間参加できるものを重点に探した。
その中で、研究室の先輩がこのインターンに参加しており、大変評価が高かったためエントリーしようと思った。

同じインターンシップに参加した先輩に面接で聞かれたことなどを聞き、入念に面接対策を行った。
また、ESについては小論文を除いてオーソドックスな設問だったため、誰が読んでも分かりやすい文章を書くように意識した。

工場を見学し、そこで感じた課題に対して自分なりの意見で改善案を提案する

1週目にやったこと

前半で会社の紹介や各科の説明を受けたり簡単な業務を体験したりする。車両工場や車両メンテナンスに対する理解を深めたうえで、後半にどこの科に所属し課題に取り組むか決定する。

2週目にやったこと

その後、各科で個人課題のテーマの選定を行い、3日間ほどかけて提案内容を具体化していく。
最終日にその内容を所長や科長の前で発表する。その間に少し特別な体験をすることもできる。

所長、副所長、各科長

特になし

提案内容を全体的に肯定的に答えてくれた。私が提案した内容は社内でも実際に課題として取り組んでいることであり、それに対して学生側の意見を伝えることができたため、大変満足している。

2週目で取り組む課題がグループではなく個人で取り組むものだったため、自分自身で提案を具体化していくことが難しかった。また、最終プレゼンテーションのスライド作りがなかなか終わらず、結果的にホテルで作成することになってしまい、それなりに苦労した。

今回のインターンシップを通して，新幹線のメンテナンスについて理解を⼤きく深めることができた．
ベテランの技術伝承や⼯場の⽼朽化など，新幹線のメンテナンスの現場でも他のモノづくりの⼯場と同じような課題を抱えていることを⾝をもって感じ，その改善の必要性が⾼まっていることや具体的な改善⽅法を学ぶことができた．

鉄道業界が現在抱える課題について学んでいくべきだと感じた。インターンでも1から説明してくれるが、前提知識を持っているとさらに良かったと感じる。

実際に現場に2週間通い、社員の方の働きも間近で見ることができるため、いやでも自分自身が働く姿をイメージできるようになる。特に2週目には実際に各科に配属されて課題に取り組むため、車両センターで現状の改善に取り組む社員のような気持ちで取り組むことができる。

他の学生にはない貴重な経験をしているため。さらに、現場を経験している学生は他の会場を合わせても20人程しかいないため、そこでの経験をしっかり自分の意見を交えて話すことができれば内定が出ると感じた。また、OB訪問もインターンに参加していない学生はなかなか難しいのではないかと感じた。

現場での働き方や総合職のキャリアパスについてかなり具体的にイメージすることができたため。また、社員の方がもれなく全員大変優秀で人当たりの良い方であり、是非この人たちと一緒に仕事に取り組みたいと感じたため。また、インターンで提案した内容を入社してさらに深めたいと感じた。

明確な優遇は一切ない。インターンの経験を上手く伝えることができれば有利にはなるが、選考が有利に進んだり免除されたりすることは一切ない。それは社員の方も全員同じことをおっしゃっていた。

重工業、航空業界、鉄道業界を志望していた。もともと飛行機が好きだったため、航空業界を中心に、重工業や輸送機器メーカーなど、飛行機に関わることができる業界を中心に見ていた。また、飛行機の他にも同じ乗り物という枠で鉄道業界も見ていた。また、一部電力やガス、プラントなどのエネルギーインフラ企業のインターンシップにも参加した。

鉄道業界の志望度が大きく上がった。鉄道会社で働く姿をかなり具体的にイメージすることができたため、新型コロナウイルスの影響で先が読めない航空業界より比較的回復の未来が見える鉄道業界に興味を持った。また、インターンシップを通して自分にはメーカーは向いていないと感じ、その後はあまりメーカーを見ないようになった。