【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事部長/人事部中堅【面接の雰囲気】当たり障りのない会話から始まり、和やかな雰囲気だった。ひとつひとつの話題について掘り下げて聞いてくれて、本当に必要な人材か見極めているようだった。【学生時代に力を入れたことは?その中でどんな苦労があり、乗り越えたか。】私は所属したアカペラサークルを実力と人気のある団体にすることを目的に、中心となって運営に取り組みました。アカペラは大学生で盛んな音楽ジャンルであり、全国大会も数多くあります。しかし、私が入部した団体は設立一年目で、練習方法や運営方法が手探りの状態でした。私は、何とかして状況を改善しようと、メンバーに、他大学の実績のあるサークルと交流し、運営方法を学ぶことを提案し、意識改革をもたらしました。しかしメンバーの意識改革は大変でした。私は、メンバーを実績のある他大学に見学に連れて行き、メリハリのある雰囲気や、高い歌唱技術を肌で感じてもらうことにしました。高い目標を持ち練習や大会に臨む他大学と交流を持つうちに、私たちのサークルも、目標をもって練習に取り組む雰囲気に変わっていきました。また、大学間でイベントを共催し、ステージの場を設けるなど練習の成果を発揮できる場を設けました。【研究内容とその経験を生かしてこの会社でどんな貢献ができるか。】私は有機ELへの応用を目的としたポリマーの研究に取り組んでいます。ディスプレイ材料は液晶に加えて有機ELの台頭が進み、更なるコストダウンと、高性能化が求められています。私は、従来のポリマーの構造を変化させることによる発光強度の増大を目指す研究を行っています。従来のポリマーは安定性などの観点から多くの利点があるものの、発光の強度が小さいなど、克服すべき課題が多く残っています。昨年度は従来の物質の水素部分をフッ素という別の原子に置き換えることで、構造が変化し、発光効率を増大させることに成功しました。現在はさらに別の物質での置換に取り組み、さらに改善しようと試行錯誤しています。この研究の過程で、効率よく実験に取り組む姿勢、常に最新の情報を取り入れる姿勢を身に着けました。貴社は幅広い製品を世界中で展開しており、国内外問わず様々なバックグラウンドを持つ方々と関わっていく必要があると考えられます。私は、持ち前の幅広い知識を活かし積極的にコミュニケーションを取り、より良い製品づくりに取り組むことで貢献します。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】自身の経験を生かした会社への貢献において具体性に欠けた。企業研究が至らなかったため、評価を分けたポイントになった。
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