- Q. 志望動機
- A.
株式会社ダイナックスの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社ダイナックスのレポート
公開日:2021年3月23日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術系総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
4月上旬まではマスクをしたうえで対面での面接、それ以降はオンラインであった。
企業研究
友人が就職していたことで名前と最低限の事業内容は知っていたがさらに細かいことを知る機会となったのは、学内で催された合同企業説明会であった。その際貰ったパンフレットや紹介されたサイトで企業研究を行なった。具体的な事業内容や実際の働き方、IR情報にも目を通して今後どのような戦略で事業を拡大させていくかなども調べた。そのため、自分が大学までで学んだことや身につけたものをどのように活かすことができるか等の質問にもしっかりと答えることができた。これから就活を控えている方にも是非IR情報に目を通して今後どのような事業をしていくかという展望を把握しておいてほしいと思う。そうすれば他の学生から大きくリードできると思う。
志望動機
北海道で製造業に就きたいというわたくしの思いと、札幌市にほど近い千歳市にいながら世界中の自動車に搭載されるベアリング製造を通じて北海道に貢献、恩返しができるという点で合致したことです。御社は海外進出に向け、製造拠点を国外に建設していますが私は次の点でお力添えできると自負しております。まず大学での研究活動で見についたデータを疑う力です。実験を通じて得られたデータが持つ意味を考察し、データの信頼性を評価するために自身の想定した事象が起きているかどうかの検証を欠かしませんでした。このデータを疑う力というのは国内国外問わず生産を行なう過程において必ず必要になる素養であると考えています。私は以上の点で御社の一助になりたいと思い今回志望しました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
ESの内容・テーマ
Open ESのためフォーマットに従って書いた。
ESの提出方法
メールに添付し提出
ESの形式
Open ESを提出
ESを書くときに注意したこと
企業の人は何枚も見るうえに文字数制限もあるので極力簡潔に、結論は先に書くようにした。
ES対策で行ったこと
おおもとは変えずに提出する企業に合わせて細かい部分のみを修正した。そのためには綿密な企業研究が必要であった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
いろいろ片っ端から見た。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月 上旬
- 実施場所
- テストセンター
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
上に書いた本を一周し、ざっと出題形式を見ておいた
WEBテストの内容・科目
SPI:言語、非言語
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
問題数はわからないが制限時間は70分
対策の参考にした書籍・WEBサイト
SPI対策本
座談会・懇親会
- 形式
- 学生4 面接官4
- 実施場所
- 会社のある千歳市
- 実施時期
- 2020年04月 上旬
座談会・懇親会の内容
カフェで座談会を行なった
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2020年04月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
選考形式
グループワーク
選考の具体的な内容
あるベアリングの製造過程をグループで考えるという内容だった。実現可能で効率のよい過程を相談し、設計・提案した。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生3 面接官4
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 各課の部長クラス
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
マイクロソフトteams上での面接であった
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究に対する姿勢が評価されたように感じた。理系の採用ということもあり、主体的に研究活動に臨んでいるかが問われた。
面接の雰囲気
結果的に最終面接ではあったが雰囲気は堅くなく、世間話の延長のようであった。誰かを落とすというよりも生徒の人となりを最終確認する程度の目的であるように感じた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
面接でのふるまい方等をウェブサイトで見た
最終面接で聞かれた質問と回答
大学での研究についてお話してください
私は、現在微小試料に対する高温領域での絶対熱電能測定手法の確立に向けた研究を行なっております。絶対熱電能とは温度差で生じる起電力の大きさを表し、物質固有で温度依存性を示す物理量です。温度差から発電できるという点で次世代のクリーンエネルギーとして廃熱の有効利用への応用が期待されています。しかし、既存の測定機器では試料サイズや測定可能温度領域に制約があったため私は微小試料において高温領域で測定可能な装置の開発と精度評価を行なっています。図面を引き装置の製作、測定、精度の評価とやることが多いですが、その分非常にやりがいもあります。現状、1mmの試料で学内の機器での測定上限温度での測定に成功しています。今後は測定上限温度を拡張していけたらと考えています。
研究において壁にぶつかった経験があれば教えてください。
市販の測定機器でなく、自作しているためすべてが設計通りにいかないことです。設計上大体127℃までは耐えうる構造なはずなのですが、100℃を超えたあたりで異臭が発生し実験を中断せざるを得ないことがありました。結局この件は自分の設計したところ以外の場所に原因があったのですが、この経験から失敗しないように万全に体制を整えることも重要だが失敗が起きた時にどう対処するかの方がより実用的であると感じました。完璧な設計というのはほぼ不可能であり、誰もやったことがないからこそトライアンドエラーで研究を進める必要があると考えています。生産技術で新しい製造フローを考えるとき、トライアンドエラーでの構築になると思うのでまさにこの経験が活きると考えています。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2020年05月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
勤務地が定まらないこと、待遇面で第一志望の企業の方が良いと考えたため辞退した。
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
おそらく6人
内定者の所属大学
室蘭工業大学、北海道大学、北見工業大学
内定者の属性
理系工学部が圧倒的に多い
内定後の企業のスタンス
第一志望が他の企業であることがわかったうえでの内定だったため、第一志望の企業からの合否が出るまで待っていただいた。
内定に必要なことは何だと思うか
この企業からの内定に特別に必要な物は特になく学部生なら学問、院生なら研究に力を入れることが大事だと思う。勉強に限らず何か一つこれを頑張っているというものを一つは持っておくこと。勤勉さをアピールできたり、頑張れば頑張るほど面接のネタにも使えると考えているため。あとはこの企業に限らず企業研究を怠らないこと。どういうことをしている会社でそれに対して自分は何の面で活躍できると思っているのかぐらいはまとめておくべきだと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
よっぽどコミュニケーションが苦手等でなければあまり差がつかないように思う。企業独自の選考でのグループワークも一応は評価はされているものの結果的には全員最終面接の際に残っていたので普通にしてれば大丈夫だと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
コロナウイルスの流行で面接の機会が減り、代わりに今年は独自の選考が行われた。このように世の中の変化に対して臨機応変に対応するところがあるので来年もまた何か新たな試みがあるかもしれない。学生側も振り回されることにはなるが、それに対してどれぐらい準備できるかも見られていると構えておくといいと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者全員に近況報告を聞いて回ったりしていた
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ダイナックスの 会社情報
会社名 | 株式会社ダイナックス |
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フリガナ | ダイナックス |
設立日 | 1973年6月 |
資本金 | 5億円 |
従業員数 | 1,301人 |
売上高 | 533億800万円 |
代表者 | 小川真 |
本社所在地 | 〒066-0077 北海道千歳市上長都1053番地1 |
電話番号 | 0123-24-3247 |
URL | https://www.dynax-j.com/ja/ |