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- A.
株式会社デンソー北海道の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社デンソー北海道のレポート
公開日:2021年1月31日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
インターン参加前に事業内容、企業理念だけでなくIR情報まで目を通したことで企業としての中長期的な計画を知ることができた。また就活時期だけ日経新聞を読むようにしていたがちょうどこの企業についての掲載を見つけ、面接の際話に持ち出すことで志望度等をアピールできたと思う。しかし、調べるうちに親会社の取り組みなのかこの企業である子会社の取り組みなのかがあいまいになってしまい、オンライン面接時に親会社について熱弁してしまうというなんとも哀れな事故を起こしてしまった。そのため企業研究を熱心に行ない素直にアピールすることは内定獲得に非常に効果的であるとは思うが、やりすぎると空回りしたり実態を知らないのにネット上の情報だけで頭でっかちになりかねないと思うのでその辺は注意してほしい。
志望動機
わたしは地元である北海道での就職を志望しています。また、大学院では工学・物理を学び製造業に興味を持ちました。御社は自動車搭載用センサの製造で道内有数の規模を誇ります。またインターンシップでは計4日間お世話になり、その就業体験を通じて生産技術職や設計職について理解を深めることができました。特に印象的だったのは風通しが良いことや、社員さんたちが目的意識を共有できているため業務がスピーディーであることです。わたしは大学での研究活動を通じて測定結果を疑う力など、エンジニアとして必要となる資質を培うことができたと自負しております。以上よりものづくりを通じて北海道に貢献できる御社に入社し、大学で培った力を活かすことでその一助になりたいと思い志望しました。
インターン
- 実施時期
- 2019年09月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年11月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 設計 生技の課長二人、人事から一人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
理系の採用にあたって大学院に進学した動機や実際に研究活動をどれぐらい真面目に取り組んでいるかを評価してもらえたと思う
面接の雰囲気
事前に作成した研究に関するレジュメを基に面接は行なわれた。終始穏やかな雰囲気で世間話の延長のような印象を受けた。
1次面接で聞かれた質問と回答
この研究の最終的なゴールを教えて下さい
この研究はエネルギー問題の解決が期待される物質に対してその有効性を評価する物理量のひとつを測定する方法の確立が目的です。したがって理論から導かれる原理に従って実際に測定装置を製作したのち、実際に測定してその性能を評価することが必要になります。以上より本研究の最終的な目標は高温環境で実際に測定可能な装置の製作とその性能評価です。そのため材料の探索や応用というのは本研究を行なう上では目的になく、あくまでも現時点では測定が不可能なものに対して測定方法の確立が主目的になります。現状では室温程度から少し高温での測定しか行えておらず、この先より高温で測定可能なように装置の改修とより使いやすいように改良に取り組む予定です。
入社後に研究が活きると思われる点は?
研究そのものは活きるとは思っていませんが、研究を行なうにあたりデータをまずは疑うという基本的ながら実行するのは難しい資質が活きると思います。これは得られたデータが正しい過程を経て発生したデータなのか間違った過程によるものなのかを判別することにあたります。偶然の成功で得られたデータというのが最も厄介ですが一つの実験に対していくつもの考察をすることが私にとっては面白いです。このデータを疑う姿勢というのは御社に入社した際に確実に活きると思います。というのもインターンシップで体験したロボットアームによる実験や光学の実験においてデータをとったのちにそのデータを評価する必要がありました。その際闇雲にすべてを信用するのではなくまずは疑ってかかることでデータの本質を評価することができるからです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 部門長が3名
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
上記の面接と同様に研究活動を真面目に取り組んでいることが評価されたように思う。また、研究内容をかみ砕いて人にわかりやすく説明するための工夫が評価された気がする。
面接の雰囲気
レジュメを持参した上記の面接よりはかたく感じたが、イメージしていた最終面接よりは雑談交じりでリラックスできた
最終面接で聞かれた質問と回答
研究活動でいままでに生じた最も困難だった事件は?
異種金属の接合です。銅とステンレスを接合する必要があり、実験室で作業可能で耐熱性もよい接合が求められました。そのためこの接合に銀ろうを採用しましたが、今回のように熱伝導率の大きく違う場合非常に困難になります。さらにステンレスは酸化被膜が生じやすく、これが銀ろう付けをさらに困難にしました。何度も失敗したのち最終的に接合を達成しましたが、もう二度とやりたくありません。ですがこの経験から、難しいから推奨されないといってはなからあきらめるのではなくある程度時間に余裕があるならばトライしてみるというのも貴重な経験になりうるということを学びました。また、所属する研究室に対して今回のノウハウを引き継ぐことでこの先学生がこの作業を行う際助けとなると思います。
設計でなく生技に興味がある理由は?
インターンシップに参加した中で設計・生技どちらも就業体験しましたが、要求される条件をクリアするモノを一から作る設計よりもそのモノをどういった過程で作るかを考える生産技術の方が自分の性に合っていると思ったからです。研究活動では装置の設計から実際に製作に至るまで自分で行なっていますが、インターンで行なった設計は難しいと感じました。それに対して製作過程はこう作ればやりやすいとか、ここはこうしないとそもそも作れないという問題が生じたりで、作る前や作りながら考える必要があります。その過程に楽しささえ感じるような自分はやはりそのような部門で活躍すべきと思うようになりました。以上の理由から、わたしは設計よりも生技の方に現時点で興味があります。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
あらかじめこの企業以外にも志望企業があることを伝えていたため、2月に内定をいただいた際にいつまで待てるのでそれまでに内定を受諾するか取り消すかを教えてくださいと言われた。
内定に必要なことは何だと思うか
インターンに行って社内に飛び込んでみることがまず重要な一歩目だと思う。待遇や福利厚生といった数字で企業を評価できる部分は社外から見えることが多いが、社内の雰囲気や実際の働き方などはいってみないとわからないため。それで入社したいと思ったのであれば大学で培った技術的なこと、精神的に成長したこと等を素直に話せばよいと思う。当然、人とコミュニケーションが取れることは大前提であり、この企業に対する就活に限らず必要になってくるスキルではあると思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
大学・院で学ぶ専門的なことの前にコミュニケーション能力が必要になると思う。その点では人前で話す機会の多い院生の方が有利であるとは言えるが内定をもらえるかどうかには全く関与しない。あとは技術職志望なら大学での研究活動を真面目に取り組んだ方が良いと思う。面接官はほとんどが理系の方できちんと取り組んでるかいないかがすぐばれるため。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターン生で優秀そうな学生は本選考に進む機会をもらえたが、その中で全員がエスカレータ式に内定をもらえたわけではなく何名かは落ちている。精神的・性格的理由によるものや宗教上の理由など様々ではあったが本選考に移ったから大丈夫だと思うのは早計である。
内定後、社員や人事からのフォロー
社内報の送付や近況報告を月一回のペースで行なわれた。本来であれば内定者懇談会があったはずだったが、コロナウイルス流行により実現されなかった。
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デンソー北海道の 会社情報
会社名 | 株式会社デンソー北海道 |
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フリガナ | デンソーホッカイドウ |
設立日 | 2007年4月 |
資本金 | 26億円 |
従業員数 | 1,012人 |
売上高 | 248億9300万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 輿石将次 |
本社所在地 | 〒066-0051 北海道千歳市泉沢1007番地195 |
電話番号 | 0123-47-8800 |
URL | https://www.denso-hokkaido.co.jp/ |