【空間を創る魔法使い】【20卒】ニトリの総合職にの面接の質問がわかる本選考体験記 No.7081（名古屋大学/女性）（2019/7/26公開）

自ら目標を設定して取り組んだ経験

一度自分で書いてみて、先輩に添削してもらった。また、ES対策用の本を読んで、文章の構成を参考にした。

SPI対策用の本を買った。２月ごろから勉強を始め、間違えたところやあやふやなところは３周して解き方を覚えるようにした。

言語、非言語、性格診断

論理的に話せているかどうかが重要だと思います。また、大きな質問は上で述べた２つだけでしたが、深掘りはかなりされました。そのため、１つの行動に対しても、なぜその行動を起こしたのか、行動を通して何を得たのかを整理しておくと評価されやすいと思います。

口調は物腰柔らかく、終始優しく接してくれた。面接を始める前には雑談をしてくださり、話しやすい雰囲気をつくってくれた。

学生時代にがんばったこと

初対面の大学生15人と２週間、フィンランドで保育園や小中学校の視察をしたことです。現地で活発な議論をすることを目標に、出発までに「フィンランドに関する本を10冊読むこと」「英語のリスニングを毎日すること」を実行しました。しかし実際は、現地の方が何を話しているか分かっても自分の意見を伝えられない状況に陥りました。そのため英語ができる参加者に助けてもらい、私はその参加者に事前の学習で得た知識を教えました。結果、出会った方とスムーズに意思疎通でき、現地の教育への理解が深まりました。この経験から、得意なことを生かし苦手なことは助けてもらうことで、１人では実現が難しいことも成し遂げられるということを学びました。

就職活動の軸はなんですか

就職活動の軸は、２つあります。１つ目は、生活に貢献できる仕事であることです。より多くの人に、住みやすい住空間を提供することで、これを達成したいと思っています。そして、住空間に関心がなかった人に積極的に働きかけることで、多くの人に「この部屋に帰ってきたい」思ってもらえる空間を提供したいです。二つ目は、使命感を果たせる仕事であることです。短期留学で、住空間は人の気持ちを支えられることを学びました。しかし、日本に住む多くの人はこのことを知りません。部屋をトータルコーディネートして住みよい空間づくりをすることを提案し広めていくことが、私が仕事を通して達成すべきことだと考えています。そして、これらは御社で達成できると考えています。

２次面接では、キャリアプランについてかなり時間を割いていました。スペシャリストとして働くために、それまでにどんな力を身につけたいかを自分の言葉で表現できているかが見られたと思います。

終始笑顔で話してくださり、良い印象を持った。また、返答につまっても穏やかな雰囲気で待ってくれていた。

ニトリでのキャリアプランについて教えてください。

まず、３年目では、店舗運営部でフロアマネージャーとして働き、論理的思考力やマネジメント能力を身につけます。そして、５年目からは、リフォーム事業部で働きたいです。ここでは、客様のニーズを読み取る力や交渉力、わかりやすく伝える力や提案力を身につけます。そして、10年目からは、商品部のコーディネート商品企画や営業企画室で働きたいです。商品部のコーディネート商品企画では、伝えたいことを形にする力、発想力を身につけます。営業企画室では、分析力や全社的な視点を身につけます。そして最終的には、広告宣伝部でスペシャリストとして活躍していきたいです。広告宣伝部では、ニトリ独自の魅力をできるだけ多くの人に広めて行きたいです。

私は広告宣伝部でSNSでのPRをやってみたいと思っているのですが、実際この部署ではどのような業務が行われているのでしょうか。（逆質問）

ツイッターなどのSNSにおける宣伝活動は、現在は営業企画室で行っています。また、広告宣伝部には5つのセクションがあります。メディア（年間販促計画の提案・広告媒体のバイイング・インターネット広告・雑誌の企画と制作管理などをする）、チラシ（紙面の企画制作・折り込みエリアの策定・オープンレギュラーのニトリ店舗チラシをつくる）、テレビ（CMの企画・制作管理・店内放映動画の企画と制作管理をする）カタログ（カタログの企画制作管理をする）、スタジオ（商品画像の撮影・画像処理をする）の５つです。キャリアプランを考えるうえで、どんな媒体でどのようなお客様に届けたいか（まだインテリアに興味を持っていないお客様なのか、実際に購入を考えているお客様なのか）を考えるといいと思います。

最終面接だったため、調べてきたこととそれに対する自分の考えを積極的に話すことを意識し、熱意をアピールしたことが評価されたのではないかと思います。

２次面接までと比べたら緊張感はあったが、面接官の方との距離も近く、比較的穏やかな雰囲気であったと思う。

自己アピールをしてください

私は、相手のニーズを読み取る力を持っています。この力を身につけたのは、百貨店の催事場で行った、北欧雑貨店でのアルバイトです。始めたばかりのことは、１日にもらうお給料と同じくらいしか売り上げをだすことができませんでした。売り上げを上げるために「お客様に楽しい気分になってもらうこと」を目標にしました。理由は、百貨店では買うまでの過程も楽しみたい方が多いと考えたためです。具体的には、持ちものや服装から会話を広げ、お客様から言葉を引き出すことを意識しました。会話を通してお客様について知ることで、お客様にあった提案ができるようになりました。その結果、ブランドを立ち上げた方から“You are Best Seller”と言っていただけました。この経験により、相手が何を必要としているかを読み取れるようになりました。

ニトリでスペシャリストとしてどんなことを成し遂げたいですか。

私は、ニトリでは広告宣伝部で、「この部屋に帰ってきたい」と思えるような空間を提供したいです。そのために、トータルコーディネートに関心を持つ人を増やしたいです。「『趣味に没頭したい』『家族との会話を増やしたい』などの、お客様それぞれが目指す空間は、トータルコーディネートを通してつくることができる」ということを広めることで、多くの人の生活をより良くしたいです。お客様、経営、商品の作り手という３つの視点を身につけた上で広告政策に携わることで、「ニトリには多く野選択肢があり、自分に合ったトータルコーディネートを見つけられる」という、ニトリ独自の魅力を伝えていきたいです。これによって、多くの人に生活がより豊かになったと感じてもらいたいです。