ゼミにてリーダーとしてチームをまとめたことです。チームで作業を進めるにあたり主に2つの問題点がありました。
一つは、他の学生の意見が活発に出ないことです。原因は、意見が言いづらいことや、自分では考えがまとまっていないことが考えられました。そこで、相手にゼロから意見を求めるのではなく、ある程度議論の方向性を示しつつ意見を求めることを心掛けました。その結果、相手からも効果的な意見を出してくれるようになり、議論のスピードが格段に向上しました。
もう一つは、作業工程の遅延です。作業工程が周知できていなかったことや、各自で進捗に差があったことが原因でした。これには、1日に1回オンライン上で集まり、進捗を確認することで対応しましたが、他の用事で参加できない学生が多いことが実情でした。そこで、参加できなかった学生に対しては電話し、進捗確認をしました。その後、「Googleドキュメント」を利用し、進捗を文章で残すことで全員が確認できるようにした結果、進捗が遅れている学生に対しては手の空いている学生がバックアップに入ることで効率よく作業を進めることができ、課題を完成させることができました。
この経験を通じて、相手に意見を求める力や人に働きかける行動力を培うことができたと思います。生産技術職では、自分では解決できないことに遭遇する場面が多くあったり、作業工程を設計現場と製造現場へ周知徹底しなければ工程に遅延が生じると伺いました。そこで、ゼミにて培った力を発揮できるのではないかと考えております。
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