【未知の保険を創造】【20卒】三井住友海上火災保険の夏インターン体験記（文系/総合職）No.5150（慶應義塾大学/男性）（2019/4/8公開）

経済学部なため、金融に少なからず興味があったことと、保険業界が実際にどういう仕事をしているのかを体験するため。加えて、友人より、「三井住友海上の内定者はほとんどがインターン参加者である」という情報を得ており、少しでも内定に有利になればと思い参加した。

選考の内容を調べて、それぞれ対策をした。ESについては就活会議やonecarrerなどに載っているものを参考にして記入し、グループディスカッションについては大枠の進め方などをネットで調べて参考にした。

新しい保険を考える

前半にやったこと

前半はビジネスに関する講義や、細々としたワークが多かった。チームビルディングワーク、コンサルティングワーク、営業ワークなどを短い時間で取り組んだ。基本的に初めてインターンなどに参加する人に対しても優しい内容になっている。

後半にやったこと

最終日に新規保険の立案があるのでそれの準備があった。配られた模造紙に情報を書き込み、それを元にチームでプレゼンを行った。保険の採点の観点として、新規性や実現可能性、プレゼンの表現(チームワーク)などがあったように思う。

人事部長

内容不明の景品

日によってグループについてくれる内定者が変わるのだが、その人が一日の終わりにフィードバックをくれるシステムであった。基本的に言われて納得できることが多かったが、日によって真逆のことを言われることもあったため、そこは悪い意味で印象的だった。就活全般に対するアドバイスもいただけたので(進め方、自己分析など)、非常に役に立った。

最終日前はアイディアを詰め切るのに非常に時間がかかり、夜遅くまで近くのファミレスで作業していた。また、自分にとって保険はそんなに馴染み深いものではなかったことや、多くの保険会社が新規領域に参入していることもあって、テーマ自体の難易度も高かったように思う。

損害保険会社の仕事内容について事例を交えて学ぶことができた。漠然と、保険というと悪い印象があったが、そんなことはなくあらゆる職種で顧客目線に立って対応していることがわかった。また、損害保険に対する理解だけでなくワークの進め方や自分の強み弱みなどをある程度把握することができた。

最新の保険動向などを見ておくといいかもしれないと感じた。ただ、事前知識はほとんど必要がないワークが多かったので、基本的に何かをしておかなければいけないということはないと思う。

自分がやりたいことは何かと考えた時に、保険業界で働くことが最適ではないと思い、それゆえイメージできなかった。ただ、インターンの時間は実際の出社時間と合わせられていたり、現場の社員と密接に話す時間があったりと、企業側が提供するプログラムにはあまり問題がないと思うので、保険業界で働くことに納得感がある人は想像できると思う。

意欲がないため。ただ、内定者やインターン参加者の質が特別高い、ということはあまり感じなかったので、しっかり対策して自分の言葉で志望動機などを話せるようにすれば良いと思う。また、インターン参加は非常に有利になると思われるので、参加している時点で一定有利になるはず。

少なからず興味があったため見に行ったが、自分の今持っている技能興味関心と実際の仕事を想像した時にギャップが大きすぎると感じたため。よりリアルにイメージできたからこそ、志望度は下がってしまった。ただ、ある程度自分の志向性が固まっており、かつ損害保険会社に興味がある人が参加した場合は自分のように下がったりはしないと思う。

インターン参加者限定で参加できるインターンが二つある。そのうち一つは参加した時点でほぼ内定が決定すると多くの場所で噂されていたので、かなり有利になると思う。また、参加しておけば志望動機などを話しやすくなるためその点でも有利になると思う。

夏の時点でのインターンであり、正直この時期にはどこに行きたいか、などはあまり定まっていなかった。自分の学部である経済学部の知識を活かせそうな業界、業種と、個人で取り組んでいるプログラミングを活かせるような業界、業種を考えていた。具体的には、金融・銀行・SIer・ITコンサル・web系事業会社、などである。

実際に損害保険業界の大企業の中でインターンに参加してみると、自分がファーストキャリアに求めるものはここにはないなと感じた。具体的には、個人としての成長速度、優秀な人とのコミュニケーションの取りやすさ、理念と自分の仕事の結びつきなどだ。ただ、ここに参加したことで少なからず新たな気づきを得ることができたので全く無駄ではなかった。