【映像と音楽の融合、新たな感動】【17卒】クレイジー・ティブィの本選考体験記 No.2180（龍谷大学/）（2017/6/13公開）

就活生としての基本的なスキルが見られていると思った。質問項目にオリジナルなものはなく、就活本に載っているような基本的なものばかり。この会社に気合を入れてくるというよりは、就活が始まってどれくらい自己分析をしているかということを見られている。また、学生が3名いるので周りの答えにつられず、自分を貫いて受けこたできるかということもポイント。

一つ一つの質問をゆっくりと丁寧に聞いてくださり、答えやすかった。全ての学生に平等に受け答えしているように見えた。

業界の志望動機と弊社の志望動機を教えてください。

幼い頃からテレビを見ることが好きで、高校生の頃からは撮ることにも興味を持ちました。自分の撮った映像でたくさんの人が喜んだり、楽しんだりしている姿を見るのは何よりの喜びです。また、音楽が好きで、こちらもライブに行って見ることも、演奏することも好きです。御社では音楽番組の制作が多く、志望いたしました。また数年前に立ち上げたイベント制作の子会社と何か新しいことに挑戦できるのではないかと思いました。社長の新しいことに挑戦したいという志にも感銘を受けました。

あなたを動物に例えると何だと思いますか。

私を動物に例えるなら、「つばめ」だと思います。親つばめは、雛のためにあちこちを駆けずり回ってエサを探します。その姿は、私が最もやりがいを感じる瞬間と共通するものがあります。私は人の喜ぶ顔を見るためなら、あらゆる手段を使います。高校生のころに興味を持った映像制作に限らず、演奏やイラストを描くなどできることはとことんやります。こんなにオーソドックスな質問はないだろうと高を括っていた矢先に遭遇した質問だったので、焦ったが、やはりこういう質問の答えは自己分析ができていれば答えられるので用意しておいたほうが良い。

業界、この会社への純粋な興味がどれだけあるかということ。現場で働いている社員がわざわざ2名も来て、時間を割いて面接官を務めているということを理解して自分にとっていかに有意義な時間にするかが重要。この学生は実際に職場で働くことにどのようなイメージをｍっているのか、どの点が不安なのかを分析しているように見えた。

人事担当は流れの進行役。ディレクターとプロデューサーは面接のプロではないので、雑談をしているかのようにリラックスしている様子だった。

プロデューサーへの質問はありますか。

現場で一番大変なことは何ですか。あなた（面接官の名前）がプロデューサーとして心がけていることは何ですか。業界研究をしてもわからない、質問を向けた相手にしかわからないことを質問するように心がけた。時間の可能な限り、質問を続け、この会社への志望度の高さをアピールした。同じ時間に面接を受けた隣に座っていた学生との差を見せるたいと思ったが、間髪入れずに質問を続けると気遣いのできない学生だと思われるので、ある程度の間合いをとることを心がけるようにした。

ディレクターへの質問はありますか

今まで携わった番組を教えてください。私はディクレター志望だったので、実際の職場の様子や仕事内容に興味があった。わからないまま入社してギャップがあったら大変なことなので、この時間は自分を不安を払拭する時間にしようと思った。案の定、面接官が優しく、また、自身の好きな番組を制作しており、その番組についてのトークで盛り上がった。このディレクターと働きたい、と初めてこの会社で働きたい人をイメージすることができて、非常に有意義な質問時間になった。

面接官が社長ということもあり、この会社に利益をもたらす人材かどうか、また、自分との相性を見ているように思えた。具体的にしたいことがその会社にとって利益になるのかということを考えた方が良い。面接中は社長は基本的に笑わないので、焦って勝手に追い込まれがちだが、いかに自分を出せるかがポイントになる。緊張はしてもしっかり想いを伝えれば伝わると感じた。

夫婦での面接だったので、面接官同士は和やかな雰囲気だった。こちらが答えられない雰囲気を出すと、質問を変えるなど配慮をしてくださった。

この会社でしたいことはありますか。

私は新しいテレビの形を作りたいです。具体的には音楽フェスと連動したテレビ番組アプリの制作です。御社が数年前に立ち上げられた子会社で音楽フェスの運営を行い、その様子を御社で撮影・編集・放送します。スタジオ完備、イベント会社が子会社の御社ならではの新しい試みをぜひともやってみたいです。音楽フェスの楽しさをこれまで行ったことがない人、ある人問わず、感じていただけるようなものを作り上げたいです。アプリ内で開場を行き来する仕組みをつくります。

あなたがライブを撮影するならどのように撮りますか。

最近のテレビは音楽でなく、ビジュアルを取り上げることが多いと思っています。そのため、演奏者の顔ばかりを撮影するのではなく、手元やリズムを刻む足元なども取り入れ、視聴者にライブの盛り上がりや曲を楽しんでもらいたいです。この質問については深く考えたことがなく、浅い回答になってしまい、結果、それが見破られてしまった。しかし、それを責められることはなかった。詰めの甘さが目立った。音楽番組を多く制作している会社では必須の質問だと思う。