【金融と保険の融合】【21卒】明治安田生命保険相互会社の夏インターン体験記（文系/総合職）No.10275（法政大学/女性）（2020/7/15公開）

以前、生命保険の法人営業のインターンに参加したことがきっかけで、金融に興味をもっていたため応募しました。また、ESのみの選考にも関わらず優遇ルートに乗れることから、４大生保の中でもかなりコスパの良いインターンだという情報も事前に知っていたため、参加しました。

ESの内容はガクチカのみで、志望動機はなかったため、とにかくガクチカの精度を上げることに注力しました。ESを提出するのが早い時期なので、書いたものを大学のキャリアセンターや先輩に文章の構造や内容にわかりにくさや伝わりづらさがないか添削してもらっていました。

それぞれ担当になった部署によって変わる。海外事業部では、海外の保険会社のM＆Aの戦略を考える、ブランド戦略部では、若者をターゲットにどうやって保険商品を広めて行くかを考えるワークでした。

前半にやったこと

担当になった部署で働く社員さんから実際の業務内容や１日のスケジュールを聞き、その部署で働くイメージや仕事内容を明確にしていく。オフィス見学をしたり、内定者座談会なども行いました。

後半にやったこと

発表の準備が中心で、役割分担をしながら模造紙にワークで考えた施策や提案をまとめたり、発表の原稿を作ったり、実際の提案の信憑性を高めるために数値を出したりしていました。各部署の社員さんとの座談会もありました。

担当部署で実際に働く社員

タオルやボールペン

「提案されるお客様の立場に立ってもう一度施策を客観視することが大切」というお話が印象的でした。自分たちの視点だけで考える発想ベースの提案ではなく、こうだったらいいのにな、という実際に利用されるお客様の立場に立って考えた提案の方が説得力が増すと感じました。

時間が少なかったことです。５日間で２部署を体験したので、それぞれへかけられる時間が少なく、常にバタバタと準備をしていました。また、くじで班のメンバーが決まるため、発表の得意不得意や、プレゼンの上手い下手などに差があり、メンバーに関しては、運の要素もあると思いました。

一口に保険会社と言っても、やっていることは多岐に渡っており、会社のカラーや社員さんの雰囲気がよくわかったと思います。保険に直接関わること以外に、資産運用や、広報、海外事業など様々な体験ができたことは、企業理解にも繋がり大変勉強になりました。

どんな部署があって、自分は将来どんなところで働いてみたいか、それぞれの部署が大きくどのような仕事をしているのか少し調べるだけでも違うと感じました。

詳しい仕事内容について理解できたと感じたため。しかし実際はもっと地道な仕事や、細かい業務が多いと思うので、そこまで理解できたらより深い企業理解に繋がると感じました。本社を中心とした多くの部署に関わることができたのは、とてもよかったと思います。

インターンに参加していると優位だと聞いていたので、ある程度は内定に近いのではないかと考えたためです。しかし、職種によって倍率などがかなり異なると聞いたので、職種にもよるのではないかと考えました。生保の中では、学歴による違いは感じにくい会社ではないかと感じました。

社員さんの雰囲気や、会社の雰囲気が自分に合っていると感じたためです。フランクな雰囲気の社員さんが多く、生保の中では穏やかな社風なのではないかと感じました。学閥なども感じず、のびのびと働ける環境があると思い、その点が自分に合っていると思いました。

インターンに参加した学生は、本選考では面談が数回免除され、３回の面接で内々定が出ました。インターンに参加した学生にはきちんとフォローする、ということを人事の方もおっしゃっていました。

インターンに参加する前から金融業界を志望していました。インターンを通じて、金融への志望度がかなり上がりました。また他の金融業界との違いを詳しく知る必要があると感じたため、さらに多くの企業のインターンに参加することが必要だと思いました。また保険以外の銀行や証券などの金融業界もみてみようという思いも生まれました。

金融業界を中心に就職活動を進めるようになり、中でも保険業界の社会貢献性の高さや人の役に立っていると感じることができる点に改めて魅力を感じ、本選考でも損保、生保を中心に受けていました。また保険業界の中では差別化が難しいので、インターンに参加して実際の社員さんの雰囲気などを感じることが重要だと思います。