【22卒】ミナリスメディカルの冬インターン体験記（理系/研究開発職インターンシップ）No.14093（北里大学大学院/男性）（2021/4/21公開）

各自の発表後には、他の学生からの質問に答えるという形式だったのでそこで他の学生との関わりはあった。発表の仕方やまとめ方で研究活動にしっかりとりくんでいるかがわかった。

大きなテーマと自由な発表スタイルだったため、大変だったが、自由度が大きいからこそ、各自の考え方や、解決策の発表に絡める研究内容がわかった。また、個人的な感覚かもしれないが、大学名が有名な参加者の方になるにつれて、発表内容がユニークであったり、パワーポイントのまとめ方が綺麗だったため刺激になった。

各自が自分で自由に考えてるという研究職ならではのインターンだった。したがって、自分の研究内容に絡めての発表になるのが基本だった。他の研究職のインターンでも同じことが言えるが、研究職のインターンは、しっかり大学での研究に取り組んでいる方が楽しいし、入社後のイメージもしやすいと思う。

もともと研究内容と事業内容がすこし重なっていると思っていたため、インターンに応募したのだが、実際の事業内容を聞いてみたら、すこしズレていた。したがって、自分が大学で研究してきたことが生かせるかというと微妙だと感じた。また、会社名が変わるなどで、かなりゴタゴタしているイメージを見受けられたが自分のなかではマイナスだった。

事業内容や参加者を見ていた、診断薬のなかでも免疫抗体に関して研究している人、またはそれらに近いバックグラウンドを持っている人が有利だと感じた。自分は免疫関連に関してはそんなに詳しくないので、会社では強みが活かせないの選考に通るイメージが湧かなかった。

診断薬を用いている企業だとは知っていたが、インターンシップ参加により、予想よりも会社の事業が狭いと感じた。免疫抗体は強いと思ったが、それに集中している感じだった。免疫関連の研究はやっていない上、いろいろなことを駆使して研究したい自分にとってはつまらなく感じてしまった。

インターンシップに参加したからといって特に有利になるような体験、情報が出てきたわけではなく、特に関係ないと思う。人事の方も本選考については日程のみ述べただけで、他に何も言及はしていなかった。

インターン参加者だけの優遇は特にはない。早期選考やESの免除などはなかったし、インターン後の何かしらの連絡などもなかった。

元々、医療機器業界を志望していたが、ある、参加したインターンシップでは医療機器と診断薬の両方を開発、販売しており、そこから診断薬もすこし見るようになった。その中で診断薬を研究開発、販売している日立化成ダイアグノスティクスを知り、参加を希望した。日立化成という名前は聞いたことがあったので、とりあえず参加してみようと思った。

診断薬開発なら自分の研究も生かせるし、興味もあって参加したが、診断薬でも研究内容と関係ないものもあるし、具体的な働くイメージが湧かなかった。理系大学院はより研究内容と会社で何を生かせるかが求められるので、より自分の研究内容や使っている分析機器が、志望している会社で使われているかを調べて行った方がよいと感じた。