【未知の業界への挑戦】【22卒】東京海上日動火災保険の夏インターン体験記（理系/国内ビジネスコース）No.11825（東京大学/男性）（2020/11/27公開）

普段の生活であまりなじみのない損害保険業界の業務イメージをインターンを通じて掴みたいと考えたこと。優遇があると先輩から聞いたので何となく思いつきでエントリーしたところ、参加させていただけることになった。

自己分析が重要であると聞いたので、自分がどんな人間なのかということについてテキストにまとめて具体的なエピソードを列挙してみた。

ITサービスと保険商品の組み合わせた新規事業を立案せよ

前半にやったこと

前半は講義などがあり東京マリンのビジネスモデルに関する講義や、東京マリンがコンテンツマーケティングで取り組んでいること、今の課題などを共有してもらった。プレゼンに関係するテーマについての講演も行われた。

後半にやったこと

後半は3人ずつのグループに分かれてプレゼンの準備を進めた。テーマについては別のものが与えられ、複数の社員の前でプレゼンを行った。プレゼン後は世話係の若手社員からのフィードバックを受けた。

不明

なし

全体の議論をまとめていこうとする姿勢が大切であると言われた。また、新規事業を立案するというような場合は現状の何が問題なのかということを明確にすることが大切だと言われた。

プレゼンの中間報告の段階で社員から辛口のフィードバックを受けて大きく方向転換を迫られるということがあった。また、最終日のフィードバックでは抽象的なコメントしかもらえずにあまり今後の立ち居振る舞いに活かせるとは思えないように感じた。もう少し具体的なアドバイスが欲しかった。

損害保険業界のビジネスでは保険商品を時代の変化に合わせてアップデートしていくという意識が重要になるということを学んだ。また基本的なグループワークの進め方についても改めて学ぶことができたように感じている。他の学生と交流する時間もあってよかったと感じている。

保険商品にどのようなものがあるのか、あるいは共済との違いというような基本的な知識について勉強しておけばより理解が早かった。

ビジネスの内容自体にそれほど興味が持てなかったことや社員の方から有益なフィードバックを受けられなかったことからあまりこの企業で働いている様子を想像することができなかった。もう少し実際のタイムスケジュールに沿ったプログラムも体験したいと考えた。

グループワークでもその後のプレゼンでもファシリテーターとして貢献することができたと考えている。またプレゼンの質疑応答では社員の方から厳しい質問が投げられたが、即座に適切なレスポンスを返すことができたように記憶しているので、いい評価は得られたのではないかと考えている。

志望度が下がった理由は、社員の方が東京マリンのビジネスや業務内容に魅力を感じて入社した訳ではないような印象を受けた。会社の魅力について質問しても「人がいい」といったような抽象的な回答しか得られなかったことから、仕事自体の魅力があまり感じられなかった。

インターン参加者全員に対してフィードバックがあり、参加者限定の座談会が案内されるなどといったことがあった。また社員から今後も連絡を取っても構わないといったような話があった。

官庁や政府系金融を志望していたが、損害保険が他の学生に人気であるということからどういった仕事をしているのかという興味本位でインターンシップにエントリーすることにした。実際に政府系金融のイベントやメガバンクのインターンに参加することもあり、金融全体として強い関心を持ってインターンシップを探していた。それ以外にも職務の内容がイメージしやすいメーカー事務系のインターンシップなども視野に入れていた。

このインターンに参加してみて人気企業であるからといってその業務や組織が必ずしも魅力的であるとは限らず、ステータスや待遇だけを理由として志望したり入社していたりする学生や社員は想像していたよりも多いのだと考えた。そのため業務自体に魅力を持って働けるかという視点を持って就職活動を進めていきたいと考えるようになった。