【19卒】ＪＲ東日本びゅうツーリズム＆セールスの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6046 （2018/12/21公開）

志望動機、学生時代力を入れたこと、当社に貢献できるあなたの強みとその理由、これまで心に残った旅とその理由、１０年後どのように活躍しているか

手書きESであったので、目を引くものになるよう工夫した。図を利用し、色や絵を交え、自分が入社後やりたいことを可視化した。

SPIの対策本を繰り返し行い、スピードと正確性を鍛えた。筆記試験の対策として漢字等の確認を行った。

国語、数学、適性テストが合わせて２時間ほど実施された。筆記試験とはいえ、選択問題がほとんどである。

当たり前のことであるが、明るく、ハキハキ述べたことが最も評価されたと思う。また、ゼミでの活動を志望理由につなげられたのもよかった。

女性１名、男性１名であったが、お二人とも温厚な雰囲気で、相槌など交えながら学生の話を聞き出そうとしていた。

あなたの長所、PRできる点を教えてください

私には目標を達成するための計画力と実践力があります。高校時代には、メンバーを集めてチームを結成し、北陸大会出場を目標に、選曲から振り付け構成までをすべて行いました。約10ヶ月かけて１つの作品と向き合うため、短いスパンでの実現目標を明確にし、その目標を達成するための1日1日の練習計画を綿密に立てることが求められます。どうすれば人数の多い他のチームに勝つことができるか、思案と実践を重ね、目標であった北陸大会出場を果たしました。大学のゼミ活動では地域の問題を探るためには、様々な方々の声を聴くことが必要だと考え、自らアポイントメントを取り、町内の要所でアンケートをとったり、本音を引き出すため農家のお手伝いをさせていただいたりしました。その結果、現状の生活に満足している傾向のある住民、少子高齢化を心配する役場の方、まちの魅力が伝わりきっていない観光客など様々な立場の意見を聞くことができました。

今後弊社が行っていくべき課題はなんでしょう

人とまちをつなぐ鉄道や駅という生活に不可欠な交通インフラを日本全域に持つ貴社だからこそできる、それぞれの地域の魅力や特徴を最大化し地域に密着したまちづくりを進めると同時にそれらの魅力を発信し地域を越えた交流を図っていきたいと考えております。「行くぜ、東北」などで関東圏以外の地域にスポットを当てている東日本に比べ、西日本の多くの地域はまだまだ魅力を伝えきることができていないと感じます。「観光地を作る」のではなく、土地が本来持っている良さを引き出し、土地ごとの違いを明確化し色を出すことで、京都などの観光名所だけではなく西日本全域に人を呼び込み、活性化につなげていくことが必要ではないかと考えております。

最終面接なので、本当に志望しているか、内定を出した場合来てくれる学生なのかを見ているように感じました。

厳しく静かな雰囲気だった。旅行会社を志望する理由、その中でもなぜここなのかを重視されているように感じた。

なぜ旅行会社を志望しその中でもびゅうなのか

旅行会社全般を志望しているわけではなく、貴社を志望しています。といいますのも、貴社は「観光業でまちを活性化する」ことができると考えているからです。ゼミ活動では長野県にある町と関わりながら、町の課題を探り解決方法を考える取り組みを行いました。人口減少が進む松川町の現状に対し、マップ作りや地域グルメの広報に取り組みましたが、住民、役場の方にお話を伺う中で、立場によって思いが異なり、特に住民は現状を維持して平和に暮らすことを求める傾向があると分かりました。それ以来地域住民の幸せの維持と観光業の成功の両立は可能なのか考えるようになり、観光まちづくりについての研究を始めました。これらの経験から、「まちに関わる全てのひとが幸せであること」を考えるようになりました。貴社に入社すれば、まさにこのまちに関わる全ての人が幸せであることを達成することができるという思いから志望いたしました。

学生時代最も力を入れたこと

最も力を入れたのはブラスバンド一般チームの活動です。昨年はパートのリーダーを務め、年齢や価値観など全てが違う20名の気持ちを一つにまとめるため奔走しました。まず、皆がそれぞれ何を感じどのような思いを持っているか違いや共通点を共有した上で活動をはじめることが重要だと考え、シーズン初めに皆の思いを自由に発言できる場を設け、全員が納得できる1年間のパート目標を設定しました。 それを元に短期間での目標、それを達成するための練習計画を明確化し示すことで、皆が先を見通しやりがいを感じながら活動できるようにしました。何より意識したのは「自分１人で全てやろうとしないこと」です。自分の弱みを見せることを恐れず自然体で正直にひとりひとりと向き合うことを意識し、皆の力を借りて練習を進めた結果、大会金賞を得ることができました。この経験から、人を巻き込むことの重要性と、信頼してもらうための人との接し方を学びました。