【自己理解を促す体験】【23卒】日本たばこ産業の夏インターン体験記（理系/早期internship）No.30718（非公開/男性）（2022/11/15公開）

就活を始めたての時期であったので、業界・職種問わず色々な募集を見ていた。エントリーシートの設問内容が他社のものと比べ独特であったので、興味本位で出してみたところ通過することが出来た。一次面接において、社員さんの話しやすい雰囲気に惹かれたことから、インターンへの参加を決意した。

インターン特設サイトを熟読し、求められる人物像を把握しておいた。また、就活会議やワンキャリアなどの体験談を基に、質問内容とそれに対する回答を考えておいた。

就活用の理論武装を嫌っている風潮があるので、話を綺麗に作り込もうとするよりも、自身の経験や学びを率直に表現することが重要であるように感じる。

「わたしを知る」というテーマでのグループワーク

全体での説明→個人ワーク→グループに分かれて発表→グループ内での質疑応答、の流れが3セットあり、最後には交流会として社員・学生と食事をした。

業務内容に関して、ワーク中では全く触れられなかった。交流会では仕事の流れなど、質問することが出来た。

「わたしを知る」というテーマでのグループワーク

1日目にやったこと

全体での説明→個人ワーク→グループに分かれて発表→グループ内での質疑応答、の流れで、自分の好きなものをたくさん書くワーク、事前に届いた粘土を用いて「ワクワク」を表現するワーク、自分の人生の年表を書くワーク、が実施された。

人事部

なし

4人のグループにつき社員が1人ついてワークを進める形だった。学生の発表に対して、考えを引き出し、自己理解を促してくれるような効果的な質問を社員がしてくださった。

各種グループワークにて、発表に対して鋭い質問や意見を頂くことあり、その度に「自分」について深く考えさせられた。これを紐解いていくのは大変な作業であり、かつそれを初対面の社員や学生にわかりやすく伝えるというのは、非常に骨が折れる仕事であった。

グループ内で順番に発表をし、他の学生が必ず何か質問、感想を述べるというような形であった。他の優秀な方の視点を知ることが出来、自己理解に対して非常に有効であった。

自分はどんな人間なのか、どんな瞬間にワクワクを感じるのか、どのような存在になりたいのかなど、をたくさん考えさせられ、自分に対する解像度が上がった。特に、社員や初対面の優秀な学生の視点を取り入れることが出来たので、独力や大学の友人と一緒に自己分析を進めるだけでは得られない効果があったように感じる。

特に準備が必要なインターンという感じはしなかったが、自己分析をある程度やった上で参加することが重要だと思う。

あくまで「自己理解」を目的としたインターンであるので、会社や働き方についてはほとんど知ることは出来なかった。これに後続するインターンでは、より会社の製品に関連したワークが予定されていたので、それに参加すれば働いている自分を想像できるかもしれない。

インターン終了後に、後続するインターン（通常は選考がある）の参加パスがメールにて渡されたことから、一定の評価はしていただけたのだと考える。一方で、私の就活の軸と照らし合わせたときに、業界や職種がマッチしないことから、内定を獲得することは難しいと考える。

社員の人柄の良さによって、志望度は上がった。フランクで温和な会話を主軸としながらも、考えには芯があり、鋭いご指摘を頂くことが何度もあった。心理的安全性を保った状態で、自己成長に繋げられるような環境なのかなと、インターンを通して社員と交流する中で感じた。

このインターンでは本選考には全く関係がありません、と口酸っぱく話されていたが、インターン終了後に後続するインターン（通常は選考がある）の参加パスが渡されたことから、間接的には一定有利になると考えられる。

インターンシップ参加前は、漠然とWeb業界とコンサルティング業界を検討していた。理由としては、自身の専門分野であるデータ分析を生かせる職種があるからと感じたからである。一方、就活早期の段階であるため、あまり視野を狭めるのは良くないと感じ、幅広くいろいろな業界・企業を調べつつ、インターンへの応募・参加をしていた。

インターン参加を通して、自分はどんな人間なのか、どんな瞬間にワクワクを感じるのか、どのような存在になりたいのかなど、自己理解に繋がることを深く考えさせられた。それを通して、単に〇〇業界に入りたいという見方ではなく、どういったサービスや案件に仕事を通して携わりたいのかをじっくり考えるきっかけになった。