【季節を彩る提案力】【20卒】大王製紙の夏インターン体験記（文系/総合職）No.8190（法政大学/男性）（2020/1/29公開）

今迄は、年収の高い企業を中心に見ていたが、年収ではなく面白そうな仕事に就いてみたいと考えたために、様々な業界の一部上場企業のインターンに参加しようと思い、この企業は製紙業界において大手企業なので応募しました。

インターンに参加するためには、エントリー時に簡易的なESを書かされたので、就活サイトを参考に自分の考え等を書いた。エントリーシートは友人等に添削して貰う程度で特に力を入れたわけではない。

大王製紙の仕事内容と営業体験【POP提案棚割り提案】

1日目にやったこと

大王製紙の業界研究と歴史を学び、実際に使われている紙を使い雑誌に一番見合った紙の提案
午後には、マツモトキヨシ等のドラックストアへの棚割り提案とPOP提案、最後に現役社員との座談会を行い終了。

営業の社員

なし

提案する時には、季節を考えてその季節に考えられるシチュエーションを想像してPOP提案と棚割り提案を行うことが一番大切であるということを教わった。
例えば、私の班では秋をテーマとして、ウエットティッシュや消毒用のペーパーを運動会のPOPと一緒に提案するというものであった。

班でのグループワークは、積極的に発言する学生が多く、内容も必ずしも正解があるものではなかったために、話がまとまらずにとても大変であった。POP提案にも自らテーマを決め、営業社員と他の学生に発表するまで、30分程度しかなくタイムスケジュールがとても大変であった。

売れるものは、季節や環境によって左右するので現在の流行を把握しておく必要があるということを学べた。さらに棚割り提案では、いかにPOP提案との関連性が必要であるかも理解でき、棚には出来るだけ自社製品を置けるような棚割り提案とPOP提案を行えるか、また自社の製品だけではなく、そのドラックストアなどの小売店の売り上げも考えて他社の製品も織り交ぜて提案しなければならないという営業も難しさも学べた。

特に、勉強しておいた方が良い事はないと思う。
業界研究等を行っておいたら、より大王製紙の競合他社との差異も理解できたのではないかとは思う。

実際にインターンでは、小売店のバイヤーに提案する営業体験は出来たが、業務用の営業体験は出来なかった。
業務用営業が半分程度配属されるという話が現役社員からもあったので、業務用の営業体験も行えると良かったのかもしれない。
座談会もあまり深く業務体系について教えてもらえなかったので、イメージが湧かなかった。

インターンシップ後にこの会社を受けたいと思わなかったが、もし受けたとしても内定は出ないのではないかと感じた。なぜなら、愛社精神がかなり必要な気がしたからだ。座談会での社員にしても他の企業も社員よりも会社のいいところしか言わず、私は愛社精神を持たないわけではないが、冷静に捉えるタイプなので、このような会社の雰囲気には私は合わないと感じたからである。

他の競合他社と比較して強みが見えず今の業界の位置に甘んじている気がした点や、特に業務内容も興味を湧く内容でなかった点が志望度を下げた。特に、メーリスに登録するはいいが特にお知らせもなく、私が覚えてる範囲では内定式の写真が送られてきて、このような感じです。といったお知らせしか来ず、本当に採用活動をしたいのかと疑うレベルであった。【もしかしたら、インターンで優秀と判断された学生にはアプローチはあったのかもしれないが私はなかった。】

特に、メーリスも機能しておらずその後のフォローアップもなかったので有利にはならないと感じた。インターンで学んだ大王製紙の歴史についてもホームページを見ればわかる程度なので必要ないと感じた。

6月からインターンを探しており、初期には年収の高い金融業界【主にメガバンク、損保等】と総合商社に行きたいと考えていたが、年収が低くても面白い業界があるかもしれないと考え、様々な業界のインターンに参加しようとしていた。なので特に志望している業界はなかったが、一部上場企業という点は譲らずに就職活動を行うことは決めていた。

インターンに参加し、製紙業界は就職活動から外す事を決めた。ほかの同業他社のインターンに参加した際には別の考えを持ったかもしれないが、基本的に業界の業務内容等は似ているので、外した。しかし、大きい金額を動かすことに対してはとても面白く感じていたのでやはり大手の一部上場企業を中心に就職活動をしようと考えた。