【未来の百貨店を創る】【22卒】そごう・西武の夏インターン体験記（文系/総合職）No.16585（武蔵野美術大学/女性）（2021/8/6公開）

百貨店業界に興味があり、実際に働く方々のことや業界のことを知りたかったから。また、自分たちで催事を企画する内容だったため、将来携わりたい仕事に近く、挑戦してみようと思った。さらに、数日間に渡ってグループで活動することから、グループワークの経験を積むことができるため。

事前に業界研究や自己分析を通して、なぜ自分が業界に興味を持ち、インターンに参加しようと思ったのかはっきり理由を伝えられるようにした。また、実際に店舗に足を運び、ESには具体的な話を盛り込むようにした。

私が参加した回は22卒向けの初回だったため、ESと適性検査の選考だった。内容は参加志望の理由だった。「なぜ」を伝えることが一番必要だと思う。そごう西武だから、というのはあまり重視されていなかったように感じた。それ以降の回は、録画面接の選考だったようなので、次年度以降はそちらの準備をしたほうがいいかもしれない。また、本選考も録画面接のフローがあった。

横浜店の新規催事企画立案/企業・業界説明/実際に店舗で働く先輩方の講義/内々定者との座談会

企業・業界説明→グループワーク(3日間)→プレゼン(最終日)→内々定者との座談会

業界・企業理解・特性、主な業務内容、市場調査や競合調査の考え方

横浜店で行う催事企画を立案

1日目にやったこと

企業・業界説明、横浜店の特性などを講義を通して学び、テーマ発表がされた。後半はグループワーク。簡単なゲームを行うなど、学生同士の緊張を解くような進行だった。グループは3〜4名。

2日目にやったこと

主にグループワークの続き。各グループに内々定者がついていたため、相談に乗ってもらいながら進行。私のグループは企画をまとめるところまで進めた。若手社員の仕事説明の講義もあり、具体的に入社した後の様子がわかった。

3日目にやったこと

朝から発表へ向けプレゼン資料の作成、リハーサルを行った。発表は人事部をはじめとする社員と参加学生の前で発表。1位の発表と各チームのフィードバックをいただいた。最後は内々定者との座談会。

人事部、売り場担当者など

そごう・西武のグッズが郵送されたようです。私は優勝できなかったのですが、参加者特典で他のグッズをいただきました。

社員の方とは個人的に話す機会はなかった。講義や説明、プレゼン発表の時くらいだったように感じる。関わる機会は少ないが、インターン終了後に社員の方と内々定者からフィードバックをいただける。

グループワークは百貨店業界に興味がある人とそうでない人の知識や認識のギャップがあるため、話のすり合わせには注意した。チーム内の学生同士がモチベーションが違うと話が噛み合わず大変だと感じた。参加日程のほとんどは学生としか関わる機会がないこと、深く話せる人が社員ではなく内々定者なのはどうなのかと思う。インターン参加学生は早期選考に参加できるが、これも業界に興味がない人もとりあえずで受けるため、本選考のグループワークも大変に感じた。

グループワークだったため、同じグループの学生とはかなり話す時間がある。しかし、内々定者がいることやオンラインだったため、個人的な話はなかなかしづらかった。他グループの学生には百貨店業界に興味を持つ学生がいたため、プレゼン時にもとても学びがあった。

百貨店業界の仕組みや特性について学ぶことができ、その中でも電鉄系百貨店であるそごう・西武の特徴を知ることができた。また、一緒に目指している学生の雰囲気や働いている方の様子がわかり、実際に働いている自分の姿を想像することができた。そして、グループワークの練習にもなったのがよかったと思う。

出かけづらい状況ではあったが、実際に店舗見学しておくべきだったと思う。近所の店舗は見学していたが、課題で対象だった店舗には行ったことがなかったので、企画を進めるのが難しかった。

私は催事の企画に興味があったので、新規企画を立案する体験を通して、実際に企画を考える上で考えなければならないことを学ぶことができた。また、人と企画を考える経験を積めてよかった。しかし、オンラインだったため、リアルな会社の雰囲気は掴み損ねたかもしれない。

選考において個性を尊重してくれそうな雰囲気であったため、内定を出す判断基準がわからなかった。また、優勝したからとしても選考に有利とは思えなかった。内々定者と話していても、志望動機や目的がバラバラだったため、選考に関してどうなるか全く見えないと感じた。

元々身近な百貨店であったため志望度は高かったが、インターンを通して志望度が変わることはなかった。今後お得意様に注力していくという話を聞いて、これから入社してやりたい仕事ができるのか不安になった。課題を通してやりたい仕事がはっきりわかったので、この会社で挑戦してみたいという気持ちは高まった。

インターン参加者の懇親会では、自己PRなどの選考の対策を行った。また、参加者全員早期選考に参加できる。しかし、早期選考に参加しても、通過率は高くないように思う。

百貨店業界に興味を持ち、百貨店を中心に受けるつもりであったが、情勢的にこれから落ち込んでいくのがわかっていたため、どうしようか悩んでいた。その中でも、地域の中心である百貨店の像に憧れがあり、電鉄系百貨店が第一志望であった。就活を始めたてだったので、業界への理解は深められておらず、理想ばかり考えていたところはあると思う。

インターンに参加し、目指したいのは百貨店業界であると改めて実感した。内々定者の皆さんも「これから盛り上げていきたい」と話しており、志は捨てなくていいを思った。しかし業界への不安も捨てきれず、やりたい仕事ができるのかわからないため、百貨店に入っているテナントや施設管理など、関係する会社も広く見ようと思った。自分で営業に赴くより、来てもらう方があっているとも感じ、販売職も考え始めた。